New Tribe Act.3
タクさんの指示で海兵隊達の銃の最終チェックをガンレンジ2本使って行う。
4人全員にM4系列のKRYTAC社のTRIDENT MK2 PDWを手渡された、かなり奮発したなぁという感想だ。海兵隊達は手渡されたM4に持ち込んだ光学機器を取り付ける。
ただジョニー(ランボー似)はM4ではなくM14を所望していたため、それはちゃんと調達するとタクさんが約束した、タクさんは口約束でもそういうのは律儀に守るところが好きだ。
海兵隊達も行儀もいいし何だかんだで紳士なのがよかった。どっちかというと王子が女装だということに衝撃を受けている。
宗教的に云々よりも単純にアレの股にナニがついてる想像が出来ない。それぐらい整った容姿なのだ、本当に同性にしかみえない。
今回は新堂サンのチームと海兵隊の共同戦線なのだそうで今回わたしは見学に回れとの事だ。
「レンジ空いてるか?」
「あ、はい空いてるっス。手前使ってください」
振り返って驚いた、目の前には凄いゴツいアーマーを着込んでメットまで被った謎の人物がいた。アーマーは胸部は基本として肩から腕、足元は左右の太腿、股間部分が分割されたレベルⅢないしレベルⅣクラスのボディアーマーを着込んでいて、頭部はメットともう1枚首元を一周する様に黒いシールドがある、シールドの都合上顔や表情は伺えないが佇まいからは只者ではない雰囲気を出している。
アーマー男(仮)は一番端のレンジに立ってから銃の支度をはじめた、銃はミニミだ。
ミニミの支度を終えるとわたしに「最長設定でブルズアイを頼む」とだけ言ったので15メーター、ブルズアイで的を設定した。
何気なくコンピューターでアーマー男の射撃を見たら最初の数発を外した以外は100発以上必中、具体的にはブルズアイターゲットの真ん中に当てている。その最初の数発も的からは外していない。
それでレンジの方を見たらアーマー男はなんと腰だめ撃ちでそれをやってのけていたのだ。
隣のレンジを使っている海兵隊のエドが驚いた顔でアーマー男を見ている、エドの驚き顔は短時間でさんざんみたが見ていて飽きが来ないのがズルい。
アーマー男はボックスマガジンの中身を撃ちきった後にサイドアームであろうPX-4の射撃を1マガジン分行ってから、バッテリーとマガジンを抜いて片付けてから海兵隊を一瞥すらせず休憩室に戻った。
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結局加藤さんと部長は参加しないままサバゲー部との対決がはじまった。加藤さんは家に帰ったとの事で不参加、部長は連絡がつかないままである。
場所は大学の向かいにあるサバゲー部のクラブハウスだ。倉庫とその敷地内に別な建物が併設されている、一見するとただの会社のようにみえるが中の設備はかなりすごい。通されたラウンジにはソファーセットやバーカウンターが併設されていて、そこからはシューティングレンジが見える。
僕、シイちゃん、ヨウちゃん、店長ちゃん、ジブリール、シャルロットとヨウちゃんが呼んだ助っ人で丁度7人だ。
相手は例の3人と外国人の4人、4人は昼間後藤さんに率いられていた米軍だ。
ゲームの内容はフラッグ戦1本勝負という事だ。
「エリ達はいいとしても軍人相手なんて聞いてないわよ!」
田所さんがタクさんに訴えた。
「いいじゃねぇかよ、はじめて米軍と銃撃戦やる名誉ってのをくれてやるんだから」
「まぁオマエは慣れてるだろうから特に感慨もねぇわな」
田所さんが言葉に詰まった。
なんだろう加藤さんってヒール演じる時は演じるけどそうじゃない時はそう、悪い人間じゃないんだなと思った。そういう所は部長と似てる気もする。
あと考えてみれば部長と対決した事はあるけど共同で戦った事ってないなぁと思ったりした。
