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襲撃されました

ちくしょう0時回っちゃった!

ギリギリ間に合わなかった…


あと皆さんに聞きたいのですがカギカッコは

「」


「」

このように1段開けるかそれとも

「」

「」

こんな感じで間を開けないか。

どっちがいいですかね?

「全く……リョーマも無茶してるじゃない」


「あの程度なら無茶にもならないよ。弱すぎるし」


一切嘘は言ってない。

事実あの3人は弱すぎた。

こっちが年下だからって舐めすぎ。

そしてあいつらは商会の子供達からなのだ。

身体を鍛えるなんて必要がないのだろう。

だから1歳年下の俺でもあの3人をあしらうことが出来たのである。

もしもあいつらの1人でも身体を鍛えてたらあんなに簡単にはいかなかっただろう。


「やっぱり身体を鍛えるのって大事だよなぁ」


「むぅー私も鍛えようかな.....」


「お前は是非そのままでいてくれ」


ゴリゴリの筋肉のついたアリスなんて絶対に見たくは無い。

アリスは今のままが一番いいと思う。


「じゃあまたな」


「えぇ、また明日」


よし帰るか!


♢♢♢♢♢


あの後は何も起こらずに帰宅できた。

正直今一番得意な魔法は無属性魔法の身体強化だったりする。

だって便利ですし? 自分を強化して脳筋特攻で殴ればどうにでもなるし?

まぁそれを妖精達に言ったらすねられたのだが。

まぁまだ今日妖精魔法が使えるようになったばかりだし前から使えた無属性魔法が得意なのは仕方ないことだと思うのだが。

しかし超会話なんていう確実に戦闘向きじゃないスキルを持っている俺が身体強化で思いっきり殴り掛かる戦法を得意とするようになったのはなんとも皮肉な話だな。


「リョーマ! 飯にするぞ!」


「分かった! すぐ行く!」


今日の飯はオークの生姜焼きらしい。

美味そうな匂いがここまで漂ってくる。


その時だった。


カンカンカンカン


「っ!魔物襲来の合図か!」


「リョーマ!私とレストは対応に当たってくる。万が一があるかもしれないから大事なものだけ持っておきな!」


「分かった。行ってらっしゃい」


魔物の襲撃はよくあることだ。

しかも魔物や魔獣は魔力の濃い場所を好む。

この街の周辺は前にも言った通りかなり魔力濃度が濃い。

だからこの街に来る魔物や魔獣の襲撃はかなり多い。


ちなみに魔物と魔獣の違いは魔物は身体のどこかに魔石という魔力を生成する核がある。

それに対して魔獣は魔力を自力で生成することはできないし魔石も無い。

魔獣は濃い魔力に触れすぎた獣が肉体を変質してしまい、獣としての枠組みを外れたものなのだ。

だから基本的に魔獣は通常よりも力の強い獣だと思えばいい。


そして今回鳴った金は4回。

襲撃者が魔物である合図である。

3回なら魔獣。5回なら人間による襲撃となっている。


「.......リョーマ」


「? 何? 父さん」


珍しいな。

父さんがこんな真面目な顔をするのは…


父さんは俺に向かって歩いてきた。

そして。


突然乱暴に頭を撫でられた。


「な、何!?」


「すぐに帰ってくる。だから心配すんな」


なんだ。そんなことか。


「元々心配なんてしてないよ。父さん達がちゃんと帰ってくるって信じてるから」


そういうと父さんはニヤリと悪戯っ子のような笑顔を浮かべ、さらに乱暴に俺の頭を撫でた。

というか強すぎて頭が揺れてるから!


「行ってらっしゃい」


「おう! 行ってくる!」


「ちゃんと家で待ってるんだよ!」


.....さて父さん達は行ったな。

俺も色々準備をしようか。

一応俺のお小遣いを(ふところ)に入れておく。

そして天井を見上げた。

正確には天井ではなく屋根を見たのだが。


「誰?」


そう問いかけると屋根で何かが移動する音が聞こえた。

バレたからって音で自分の位置を知らせるって…...素人の俺が言うのもなんだけど三流じゃね?

これがブラフとかだったらどうすんの?

物音がしたから反射的に口から出ただけかもしれないじゃん。

まぁ実際は音なんて少しも出てなかったし俺が気がついた訳じゃないけど。


妖精達が屋根に黒づくめの怪しい奴らがいるよって教えて貰っただけである。

そうこうしてるうちにそいつらが庭に降りたらしい。

怪しい奴らの位置は常にメアに監視してもらっている。

だから位置は筒抜けだ。


とりあえず庭に向かう。

無防備だと思うかもしれないがそんなことは無い。

ちゃんと身体強化をかけてるしLv7の魔力感知もしてる。

だから全然無防備じゃない。

それどころか不意打ちなんてしようがないほど周囲を固めてる。

そしてたとえ正面からガチの戦闘になっても余裕で勝てる自信がある。

慢心するな?

安心しろ。こっちには5人の妖精の守りがある。

俺に攻撃が届くことはそうそうないだろう。

というかこの守りが抜かれるようなら俺はその時点でほぼ負けが確定してる。


ついに庭に出る扉の前に着く。

さて何者かな?

もしかしたら異世界初のまともな戦闘になるかもしれない。

今日のやつ?

あれは戦闘ですらないからノーカン。


まぁいっちょやりますか!

意を決してその扉を開け放つ。

次の瞬間


何かが顔めがけて飛んできた。




突然の黒ずくめの襲撃!

仕事人タイプにするかおしゃべりな盗賊風にするかで色々話組めるから超楽しいw

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リッチ(金持ち)でリッチ(死体)なダンジョンマスター https://ncode.syosetu.com/n9823fi/ こっちもよろしくお願いします!
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