転生したようです。
初めまして、望月雫です。
初投稿です!少しでも楽しんでくださる方がいると嬉しいです。
よろしくお願いします。
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拝啓お母さん、元気に過ごしていますか?
あの日に起こった出来事は急なことで色々と心配や不安を与えてしまったかと思います。
ですが、私は元気です!(こうやって手紙も書けているしね。笑)
これから綴ることは嘘のようで本当の「今」の私についてです。
長くなるとは思いますが、飽きずに最後まで読んでくれると嬉しいです。
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あ、どーも。サフィリア・ベルクナーです。生まれてきて1か月が経ちました。
なんとびっくり転生したようです。転生前は22歳だったはずですが、死んで起きたら新生児でした。ということでよく目が見えません!!
「あ~~あ~、あ~あ~」
(おーい、お母さん。お腹がすきました。おっぱいくださーい。)
「はいはーい、サフィーどうしたの?お腹すいた?」
さすが私のお母さん!察しが良すぎます。
そして顔が埋もれるこのおっぱい!素敵すぎる。私も将来有望じゃない?
ガチャ
「リリー、サフィーのかわいい声が聞こえたけど一人で大丈夫?」
おっとお父さん、授乳中なのを見越してきましたか?イクメンな感じのセリフですが、お母さんのおっぱいを狙っているわけではないですよね?信じますよ??これは私の食事です。横取りNGです。
「サフィーはいつ見てもかわいいなー。やっぱりリリーの血が入っているからなんだろうなー。」
「もうギル、恥ずかしいからお客さんにはそういうこと言わないでね」
ああ、ただの嫁と娘が好きすぎる人なのですね。私も本当に恥ずかしいので、あまりそういうことは言わないでもらえると嬉しいです。
チリンチリン
「リリーさーん、いるー?いつもの買いに来たよー」
「ギル、お客さん来たからお願いね。サフィーが落ち着いたら私たちもそっち行くから」
「わかったよ。 はーい、今行きまーす」
キー、バッタン
「サフィー、お父さんのことどう思う?店番しなくちゃなのにすぐ裏に来ちゃうんだけど…。フッフッ、ダメなお父さんでちゅねー」
「あ~~あ~」
(本当にその通りですね。お母さんの金魚の糞ですよ。)
おおっと、紹介がまだでしたね。私とお母さんがいるここは、雑貨屋ベルクナーの居住スペースです。店主はお父さん、従業員はお母さんだけというこじんまりとしたお店です、多分。声と会話、シルエットなどによる考察ですが…。
そんなこんなで嫁・娘LOVEな父、そんな父を呆れつつも受け入れている母の間に生まれた転生し、22歳の知識を持つがゆえに必要時しか泣かない省エネな娘である私、という3人家族の物語が今始まる!!……とか言っておくとかっこいいよね。




