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【番外編】もう一つの未来、その後(後編)

「とっても素敵なカフェでしたね! とってもお洒落でお料理も美味しかったです!」


「ああ、雰囲気が凄く良かったな。デザートもコーヒーもホントに美味かった」


 お目当てのカフェでランチを済ませた俺たちは、近くの駐車場に車を止めて見晴らしのいい丘の遊歩道を歩いていた。


 この散歩は特に予定に入れていたことではなかったが、紅葉している周囲の景色があまりにも見事で、少し散策してみようかという話になったのだ。


(うぉぉぉ……めっちゃ嬉しい状況だけど、その分メチャクチャ緊張する……!)


 天高く雲は晴れ、蒼穹からは穏やかな日差しが降り注いでいる。

 周囲には人の気配もなく、草花が穏やかな風を受けて優雅に揺れているのみだ。

 

 こんなにも素敵なシチュエーションで、美人すぎる想い人と一緒に歩いている――その事実だけで、交際経験皆無な俺はじわりと緊張に汗ばんでしまう。


(そりゃまあ、いくら心に恋の炎を宿したからって、急に陰キャのメンタルが鋼鉄になるわけないよな……)


 紫条院さんの女神の如き美貌と、強迫観念から解放された純真無垢な心。

 その魅力だけでも俺の男心に多大なプレッシャーがかかってしまうが、今日は()()()()()を成就するという目的もある。


 それを告げる時が近づいている――そう思うと、どうしても俺の心は千々に乱れてしまうのだ。

 

「新浜君、今日のドライブのこと色々と計画してくれてありがとうございます! おかげでなんだか女子力がアップした気分です!」


「え!? あ、いや……ネットで人気のコースと店を探して車を出しただけだって。大した手間なんてなかったよ」


 まあ、嘘である。

 実は下調べにはメチャクチャ時間をかけた。


 お店の外見・内装・メニュー・営業日などは入念に調べて比較したし、SNSでの口コミなども参考にした。

 ドライブルートにしても、綺麗な景色が見えることを前提に、長過ぎず短すぎず山道で酔わないように道を選定したのだ。


(女の子を即興で喜ばせるスキルに乏しい俺に頑張れることなんて、デートコースをよく練ることくらいだからな……喜んでもらえてよかった)


 とはいえ、下調べが大変だったかと言えばそんなことはなく、むしろ楽しかった。   

 想いを寄せる人とどこに行くか思案するのも、よりよい一日にしようと努力することも、全く苦ではなかったのだ。


「でも、ここは本当にいいスポットですね……。臨海公園に行った時も思いましたけど、なんだか自然の中にいると心が癒やされます」


 整備された歩道を歩きながら、豊かな草花を眺めて紫条院さんが言う。


 自然の美しさに心を洗われているようだが、それを口にする紫条院さんにこそ、俺は見惚れていた。

 

 舞い散る紅葉の中で楽しそうに微笑む彼女に、どうしても目を奪われてしまう。

 

「ああ、毎日パソコンやスマホに向かっているせいか、俺もこんなふうに自然を見るのが結構好きになってきたよ。デジタルデトックスっていうかさ」


「ええ、本当にわかります……今の職場はとっても気に入っているんですけど、それでもデジタル仕事からは逃げられませんから」


「ホワイト企業だからって一切疲れないわけじゃないもんなぁ」


「忙しい時は本当に忙しいですしね……この年齢になって学生時代がいかに時間があったのかを思い知ります」


「ああ、親の作ったメシを食べてゴロゴロしていた頃が懐かしいよ」


 他愛ない愚痴をこぼして、俺たちは足を進めながら笑った。

 二ヶ月前まではお互いに苦悶しかない日々を送っていた俺たちだったが、今はこうして揃って笑顔を浮かべられている。

 

 その事実が――泣きたいほどに尊いと、そう思える。


「でも……何だか不思議な感じです」


 周囲に溢れる自然をリラックスした様子で眺めつつ、紫条院さんは言った。


「あの頃の同級生だった新浜君とこうしていると、なんだか学生時代をやり直しているみたいだなって思えて……」


「ああ、俺も似たような気持ちになってたよ。あの頃にこんな楽しいイベントはなかったしさ」


 高校生活なんて、不良やイジメに怯えながら息を殺し続けた日々という記憶しかない。だが、そんな学園カースト最下位にいた俺が、今はこうして当時の学園最高のアイドルとドライブに来ている。


 本当に、人生わからないものである。


「ええ、本当に……楽しいイベントは皆無でした……」


 俺に同調するように、紫条院さんは暗澹とした声を出した。


「文化祭は毎年みんなのやる気がないまま終わりますし、体育祭や球技大会も特に盛り上がりもなく、修学旅行は全然仲の良くないグループでギクシャクして……」


 紫条院さんは遠い目になり、期待が裏切られた学生時代のことをボヤくように口にする。


「とにかく友達がいないのが致命的すぎでした……女子同士でハンバーガー屋さんでお喋りした経験すらないとか、ふふ……ちょっと自分でも寂しすぎる青春だったと思います……」


