鉱山の主
野営を撤収し、鉱山の中腹にある採掘場まで前進した。
もちろん従獣達は慣れるため人型だ。
採掘場では指定された鉱物をそれぞれ採掘し、少し多めにとった。
しばらくするとリンの検知範囲に反応があり、それは鉱山の頂上にいるようだ。
(カイト)
「この強さならドラゴンか?」
(ライ)
「気になるならば行ってみようではないか⁉︎」
(リュート)
「強いな、ワクワクしてきた!」
カイト達は頂上に歩みを進める。
鉱山の頂上は見渡す限りの平地となっており、その中央に遠目でもわかるほど巨大なドラゴンが鎮座していた。
恐る恐る近づくと途中で鋼の刃が地面から迫り出し、その進路を妨害する。
鋼の刃を避けつつ近くまで行くとドラゴンは大きな口を開け、その口から鉄球や鋼鉄の剣や鋼の鋲を吐き出した。
それぞれが躱し攻撃に移ろうとした時
(ライ)
「久しぶりじゃのう!」
(ドラゴン)
「久しぶりだって?誰だい、アンタは⁉︎」
ライは本来のドラゴンに変身する。
(ライ)
「ワシじゃ!サンダードラゴンじゃ」
(ドラゴン)
「え〜さんちゃん⁉︎びっくり!」
(カイト)
「おい!ライ、知り合いか?」
(プレートドラゴン)
「ライ⁉︎さんちゃん、ライって呼ばれてるの?それにまさか人に飼われた⁉︎」
(ライ)
「飼われてはおらん。仲間だ!」
(カイト)
「そう!仲間だ!お前も仲間になるか?」
(プレートドラゴン)
「楽しそう!なるなる!どうやって仲間になるの?」
(ライ)
「簡単じゃ!もう仲間だ」
(プレートドラゴン)
「えっ⁉︎ありがとう⁉︎仲間だね」
こうして鉱山の主を仲間に迎え、下山してナンカイの元へ向かう時、プレートドラゴンは一緒に旅には行かないそうだ。サイズ変更は出来ないし、何より面倒くさいのが1番の理由だ。ただし、仲間であるため、何かあった時はお互い助け合う約束はした。
カイト達はナンカイの元へ行き、必要な材料を渡し、完成を待つ状態となった。
完成を待つ間は各人自由行動
アリスとリンはマグとカー子を連れてヘイメスと一緒に行動
リュートとシロは島の酒場を制覇すると宣言して飲んだくれの行動
サーシャはライと共にプレートドラゴンの元で遊んだ。
カイトはマイクとヤッケルの家を訪れ、農地の見学と農業の意見交換をした。
この時、農地の土壌改良と豊作の加護⁉︎を施した。後に、毎年豊作と質の良い農作物によりマイクとヤッケルの農場は有名となった。
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