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序盤のあらすじ
少女亜季は六歳の頃に竜と出会う。そしてその竜が住む別世界へと、雲の扉を通って遊びに行っていた。
遊びに行ったのは精霊崇拝をしている王国。
しかし亜季は「別世界に行った」という話をまわりに信じてもらえず、孤独感を抱くようになる。
十四歳の頃にも別世界へと渡ったが、誰にも話さずにいた。
やがて亜季は「また別世界の友達に会いたい」という思いを秘めたまま、十六歳になる。
再び亜季が別世界に渡ると、かつて訪れた王国は荒野と化しており、元の世界へ戻る扉も消えていた。