「中見ていい?」
店長ちゃんがサバゲー部の人に中に見せるように頼んだので、僕たちも中に入る。
予想以上によく出来たフィールドだ、遊びは無いが戦術的な訓練という意味ではよく出来ている。
隠れる場所は多数あれど絶対安全という場所は見当たらない、少なくとも3方向以上から隠れられる障害物は無い、そういう意味では上下セットではじめて意味を成すフィールドだ。
また観戦席兼控室として2階建てのプレハブがスタート地点の横に2ヶ所ある。1階が控室で2階が観戦席だ。
そしてチーム2側の控室に入った、すでに先客がいるらしく端っこにバックが積んである。
そして端っこの椅子に凄い重装備の人が腕を組んで座っていた。防弾レベルⅣクラスアーマーとフリッツヘルム、首周りのアーマーのおかげで顔は見えない。一瞬置物かとおもったが僕たちを一瞥したので中身はちゃんと入っているらしい。
「先輩、今日はよろしくね」
ヨウちゃんが彼に挨拶したのでその人物が例の助っ人なのだろう。
「もしかしてジャガーノートさんですか?」
シイちゃんが聞いた、彼は頷いた。
「ジャガーノートさんって?」
「吾妻君は知らないだろうけど、先輩はSNSでちょっとした有名人なんだ」
「それほどの者ではない……」
低く、重みのある声だ。
「みんな今日装備何持ってきた?」
真ん中の机に各々装備を展開する。
シイちゃんは前買ったXM-8とM93、田所さんはM4のカスタムとベレッタPX-4、店長ちゃんはL96らしきライフル、ジブリールとシャルロットは今日買った装備、ジャガーノートさんはミニミと田所さんと同じくPX-4だ。
僕はガンケースをそこに置いた。
「え、吾妻くんメインアーム持ってきてないの?」
田所さんが少し呆れたように聞いた。
「まだ選んでる最中なんだ、お金もないし」
それに加え自分でも驚くほどに疑問なのだがタクティカルマスターだけで満足しているのだ。
田所さんを中心として作戦の再確認を行う。
「先輩のためにもう一度確認するけど……」
そこから作戦の再確認を行う。
「ハイ、じゃあ女子は奥で着替える!」
ヨウちゃんの合図で女子達は奥に行く。
「僕このままでいいからここ待ってるよ」
「シャルは着替えてきなよ」
ジブリールはその場に残ってブレザーの外側に肘膝、頭部にプロテクターをつける変な組み合わせに見えるがここまでキッチリ来たらもはや一種のアクセントに過ぎない。
僕はマスクを装着し、ジャガーノートさんも立ち上がり装備の最終点検を行う。
女子たちが戻ってくる、シイちゃんはジャージ姿にポンチョでヨウちゃんはシティカモの上下のボディアーマー、店長ちゃんはOD、シャルロッテさんはロシアっぽい迷彩の上下とチェストリグに着替えてきた。
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わたしは機材が置いてある関係からBチーム、つまり研究部会側の観戦席でタクさんと一緒に試合の観戦をする。タクさんは妙にウキウキしているみたいだ。
わたしの推測では正攻法では向こうに勝ち目はない、海兵隊達もそうだが新堂サン達の装備が厄介なのだ
本人たちが話してたのを盗み聞きしたのだが新堂サンはじめ高津、井之上の3人共にAA-12のドラムマガジン装備、しかもホップアップが全部上を向いているというカスタムだそうだ。
AA-12というエアガンに関する情報として重要なのは銃本体のあまりの性能の高さに持ち込み禁止の大会やフィールドが幾つもある、その強さの主因は3発同時発射のフルオートという点に集約されている、つまり普通の銃の3倍撃てる、3倍強いとは言わないがそれだけでも強い。
ドラムマガジンはその弱点の装弾数の平凡さを解消していて、マガジンのチェンジが不要で銃は重くなったが予備マグというデッドウェイトとマグチェンジという動作を廃した事で相対的に身軽という事だ。
