表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/60

よく分からないです

好き!!(挨拶)

あの後は真っ直ぐ家に帰り両親に自分の部屋でユニークスキルの効果の確認をしてこいと言われたので今は部屋にいる。

さて、じゃあ確認しますか。


「ステータス!」


1度は言ってみたかったセリフをついに言えた。

前世で言ったらただの痛いやつだがこの世界なら何もおかしくない。


またディスプレイのようなものが目の前に現れた。


【名前】リョーマ 【性別】男 【年齢】5歳


【レベル】1


【体力】140/140


【魔力】8500/8500


【魔法】無属性魔法Lv3


【スキル】魔力制御Lv8 魔力感知Lv5 魔力隠蔽Lv2 魔力操作Lv5


【ユニークスキル】超会話


【称号】唯一神のお気に入り 英雄の卵 妖精達のお気に入り


確か気になるスキルに触ると効果が知れたはずだよな。

じゃあまずは普通のスキル達から。


【魔力制御】


魔力の制御に対して補正が発生する。


【魔力感知】


周辺の魔力を感知する。


【魔力隠蔽】


自らが使用した魔力を隠蔽する。


【魔力操作】


魔力の操作に補正がかかる。


説明が大雑把すぎませんかねぇ。

これでどう解釈しろと?


まぁいいや。

これは実践を交えて理解していくしかないな。


問題はユニークスキル。

一体どんな効果なのか、ついにそれを知ることが出来るわけだ。


意を決して超会話のスキルをタップする。


【超会話】


ありとあらゆる生物と会話が可能。


は? こんだけ? もっと他に説明無いの?

いや、説明を聞くと結構凄そうなスキルだけどさ…...

比較対象がいないから全く分からない.....

というか俺が欲しかったのは会話力なんだけど。


それに人間以外なら他の生き物と会話が出来る種族が居るかもしれないし。

このスキルがすごいのかどうか分からない。


まぁいいや。

とりあえず父さん達に報告しよう。


「父さん! 母さん! 確認終わったよ〜」


「おう! じゃあお前のユニークスキルについて教えてくれ」


「うん、スキル名は超会話。効果はありとあらゆる生物との会話が可能になるらしいよ」


「「.........」」


あれ? どうしたのかな?


「リョーマ。あんたそれがどれだけすごいスキルか分かっているのかい?」


「さすがは伝説のユニークスキルと言った所か、すごいぞリョーマ!」


「あんたはちょっと黙っときな!」


「へぶぅ!?」


思いっきり拳骨を落とされた。

母さんの拳骨割と痛いんだよな…...


「いいかいリョーマ。ありとあらゆる生物との会話が出来るってことは神様との会話も出来る可能性があるってことなんだよ。神様だけじゃない、神様の使いである神獣様や裏側の世界にいる幻獣、魔物とも会話ができるかも知れない」


となると妖精が見えて俺と会話が出来るのはこの超会話のおかげらしい。


そのおかげで結構楽しく異世界を生活出来てる。

身体は赤ん坊とはいえその中身は普通に高校生なのだ。

話し相手がいないのはかなり辛かっただろうと思う。


「神様ねぇ……」


「あぁだから十分注意するんだよ。いいね?」


「はーい」


幻獣か……確か明確な意志を持った魔獣だったけ?

すごい友達になりたい。


「全くとんでもないことになっちまったよ。いいかい、なんども言うけど誰にも知られないようにね、特に教会の連中には注意するんだよ」


「分かったよ母さん」


「ほんとに分かってるのかね全く……」


苦笑いしてるけど分かってるとも。


そんなことより1つ気になることが。


「父さん痙攣してるけど放置しててもいいの?」


「全く問題ないよ」


問題なくはないだろう……


母さんには逆らえない。











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リッチ(金持ち)でリッチ(死体)なダンジョンマスター https://ncode.syosetu.com/n9823fi/ こっちもよろしくお願いします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