第5話「卒業試験」 上
えー戦闘シーンの書き方や、インフルなどの理由により投稿が遅れました。
スイマセンデシタアアアアアアアアアアアアアア
「スゥーーー、ふぅー・・・」
私は深く息を吸い吐き出す。
今日は、最後の訓練、いわば卒業試験だ。
今、対面には龍の如き気迫を纏った、父様がいる。
(さあ神流、この8年の成果を見せる時だぞ・・・!)
私は自分を鼓舞しながら、構えをとる。
それと同時に、習得したスキル、【思考加速】、【瞑想】を起動する。
そして開始の合図が鳴った。
開始の合図と同時に、父様が動き出す。
【抜刀術】、壱の型を準備を開始し、迎え撃つ準備をする。
抜刀術や剣術、魔術などのノーマルスキルには、5種類の型がある。
壱之型=単体攻撃
弐之型=範囲攻撃
参之型=強力な単体攻撃
肆之型=強力な範囲攻撃
伍之型=スキルごとの固有技
となってる。
だが、魔術だけは違っていて、
壱之型=単体攻撃
弐之型=範囲攻撃
参之型=強力な単体攻撃
肆之型=強力な範囲攻撃
伍之型=単体防御
禄之型=範囲防御
漆ノ型=強力な単体防御
捌ノ型=強力な範囲防御
玖ノ型=スキルごとの固有技
と結構多い
(まあ私使えなかったけどね)
と、自嘲気味に考えながらもしっかりと戦闘のほうに意識は向いてる
後半になるほど、発動時間が長くなるので大体は、壱之型~参之型などで隙を作り、肆之型や伍之型で大ダメージを与えるのがセオリーだ。
ということで、早速参之型の準備をする。
えっ?なんで壱之型じゃなくて参之型なのかって?
それは・・・父様の素の防御力がバカみたい高いからだ。
なのでこのくらいじゃないと貫けないのだ。
しかも、父様は早いのだ。
だが速度の関しては私のほうが早い!
なので、バックステップで全力回避~。
そして追いつてきたところをサクッとな。
「ちっ」
父様、ギリギリ回避。
私は距離を詰めるために、苦無を10本飛ばしながら走り出す。
父様は、火遁壱之型を発動してくる。私はそれを参之型で相殺。
だが目くらましだったようで、父様の気配を後ろに感じる。
その直後、思いっきり吹っ飛ばされた。
「あいたたた・・・」
(結構ダメージ入った・・・)
まあすぐ回復するけどね!
私は痛みをこらえながら立ち上がる。
私が前を向くとすでに刀が振り下ろされていた。
壱之型で相殺。
つばぜり合いになる。
(ヤバいヤバい、力勝負じゃ・・・負ける!)
実際に地面にひびが入り始めてる。
そこで印を結び術を発動する。
(雷遁、雷閃!)
父様は危険だと判断したようで、すぐさま後ろに飛びのいた。
だがそれは私の思うつぼだった。
父様だ後ろに飛びのいた瞬間、鎖を巻き付け、動きを止める。
「ふんっ!」
だがそれは一瞬で、すぐに鎖は引きちぎられた。
(まあそれが狙いなんだけどね)
父様が一瞬止まった、つまり僅かだが隙ができたというわけ。
たかが一瞬だと思うでしょ?だけどね。
(私にはその一瞬で充分なのだよ!)
若干変な口調になりつつも私は、自分の固有能力を起動する。
「焔雷・・・!」
ストックがZEROだーщ(゜Д゜щ)