さらに問題なのはポップアップ全部上向きという事だ、AA-12はフルオートショットガンという事でポップアップが3方向に別れている、それはAA-12の強みでもあるが同時にウイークポイントでもある、ポップアップが全て上向きという事は近距離戦での強みはなくなっているがあきらかに通常の3倍に近づいているということだ。
「ああ、そうだ。こうしてサシで話す機会無かったから聞くけどさ、オマエ彼氏とかいんの?」
「えっ?」
「いや、オマエ自覚ねぇだろうが中々美人だから何だかんだで狙ってる奴多いぞ」
「あ、はい」
「そろそろ始めよう」
滑川先輩が部屋に入るなりパソコンを広げて作業を行う、窓の横にあるモニターにフィールドに置いてあるカメラ映像が4つのモニターに16分割で映る。これはあくまでサムネイル程度の役割で映像を見る時は別の端末をつなげて使う。
「データは?」
「折角だから残してくださいよ」
「こっちの装備」
「新堂サン達3人共にAA-12、海兵隊は4人がKRYTACのTRIDENT MK2っス」
滑川先輩は舌打ちして「あいつらマジで殺る気かよ」呟いた。
「タク、こんなんデータにならんぞ」
「まぁ減るもんじゃないしハードディスクの肥やし程度に残してくださいよー」
滑川先輩も諦めたのか納得したのかそれ以上は何も言わずにデータ収集の作業に入った。
『B完了したわ、いつでもどうぞ』
『AもOKです、加藤さん』
「データ収集、いつでも出来るぞ」
「タグの番号はA1、2、3が新堂組、4から7は海兵隊にしておいた。向こう側にもタグ付けしたぞ」
加藤さんが滑川先輩のパソコンを覗く。
「吾妻め……お前の強さ、確かめさせてもらう」
わたしはその名前を聞いて少し驚いた。
タクさんは襟を整えて双眼鏡のチェックをしてから、無線のスイッチを入れた。
「On your mark, get set, go!」
ポリカーボネートの向こうで2つのチームが動きはじめた。
その瞬間わたし達はトンデモナイ光景を目にした。
なんと櫓同士で銃撃戦が始まった。見ていた感じでは向こうからの一方的な狙撃に海兵隊達が応戦しているに過ぎない。ただ海兵隊の銃撃はアクリル板に遮られているのに対し相手側の銃撃は何故か届いているらしく1人脱落させた。海兵隊はアクリル板で銃撃が遮られるとわかると即座に次の行動に移行した。
わたしは驚きを隠せなかった、滑川先輩も「なんだよこれ……」と呆然としていた。
「A2番脱落、B損害なし」
「A1、A3が櫓を降りた、まじかよ!」
「あー井之上も脱落してんな……」
「誰だよ狙撃してんのは?」
タクさんは滑川先輩に聞いた。
「B5、櫓で狙撃してるヤツ」
滑川先輩は冷静に状況の説明を続ける。
「滑川サン、構造上から櫓から櫓直で狙える場所はあったっけ?」
「吉田のお墨付きもあって無いはずだ」
「有無自体よりも初見しかもアウェーのフィールドで僅かな時間で見つける方がヤバいんじゃないっスか?」
「確かにそのとおりだ。後藤、B5何者か知ってるか?」
「向こうの助っ人、それ以上の情報はわかんないっス」
「に……しても、部外とは言えここまで狙撃巧いやつとなるとかなり限られてくるぞ」
滑川さんは顎を指で抑えたままパソコンとにらめっこしてタクさんに言う。
わたしはふと湧いた疑問をタクさんにぶつける。
「なんでスナイパーって人数少ないんですかね?」
「説明するとだな、スナイパーライフル自体エアー、電動、ガス共に漫画とか映画の影響でそこそこ需要はあるんだ。ただスナイパーに関しては技術、経験、知識差がモロに出る影響からか、まぁ初心者はほぼ勝てないし当てられないんだな。勝てない時点で大半は転向する」