「い、いや、そこまで気にしなくても……」


 紫条院さんがかつて自己を見失うほどに悩んでいた、青春の欠落と重度の自信喪失問題。それは二ヶ月前の出来事である程度は吹っ切れたようだが、今でもたまに思い出して気分が落ち込んでしまうようなのだ。


「でもだからこそ……今日は本当に楽しいです」


「え……」


 暗雲を背負ったようだった紫条院さんの顔に、クスリと笑みが浮かぶ。

 かつて見せていた心の影は、もう目に映らぬほどに薄れていた。


「あの頃に出来なかった親しい人との一日は、想像した通り最高です! 自分の心がとっても喜んでいるのがわかります!」


「……っ」


 言葉の通りとても心が浮き立った様子で、紫条院さんは満面の笑顔を見せてくれた。


 かつては心中を覆っていた憂いが消えた彼女は、高校時代に見せていた無垢で純粋な面を遺憾なく発揮しており、存在の全てが光輝いているようにすら見えた。


(勘弁してくれよもう……そんな綺麗な笑顔でそんなこと言われたら……)


 誰もが振り向く美貌の女神に圧倒されてしまい、俺のような恋愛経験ゼロ男はただ顔を真っ赤にすることしかできない。


 可愛くて可愛くて、心がいっぱいになってしまう。


「あ! この先に展望台があるみたいですよ! 行ってみましょう新浜君!」


 遊歩道の終着点を見つけて紫条院さんがはしゃいだ声を上げるが、恋心で感情が飽和してしまった俺がそれに返事するのには数秒ほどかかってしまった。


■■■


「わぁ……!」


「おおぉ……」


 遊歩道を抜けた先は、小高い丘の上だった。

 簡易ながら展望台とベンチがあるが、俺たちの他に人はいない。


 そして、そこからの見晴らしは見事なもので、眼下に広がる森も彼方に見える山も、秋の紅葉に染まって絵画のような光景を形作っていた。


「綺麗です……ああ、とっても癒やされます……」


 穏やかな微笑みでそう口にする紫条院さんの髪が、そよ風に吹かれて微かにたなびく。ただそれだけのことで、俺の心臓はドキリと跳ねてしまう。


「それに……ふふ、やりたいことが一つ叶いました」


「え……?」


「学生時代から憧れていたことの一つなんです。キャンプでもハイキングでもいいですけど……とにかく同級生の誰かと自然豊かなところへ遊びにいくことが」


「そんな目標があったのか……消化に貢献できたのなら良かったけど、もしかして他にもいっぱいあるのか? 憧れていたこと」


「はい! 遊園地にも行きたいですし、海にも行きたいです! あとはお家のお泊まり会やスイーツパーティー、お弁当を持ち寄ってのピクニックに、カフェ巡り!あ、修学旅行のやり直しじゃないですけど、旅行も行ってみたいですね!」


「多いな!?」


 その数の多さに思わずツッコんでしまったが、そういう青春アニメに登場するような定番イベントをやってみたかったという気持ちはよくわかる。


 俺も学生時代は、今挙げられたものを一個もこなしていないし、今からでも是非体験してみたい。


「こんなことを考える余裕ができたのは……間違いなく新浜君のおかげです」


 展望台から景色を眺めていた紫条院さんは、俺の方を振り返って微笑む。

 その真っ直ぐな瞳に、またも俺の胸が高鳴ってしまう。


「つい二ヶ月前まで、私にとって過去はただ上手くいかなかった記憶でしかなくて、欲しかった輝きを今からでも手に入れようなんて、思いつくことすらできませんでした」


 過去の自分に対してか、微かに苦笑しながら紫条院さんは続けた。


「新浜君はいつも謙遜しますけど、あの時にしてくれたことは間違いなく私を救ってくれました。あのままだったら、私の未来は考えうる限りの最悪にしか辿り着かなかったでしょう」


 自分が辿っていた人生のレールは破滅しかなかったからと、紫条院さんは感情を込めて俺への感謝を口にした。


「だから、何でもお礼を言いたくなります。新浜君の優しさで、私の心と人生が救われたんですから」


 そのお礼を、俺は真摯に受け止めた。

 手柄を誇ったりは絶対にしないが、確かに俺が干渉しなければ紫条院さんは破滅への道を突き進んでしまっただろう。


 けど――もしかしたら、紫条院さんは勘違いをしているかもしれない。


(…………)


 逡巡はあった。もしそこを指摘すれば、もう後は流れが出来てしまう。

 元々決心して今日この日に挑んだ俺ではあるが、もうここを踏み込めば後には引けない。


(……くそ、この期に及んで何をビビってるんだ俺は……!)


