表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/16

減量中


「うお、もうこんな時間……」


携帯は午後3時をお知らせしています。

…………。

いつの間にか寝落ちしたんだな。

記憶がない。


「んー……」


何しよう。

とりあえず野菜ジュースぐびぐび。

寸前まで見ていたはずの動画をリピート。

まったく記憶にない。


結局そのまま夢中になり、気付けば夜である。

ザ・休日の無駄遣い。


とりあえず腹を満たさなくては。

炊飯器をセットして、鮭の調理に取り掛かる。

アルミホイルにキャベツ、鮭、しめじ、しいたけ、えのき、エリンギを置き塩コショウとバター。

これを包み、オーブンで焼く。

何故ホイル焼きなのか。

それはグリルがないからです。

塩焼きは好きだが塩焼き出来ない。


ホイル焼きが具だくさんなので、後は味噌汁だけという手抜き。

一人だし全く問題ない。

そう考えると主婦の人って大変だなぁ。


出来あがったホイル焼きに醤油をかけてイタダキマス。

次は味噌味にしようかな。



食後に珈琲を飲む。

胃を休ませたらストレッチをする。

これで来週からレベルアップだ。

いつもはシャワーだが今日は浴槽に湯をはる。

サウナ気分で長湯して、風呂あがりはビールにしよう。

そうしよう。


風呂に入ろうとしたところでチャイムがなった。

こんな時間に?

とは言っても9時前だが。

郵便ならまず電話が来るはずなんだけどな。

考えても仕方がないので玄関へ。


「あ、こんばんは、今日隣に引っ越して来た菅原です、これ良かった、ら!?」


「ッ!?」


「主任!?」


えええええ。


「こ、こんばんは。どうも……」


はい、主任です。

何このまさかの展開。


「あ、どうぞ」


「あ。どうも、ご丁寧に」


差し出された箱をとりあえず受け取る。


「主任の家、隣なんですねー。奇遇ですね!」


菅原さんは今年入ったばかりの新入社員だ。

即ち22歳か23歳という若い女の子。

即刻立ち去ってくれないだろーか。

っていうか今タンクトップ一枚なんですが。

いやさすがにパンツではないけど!

ハーフパンツはいてるけど!


「ん……?菅原さん、ご家族と一緒?」


この物件は一人暮らしだと広い。

一応ファミリー向けなのだ。


「あ。えーっと、友達と同居っていうか……」


あー。

云い難そうだなぁ。


「そうなの。まぁよろしくお願いします」


「あ、はい、よろしくお願いします」


ぺこりと頭を下げて慌てて走って行く。

同棲ですね、わかります。

若いっていいね。





同棲ってファミリー物件に住まない気がするんだ……(イメージ)

次はパスタだ。

(忘れそうなので書いておく)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