「んで残った中で大半のスナイパー自称してるのは本業の片手間にやってるような兼業スナイパーか銃自体は狙撃銃や狙撃仕様のバトルライフルやアサルトライフルだが動きが前衛のなんちゃってスナイパーだな。つまりスナイパー1本でやってんのはは下手の横好きか一握りの本当にヤベえのしかいないんだな。んであれほどの事できればそれ相応に名前が売れる筈なんだが奴は全く見たこと無いんだよなぁ」
「東京の奴かね?」
「カンだが奴は地元だな」
「B5もそうだがそれよりB7の方も注視しておいてくれ」
「ああ、例の赤いのね」
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店長ちゃんと向こうが狙撃合戦している合間に僕達は第一地点の下を占拠した。どうやらジャガーノートさんが通路を制圧してくれていたお陰で上ルートの安全は確保されていたらしい。
ただ問題なのはどうやって残りを殲滅するかまたは敵拠点を制圧するかだ。先の狙撃と制圧は上手い具合であったが巧すぎたが故に皆下に隠れてしまった。
この櫓からは障害物の都合上今の所相手への攻撃ははできない、だがここを制圧しておけば何かと都合がいい。
「店長ちゃん、先輩と一緒に上からこっち来て!」
『うん!』
ヨウちゃんはトランシーバーで店長ちゃんに指示を出す。
「じゃあ野郎ども地獄で会おうぜ!」
ヨウちゃんが決め台詞を吐くと全員で敵拠点を狙うべく分散した。
少し頭を休める、向こうは2人脱落、こっちは脱落なし。
ただ問題なのは人数上ではこっちが有利なのだが個人個人の力量で言えばまだ向こうが圧倒的に有利という事だ。米軍の4人はともかくとしてサバゲー部の3人の実力や装備も少なくとも僕よりは上だ。
「あ、一番狙われるの僕なのか……」
各自単独行動を取っている以上、弱い相手から撃破するのが定石だ。思考を巡らせながら角に入った時に待ち伏せを食らった。
黒い銃が僕を殺そうと銃口を向ける。
空気が重く身体の動きも遅くなる。
銃はARじゃない。
ARじゃないということは米軍ではない。
米軍ではないということはサバゲー部の人。
サバゲー部ははじめに2名脱落した。
残りのリーダー格の新堂さんだけ。
後詰めはいない。
避けるか。
空間がない。
どうする。
銃を動かせ!
やれるか?
やれる。
やれ!
まるで走馬灯が如くスローモーションで頭に色々な情報やイメージが流れる。
相手が銃を向けて狙おうとした瞬間に僕は相手の銃のハンドガードを掌底で優しく押し上げた。相手の狙いは上に逸れる。
そして相手の腹部に1発撃ち込む。
息をするのを忘れてたからか頭に危険信号と痛みが走り目がチカチカとする。
目の前には新堂さんがへたり込んで座っている。
『Game Set!』
アナウンスが響く。
はじめは煩いなと思い次に悟った、負けたのだ。
自分の側の陣地を見ると、米軍の金髪が余裕の表情で僕を見ていた。
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わたしとタクさんと滑川さんは3人でコマ送りの映像を注視している。
B5の実況見分は既に終わった、一言で言い表すなら神業そうとしか言いようがない技量であった。問題は吾妻くんと新堂さんの突発的な遭遇戦だ。
カメラの位置が良かったのが3箇所のカメラがその遭遇戦を捉えていて、その全てで戦闘の全容を映していた。
新堂さんがAA-12を吾妻くんに向けそれに対し吾妻君は腰だめ撃ちで先制する、そこまではただのファインプレーなのだが問題はその前だ、スローモーションではわからなかったがコマ送りでようやく吾妻くんがどうやって先制したかわかった。AA-12を押し上げつつしゃがんで銃口を身体から反らしている。
「これってルール的にどうなんですかね?」
