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目標


翌朝…

「おい!カイト!どうしたんだ?なんか自信に溢れてる気がするぞ!」

「あぁ〜俺は大人になったんだ!」

「ほぅ…俺も昨日大人になった(笑)」

2人はニヤニヤしながら愛について語った。


日課となった瞑想しながら魔素を体内で循環していく。丹田に魔素を収縮し限りなく圧縮していく。

次は短剣で素振りをしていく。

幼い頃はビューン、ビューンという音だったが、今はヒュッという音に変わっている。それほど剣の動きは速くなった。

「朝から元気ね。それにユキさんとやったんだって!どうだったの?」

「恥ずかしく言えねぇーわ!」

「アリス!お前こそアーリさんと何してたんだよ!変に色っぽい声がしてたぞ!」

リュートはニヤニヤしながらアリスをからかう。

…真っ赤な顔のリンは下を向いてる…

「ちょっとリン!そんな顔してたら勘違いされるからやめてよね!」


「おいおい!ガキ共!下世話な話してんじゃないよ!撤収して帰るぞ!」


帰る道中も魔物を倒しては回収するを繰り返した。


無事にギルドに帰ると回収した魔物を売却する。


ゴブリン30体、ボア50体、ウサッピー15匹、コッケ10羽、オーク50体

薬草2k、アナタケ5k、ビーミツ3kの成果

初体験…ゲフン、ゲフン‥初任務は大きな成果をおさめた。

金額は全部で6万ウェイ


それぞれの装備やマジックポーチ、野営資材を購入するにはまだまだ足りない。


天使の華はギルドから護衛任務の報酬として30万ウェイを受け取っていたが、4人は知る由もない。


ユキはカイトと一緒に宿屋に泊まる事になった。

ジェイミーはリュートと。


アリスとリンはアーリと一緒に酒場で飲んだくれた。


それから数ヶ月は近くの森で魔物の討伐、野草などの採取をして着実に資金を貯めていく。


[LARKラーク]はFランクからDランクまで上がった。4人もそれぞれDランクになった。


Dランクからは迷宮に行けるが装備の整っていない4人は目当ての装備を購入し準備万端にしてから迷宮に挑む事にした。


カイトは武器屋のおじさんに薦められた水属性の付与された流線が美しい蒼剣と土属性の付与された頑丈だが軽い刃渡りの中央に茶色のラインが入った鳶剣を買う事にしている。どちらも一点物らしく取り置きしてもらっている。全部で750万ウェイ…

…まだまだ手が出ない…

リュートは風属性が付与され握る部分に白い家紋の装飾が入った和泉守兼近という一点物の刀を買うと決めている。こちらは840万ウェイ…

…まだまだ手が出ない…

アリスは火属性が付与され紅い槍纓がついた守護槍蜻蛉切という一点物の槍を買うと決めている。これは1020万ウェイ…

…まだまだ手が出ない…

リンは闇属性が付与され投げても手元に返ってくる短剣を5本買った。この短剣は刃紋が銀色で刀身が漆黒、握り部は紺色に鳥の模様が施されている。

他には防御用の胸当て、小手、脛当て、兜など買う物は多いしとてつもなく高い。それに野営資材

1番高いマジックポーチは2500万ウェイ…

「最優先はマジックポーチでいいよね?それまでは地道に稼ぐしかない」

「そうね。それまではこの短剣で頑張りましょ!アーリさん達が任務ない時ポーチ借りる?」

「ポーチを奪われたりしたらみんな首括らなきぁならないぞ!ムリムリ…」


「薬草とかアナタケって高く売れたよね?採取を増やせば稼げるよね!」

「ジャイアントベアとか高く売れるけど危ないからなぁ」



カイト「人の治療ってお金を稼ぐ方法として良いと思わないか?どう思う?」

アリス「どうだろう?私達は自分のちょっとした怪我とかなら治せるけど、他人は無理だし、カイトだけに負担かけそう」

カイト「負担じゃないよ!もう少し極めれば欠損部位も治せそうなんだ。ギルドには負傷した冒険者がよくいるよね。人を助ける事にもなるし、自分の技術も上がる。一石二鳥だと思うんだけど」

リン「カイトがいいなら良いんじゃない⁉︎」

カイト「じゃギルドに言っておくよ!」

目標も決まり、やる事も見えた。後は稼ぐ。

『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしております。


今後も本作を書いていく強力なモチベーションとなります。感想を下さった方、評価を下さった方、本当にありがとうございます!

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