新たな出会い(2)
みんなと別れて俺達4人は金の迷宮に向かった。
入り口付近でカー子が話しかけて来た。
「カイト!懐かしき友の気配がする。会ってみるか?」
カイト「話せる魔物か?」
カー子「魔物ではない!」
漫才の始まりそうな気配に珍しくリュートが止める。
リュート「強そうな気配がする。」
しばらくすると白い霧に包まれる。
「八咫烏ともあろう者が人に飼われるか?面白いのう‥むっ!お主…強いのう⁉︎」
大きな白い虎が姿を現し、リュートを見つめる。
「お主強いのう…ワレと闘え!」
リュート「いいぜ!お前に勝って俺のペットにしてやるよ!」
不敵に笑うリュートはすごく楽しそうだ。
それに従獣が虎とかカッコいい!
リュートは腰に差している和泉守兼近を俺に渡し拳で闘うみたいだ。
リュートは身体に風を纏い、動きそのものが見えなくなる。同時にホワイトタイガーの姿も消え闘いの音だけが木霊する。目で追えない為捜索魔法で検知する。それでも追うのに集中しないと見失う。
そんな状態で時間だけが過ぎて行く。
1時間程経った頃闘いは終わった。
ホワイトタイガーは左の大きな牙が折れ、爪も剥がれている。リュートは見るも無惨な姿
全身血だらけで身体中切傷だらけ
「ハハハ‥ハハハ…これほど強いとは…しかもまだまだ強くなる…楽しいのう…」
リュート「まだまだやれるぜ!俺もめちゃくちゃ楽しい」
リュートの目はまだまだやれるって目をしている。
「気に入った。人間よ。お主の従獣になってやろう!お主と居ればもっと楽しそうだ…ハハハ」
リュート「今は受け入れてやる。けど、絶対お前より強くなってやるぜ!」
こうしてリュートの従獣になったホワイトタイガーを連れて迷宮攻略に行く事になった。
カイト「なぁリュート、名前をつけてやれよ!」
リュート「そうだな…白い虎だから… … シロだ」
なんと・・・
シロ「ほぅ、シロか…気に入った」
おぃおぃ!それでいいのか?ホントにいいのか?
本人達がいいなら…いいけど…
お互いボロボロになっていたので治療する事にした。傷は無くなったが体力をだいぶ消費したらしい。そりゃそうだ。全力で1時間程闘ってたんだ。
迷宮攻略は明日からにして今日はここで野営だ。
金の迷宮は最下層がわからん。誰も攻略した事がないからな。情報もない。
とりあえずアタックだ。
カー子とシロはずっと話をしていた。
リュートはすぐに寝付き、アリスには酔っ払って絡まれ、リンはリュートと添い寝した。
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