わたしはタクさんと滑川さんに聞いた。
「なんとも言えないなぁ……反則と言われればそれまでだが、ぶっちゃけ至近距離でAA-12ってのもマナー違反に近いしなぁ」
「アリじゃねぇの? 別に銃口掴んでる訳じゃねぇし、ちょい小突いただけだべ」
「それよかやっぱ海兵隊は強えな、研究部会もそこそこ頑張ったんだろうが海兵隊全員落ちてないしな」
タクさんは立ち上がってジャケットを羽織りながら私達に指示を出す。
「滑川さん今日の動画近いうちにでも上げておいてください」
「それと新堂達に閉め作業と海兵隊の歓迎会やる様に俺から言っておきます。後藤は研究部会の見送り頼んだぜ。そしたら今日は上りでいいぜ」
「あ、ハイ」
後ろのドアが開く、そこには王子とメイドがいた。
「カトー……」
「おう、どうした?」
「ごめんねだけどジブ……アズマのサバゲー部にいたいしカトーのサバゲー部にもいたいんだ」
「あー、いいんじゃねぇの?」
「え、いいの?」
「好きにやれよ」
「アリガトー、カトー」
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加藤はマンションのオートロックを解除する、一般的な大学生向けとしては非常に広く部屋数も多いマンションだ。家族向けとしてもかなりの広さを有する。
加藤の部屋は最上階の角部屋だ、玄関のドアの鍵を開ける、加藤にとって懐かしいく同時に毎日でも飽きのこない味噌汁いい匂いが玄関にまで漂ってる。
「ただいま、姉っちゃ」
「おがえり」
加藤は荷物やジャケットを玄関脇の部屋に置き、リビングの座卓に置いてある二人分の茶碗に炊飯ジャーからご飯を入れ、焼き魚とほうれん草のおひたしを並る、姉っちゃはつくねの団子が山盛りになっている皿と卵焼き2人前、味噌汁2人前を座卓に置いた。
「いだだぎます」
「めしあがれ」
加藤はその身なりからは想像できないぐらい行儀よく夕飯をたべた。正座を組み丁寧な箸使いでたべる。
「タク、なんかいごどあったが?」
「今日は色々あったが姉っちゃの飯食えるのが一番だな」
「そうが、わーもタクど一緒さ食えで嬉すいな」
加藤の向かいにいたのはなんと環だった。
一体どういう事なのか?
乞うご期待!
今週のエアガン
AA-12(新堂仕様)
メーカー:東京マルイ(カスタム)
東京マルイ製の電動ガンの形をしたチート。
先ず何が凄いかというと通常の三倍撃てるという所だ。
通常の三倍の秘密は一つのガンの中に三つのバレルを有しているという事だ。つまり三つのガンを一纏めにしているという事である。通常のマガジンの他にマルイ製としては珍しい電動給弾のドラムマガジンがオプションもある。
フルオートショットガンという事でセミオートの他に通常の三倍の弾をフルオートで連射でき純正のドラムマガジンもあるという事がAA-12がチートとされている要因の一つを担っている。
またそういった都合から持ち込みを禁止している大会というのも多くあり、マルイ製の信頼がほぼ全てにおいて裏目に出てしまっている不運な銃である。
新堂達はAA-12のHOPを全て上向きに調整して運用している。
ちなみに新堂チームは普段はAA-12ではなくステアーHCを使っていて、AA-12は工作部のカスタムも含めて今日が初陣であった。
KRYTAC TRIDENT MK2 PDW
メーカー:KRYTAC
クリスベクターで有名な振興の銃器会社KRISS社のトレーニングウエポン部門KRYTAC社で発売しているM4カービン系列のエアガン。
アルミ製のレシーバーにキーモッドのハンドガードに電子制御スイッチ等と高級機種に恥じない外装を持つが真価は通常分解でグリスの必要な場所にグリスを塗れHOPの調整が15段階になっているなどとユーザーフレンドリー性である。