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第1話「プロローグ」

初めての投稿なんで変な言い回しやらがあったらご報告してくれると嬉しいです‼


「んーーー、やっと終わったーー!」


私は神崎カンザキ ユイ28歳。某プログラム会社のしがない社員だ。


「あー、疲れすぎて動けねえ・・・」


私はやっと終わった残業の嬉しさと疲れによってデスクに突っ伏していしま。

もう何日も寝てない+PCをずっと見ていたせいもあるのか頭も目も物凄く痛い。

取り敢えず喉を潤そうと、横に置いておいたコーヒーを飲み干し・・・たら眠れないので、カップに伸ばしかけていた手を戻す。

ふぅ、と一息ついた。私は何日も徹夜した理由を、今にも寝落ちしそうな頭で考えていた



「あっ、思い出した」



後輩に田村という親のコネだけで入ったやつがいるんだが、そいつがミスしてプログラムを全部消してしまい、ほとんどのプログラムを作っていた私に白羽の矢が立ったというわけだ。勿論、田村はクビになった。というか,前からミスを連発しまくり大口の取引を何回か潰したのにクビにされてなかったから、



(コネの力って凄いな~)



と思っていたが、流石にかばいきれなくなったらしい。



(田村自体は普通のやつだったんだが親のほうが屑で・・・ってそんなことはどうでもいいか)。



ということで田村が残していった仕事を見事、押し付けられてしまったわけ。

で、今その処理が終わったと。そうだそうだった。というか、私どのくらい眠ってなかった?

ちょっとシャレにならない眠気がするんだけど。あれ?ホントに体が動かない。

ドサッと私が倒れる。その音が妙に遠くに聞こえ私の頭が危険信号を発していたことにようやく気が付いた。



(ヤバい、これ死ぬやつだ。)



私は直感で死を悟ってしまった。



(ああ、嫌だ動けよ体。私はまだやり残したことが大事な人が・・・あれ?)



私は気づいてしまった。やりたいことも、大事な人も何もないことに



(ハハッ、そうだ何もやることなんて大事な人なんていないんだった。なんとなく学校に行って、なんとなく友達作って、なんとなく家を飛び出して、なんとなくこの会社に入って、なんとなく生きて、私の人生って全部適当だったなあ・・・)



もう動かすこともできなくなった目から涙が溢れてきた



(もっとちゃんと考えて生きれば、楽しかったのかな・・・)



私は学生の頃に見ていた小説や漫画、アニメなどの作品のなかで、満面の笑みで楽しそうに過ごしてたキャラ達を思い出していた。



(ああ、もし来世があるなら・・・もっと、楽しく生きたい・・・なあ・・・)



私は気力だけで保っていた意識を手放し、深い闇の中に落ちていくのだった













「速報です。今朝、5時ごろプログラミング会社〇〇〇〇本社内で、会社員と思われる女性が発見されました。警察によると過労死である可能性が高いとのことです。警察は不当な残業が行われていたのではないかと、〇〇〇〇との事実確認をする予定です。次のニュー・・・」




続きが気になるなる方は(・∀・)イイネ!!、★なども付けてくれるとやる気が出ます‼

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