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の、行末は


さて今日の朝ごはんはどっちにしようかな。

よし、バケットにしよう。

上等なバターを挟んで食べる。

それだけなんだが旨い。

高いバターって何でこんなに旨いんだろう。

塩をガリガリやって食べるとまた旨い。

これで珈琲も淹れたてだと良い感じなんだが、残念ながらインスタント。

豆を挽くところから始めないといけないので、さすがに平日の朝は面倒臭い。

食べながら弁当の用意をしよう。


昨夜の増えたわかめと豆腐、きゅうり、トマトで和風サラダ。

まぁこうするしかないよな……。

胡麻ドレッシングを持って行こう。

溜まった冷凍ごはんを消化すべく、焼き飯を作成。

しまった……白葱買ってない……。

しょうがない、玉ねぎでいいや。

あとはシーフードミックスと卵をいれよう。

味付けは塩コショウと鶏ガラスープの素。

焼き飯の味付けはこれが好きだ。

簡単だし、旨いし、簡単だし。


今日は朝ごはんを食べたからパン屋には寄らない。

味噌汁も買ってあるからコンビニも必要なし。




3日目ということもあって皆慣れたのか、日常の風景に加わったのか弁当に対するつっこみはなし。

そりゃそうだよな、毎日突っ込み意味がわからんわ。

しかしこれで一安心。

人付き合いは得意じゃない。

特に年齢の離れた若い女の子なんてあまり話したい相手でもない。



暇な時期なのに珍しく、残業。

いつぶりの残業だろう。

そのせいでスーパーに寄るのが遅くなってしまった。

しかしそのおかげか、安いマグロをゲット。

タイムサービス万歳。

最近魚を食べてなかったし、丁度いい。

今日はマグロヅケ丼だな。


上機嫌で家に帰り、シャワーを浴びる。

そしてもちろん、ビールである。

これは外せない。


炊飯器セットオッケー、漬けだれオッケー。

2本目オッケー。


そしてここで秘密兵器の登場だ!


「ふふふふふふ……てれれってれー、まほうびんー」


はいすいません、ただの魔法瓶の水筒です。

これに卵を入れ、熱湯を注ぐ。

蓋をして待つこと約10分。

いい具合に米も炊けた。


「たっきたーてごはんーでぽぽぽぽーん」


何故こんなに上機嫌なのか自分でも謎だ。

炊き立てご飯を盛り、真ん中に窪みを作る。

窪みを避けてヅケをのせ、真中にはもちろん、温泉卵だ!

今日は上手く出来たかなー。

最後にごまやネギをぱらっとやって、出来上がり。



あー、旨い!

やっぱマグロヅケ丼には温玉が必要不可欠。

家で作るとあのタレがついてないのが残念だけど、ヅケ丼ならタレは要らないしな。


ごちそうさまでした!

よし、もう一本空けるか。


魔法瓶の大きさや卵の個数で時間が変動するのか、たまに失敗することも……。

しかし大丈夫、食べられるから!

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