魔法学校での仕事は困難です1
ロイヤルカレッジ入学から1ヶ月経った。
最初の1週間は、ロイヤルカレッジのメイドや執事の人達に合わせるのが大変だった。
ロイヤルカレッジ専属のメイド達は、あくまで学校のみの仕事をやる。
私達は、あくまで主人の生活のお世話をするだけなので関わりが無いと思っていたのだが、共通のルールがあるし多少だが学校の仕事(掃除や食堂での食事配給など)もやるらしい。
まずは、情報交換などの交流は大事なのだが、周りから距離をとられていた。
とにかくリリー、フレアや私以外に人間がいない。
他の生徒のメイドや執事も人間はひとりもいなかった。
第1回全体会で周りから
「人間よ」
「初めて見た」
「魔力が無いって本当?」
「ありえなーい」
というささやきが聞こえる。
つっていうか聞こえてますからねー。
リリーとフレアの作り笑いが輝きを増してきた。
絶対キレている。
「これより、今年度第1回全体会を始める。
私は、ピーター。
執事長である。
そして補佐でメイド長のエリエーヌ」
背が高くて細見、髪は金髪のオールバックスタイルで目が細い男性と同じく背が高くて髪が金髪で後ろに1つでまとめられてにこやかにしている女性がいた。
このふたりもエルフだ。
彼らを見るなり先輩の執事やメイド達は、一斉に姿勢を正した。
エリエーヌは言う。
「今年度は、異例な事が多いと思います。
しかし、私達のやるべき事は同じ。
いかにこの学校で過ごす先生や生徒の皆様に気持ちよく過ごしてもらうこと。
それは種族など関係ない」
一瞬エリエーヌさんと目が合った気がした。
「では、これより情報交換などを行います。
代表は、前へ」
こうして最初の全体会が終わった。
それから少しずつ仕事も順調に、、、いかなかった。
リリーとフレアは、主にソフィアのお世話をしているので派遣されるのは私。
学校側から任される仕事(主に掃除)は、他のメイドや執事は魔法でササッと終わらせられるがこっちは体力勝負だ。
1日かけて何十枚もの窓拭きをしたりしてる。
ある日も廊下をひとりで掃除していた時、
「ソフィアもあんたもなんなのよ」
と金髪のまるで洋人形のような少女が後ろから声をかけてきた。
なんだか嫌な予感がした。
読んで頂きありがとうございます。
今回は短文で申し訳ありません。
もしよろしければ次回も読んで頂けたらと思います。




