祭服をはだけさせていました。
久しぶりの投稿です。
間が長くなってしまいすみません。
これからはもう少し短い間隔で書きたいと思います。
神殿は第一階層と第二階層の関所のような役割になっているので白い建物で入り口に門があり、門番のような方が守っていました。門は馬車が通れるようになっており、門を抜けて神殿の右側をまっすぐ行くと第一階層に入れるようです。
神殿自体は避難場所のような役割を果たすためか長めの階段があり、周りの土地よりも高地になっていました。
「加護の確認のために参りました。入ってもよろしでしょうか?」
「おめでとうございます。どうぞお入りください」
門番のおじさんにお母さまが話しかけると、お祝いをもらいました。うれしいですね。門番というと怖いイメージでしたが、ニコニコしていて話しやすいですね。これからもよろしくお願いしたいです。
離れて見るとそうでもないような気がしていたのですが、近くで見ると帰りたくなりました。ええ、階段のことです…。もう本当に上りたくはないです。某アニメのおばあさんがぜぇぜぇ言ってたのもすごく理解できます。私には『ヒンッ』と鳴く、そこそこ重い犬のお迎えがないことをうれしく思います。
「サフィー、大丈夫?少し休む?」
「はぁ、はぁ。だ、大丈夫です。一気に上っちゃいたいです」
「ようこそお越しくださいました。ご用件は、加護の確認でよろしいですか?」
階段を上りきると、灰色の長髪をうなじの高さでまとめ、白い衣装を着た巫女さん?が立っていました。清潔感があって、包容力の塊のような女性ですね。こんなお姉さんがいると嬉しいですね。あとお胸も大きそうです…、憧れます。
「はい。4歳になったので確認に参りました」
「ご案内いたします。こちらへどうぞ」
ああ、ついにちくっとなると噂の加護の確認の時が来てしまいました。
加護の確認場所は、神殿に入ってまっすぐ行ったところにある小部屋で行うようでした。ここに来るまでに誰ともすれ違わなかったのですが、神殿とはあまり来る人はいないのですかね。
神殿といえば、祈ったり懺悔したりといろいろな人が来る場所のように勝手に思っていたのですが、こちらの世界では違うのかもしれません。
部屋に入るとTHE神殿長というような、恰幅の良いおじいさんが台の前に立って待っていました。
「よく来ましたな。加護の確認をするゆえ、5万ギルのお納めをお願いします。」
巫女のお姉さんが金色の盃をもって近づいてくると、お母さんが支払っていました。5万ギルとはそのまんま、5万円ぐらいの価値です。戸籍の登録にしては高額ですが、神殿の大切な収入のようですね。
「では娘さんは、こちらに来て聞き手を出しなさい」
「よ、よろしくお願いします…」
神殿長らしき人に呼ばれて右手を差し出すと針を刺され、銀色の板にはめ込まれた水晶のような石に血を付けました。
血をつけると、私の周りにふわっと暖かな光が舞いました。おお…、ファンタジー…。
光たちがふわっと私の横でまとまると、とても長い金髪をなびかせた長身の美人の姿が現れました。
「この者は私の愛し子である。丁重に扱え。よいな?」
えっと、加護の確認ってこういう風に人が現れるものなのですか?と確認したくて神殿長らしき人を見ると、光の美人さんを見て唖然とした顔で祭服をはだけさせていました。祭服は姿勢が良くないと、はだけてしまうものなのですね…。
お母さんは、と思いそちらを見ると、巫女さんと二人で腰を抜かして座り込んでいました…アハハ。
あー、えっと。やらかしたみたいですね。
「ああ、愛し子よ。あちらにいるときからあなたのことは知っていたのよ。あちらでは守れなくて悪かったわ。でも私の世界に来たからには絶対に守ると誓うから、健やかに過ごしてね」
「えっと、ありがとうございます…。でも私の願いは平穏な生活なので、ほどほどでお願いしますね」
「ええ、そうなの!?なら加減しとくわね。ということなのでこの子のことはよろしく頼んだわよ。不幸にしたら許さないから」
と、だいぶ話したいことだけ話していなくなってしまいました。これは一波乱ありそうですね。
…で、私の加護は何なのですか?通常の加護の確認はどんなものなのですか?誰でもいいので教えてください。




