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魔法学校に着く

知らない少年たちの声がする。

周りの景色を見る限りどこかの学校の教室だ。

窓の外を見てみると夕方で2人しかいないから放課後なのかもしれない。

もっとよく見てみたいのに途中で映像が切れる。


「アレやったか?

俺外れだった。

お前は?」


話しかけているのは、眼鏡をかけている中学生の男子だろう。


「俺は、まぁ、、当たりだった」


対してもうひとりは、、どうやらこの人も眼鏡男子。

映像が途切れてよく見えない。


「なんだよ、いいなぁ。

俺なんかモンスターだし。

でも、山本よりはマシ。

あいつ最弱モンスター引き当てたんだぜ。

で、お前は?」


「俺は、王子だった」


パチン。

映像が切れた。






「ケイ、起きなさい。

着いたわよ」


「うぇ?」


リリーの声でうたた寝してた私は飛び起きた。


「ちょっと、ソフィア様の目の前でよく眠れたわね。

職務怠慢よ」


リリーがお茶の準備をしながら言う。


「まあまあ、この前の戦いで疲れているだけよね」

フレアが優しく言うとリーフエルが


「だから人間は」

と呟く。


ちょっとムカッときたものの窓の側に寄り、外を見ると白く大きな門が見えてきた。

門のてっぺんには、カピバラみたいな動物が羽を生やしている像がある。

いつの間にか私の隣にソフィアが来て言う。


「ねぇ、あの像を見て。

白い翼が広がっているでしょう。

あれは、侵入を許す合図なんだって。

強い魔法結界がはられてるらしいわ。

面白いよね」


魔法学校というとあの有名な映画にもなった物語に出てくる城みたいな建物があるのかと思ったらレンガの建物が続く。


「じゃあ、この町のどこかにフォードブリッジ学校があるんだね」


そう言うとソフィアは、ふふと笑い。


「違うわ、この町が全体がフォードブリッジ魔法学校なの。

学科に分かれて1つ1つの建物が建てられてるのよ。

ほら、あの建物の旗を見て。

ライオンの絵が描かれてるでしょ。

あれは魔法騎士などを目指す『ナイトカレッジ』よ」


ソフィアは、その後も説明してくれた。

ピンクで羊のような動物が描かれている建物は、医療魔法系統。

黒い旗があって蛇が書かれている建物は、呪いなどの呪詛系。


そしてソフィアが入るのは、青色に鷹が描かれている旗の建物『ロイヤルカレッジ』。

主に支配人、主導者などを育て魔法を学ぶらしい。

門のてっぺんには鷹の像が立っていて、翼を広げている。

これもまた同じ魔法なのだろう。

門をくぐると綺麗に整えられた芝生が続く。

遠くに見えた建物は、まるで城のようだった。

明らかに他の学科の建物と違う。


「さぁ、やるわよ。

ケイもほらこれ持って。

ソフィア様の部屋に荷物を持っていくわよ」


リリーが荷物をどんと私に渡す。

それからしばらくソフィアとは分かれて、馬車の部屋からソフィアの部屋へ荷物運びをしていく。

なんだろうか廊下で他の学生らしき人達に笑われてる気がする。


「気にしないの」

リリーが言う。


「どうしてこんな注目されてるんですか?」


フレアは、あらあらと言いながら教えてくれる。


「本来なら魔法一発で荷物運びできるからかしらねぇ」


「え?」


「この魔法学校の生徒さんは、魔力がたんまりあるのが当たり前のエルフさんや他の種族がほとんどなの。

きっとこんな荷物運び、なんで魔法でやらないのか興味津々なんじゃないかしら」


「ああ、なるほど」


だからリーフエルが人間の私達がメイドしていて大丈夫なのか聞いたのか。

でも、これって悪い方に目立つんじゃないか?

大丈夫か、ソフィア。

これイジメとかあうパターンじゃ。


「イジメとかあうじゃないかなんて思ってる暇があったら部屋掃除しなさい。

私達の部屋も掃除しなきゃいけないんだから」


リリーが言う。


「でも、、」


「ソフィア様が私達が良いと言ってくださったのよ。

私達ができることしていくしかないじゃない」


リリーの言葉に気合が入りつつも不安が残っていた。


読んで頂きありがとうございます。

良かった、応援したいと思って頂けたら、

評価☆☆☆☆お願いします。


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