 ここは往くべきだと、頭では理解している。


 だが、心が傷つくこと恐れる陰キャの俺は、その一線を越えられない。


 さっきお茶をしたばかりなのに、喉はカラカラ。

 じっとりと全身に汗をかき、心臓は破裂しそうなほどにバクバク言っている。

 

 情けないことに、踏み出すべき足が根を張ったように動かない。


(本当に、どうしようもなく『俺』だよな……)


 俺が思うに、陰キャの本質とは、ただの根暗じゃなくてあらゆることが怖くて何もできない奴だ。


 自分が傷つくのを恐れるあまり、ひたすら受動的で流され体質になる。

 キラキラしたものが欲しいくせに、痛みを忌避するあまり何も手に入れられない。


 それが、陰キャたる俺がずっと辿ってきた道だった。

 その長年の習性――魂に染みこんだ在り方はそう簡単には拭えない。


 だが――


(ええいっ! もう、そんな自分はたくさんなんだよ……っ!)


 俺は変わりたい。自分の魂の色をもっと輝かせたい。

 自分が渇望するものへ向かって、真っ直ぐに手を伸ばしたい。


 だから、踏み出せよ俺。

 心の熱が燃えるままに、陰キャだった自分を吹き飛ばせ。


 芋虫が時を経て蝶へと羽化するように――気持ちを滾らせて自分の殻を破って見せろ。

 そうしなければ何も変わらないのだと、他ならぬあの日の自分が教えてくれたはずだろう……!


「……あの時のことについてさ、正確に伝えておきたいことがあるんだ」


「?」


 秋風が色づいた木々を揺らす中、俺は紫条院さんと真正面から向き合う。

 

「俺が紫条院さんを助けたいと思ったのは、俺が優しい奴だからじゃないんだよ。俺は――紫条院さんだからあそこまで必死になったんだ」


「え……」


 握った拳にじっとりと汗をかきながら、俺は自分の気持ちを正しく伝えた。

 あの時は正体不明の燃えさかる炎が俺の胸に溢れていたが、それはあくまでエネルギーの話であり、想いは間違いなく『俺』のものだ。


 紫条院春華を救う――そのためだけに新浜心一郎は全力を尽くしたのだ。


「紫条院さんが苦しんでいたのが耐えられなかった。紫条院さんが破滅に向かおうとしているのを死んでも止めたかった。俺にとって、紫条院さんは高校時代からずっと特別な人だったから」


「新浜……君……」


 俺の言葉により、紫条院さんは全身気の毒なくらいに真っ赤になっていた。

 けれど、それは俺も同じだ。


 ともすれば全身が羞恥の熱で発火してしまいそうな感覚に陥りながら、必死に言葉を紡いでいる。

 

「だから、もうバレバレかもしれないけど……今きちんと伝えたい。俺の、素直な気持ちをさ」


 二人だけが佇む丘の上で、吹き抜ける秋風が色づいた紅葉を中空へと舞い踊らせた。


 そんな幻想的な光景の中で――俺は大きく息を吸い込んだ。



「紫条院春華さん……俺は貴女が好きです。どうか付き合ってください」



 全ての震えと怖さを吹き飛ばし、ありったけの想いを込めてシンプルにそう口にする。

 願いよ届けとばかりに、言葉にあらん限りの力を込めて。


「――――――」


 そして、告白を受けた紫条院さんは両手で口元を押さえ、顔を真っ赤にしたまま硬直する。

 大きすぎる衝撃と熱を、必死に処理するかのように。


 そして――


「わ、たしは……」


 真っ赤な顔のまま、紫条院さんは必死に言葉を紡ぐ。


「私は、新浜君が見てくれていた高校時代の私じゃありません……。以前ほど上手く笑えませんし、知っての通り悩みすぎてついウジウジしてしまう女です……」


 言葉を必死に整理している様子で、紫条院さんは懸命に言葉を返す。


「それでも……いいんでしょうか……」


 様々な感情が入り乱れている様子で、声は微かに震えていた。


「私は、新浜君の側にいていんでしょうか……?」


 おずおずと、紫条院さんは言葉を紡ぐ。

 俺がそれにどう応えるかなんて、言うまでもない。


「ああ、紫条院さんが許してくれるのなら……俺はずっと一緒にいたいって思っている」


「……っ」


 紫条院さんは感情を溢れさせた様子で、瞳からポロポロと涙を流していた。

 俺なんかの言葉で、胸がいっぱいになってしまったかのように。


「それに、紫条院さんは笑えているよ」


「え……」


「高校時代と同じかそれ以上に、今の紫条院さんは笑えている。むしろあの頃よりも色んなことがあったおかげで、もっと魅力的な笑顔になってるよ」


「~~~~っ!」


 それは世辞じゃなくて単なる本音だ。

 確かに高校時代の紫条院さんはまさに天真爛漫という感じで、あの純粋さに惚れた部分があるのは否定できない。


 けれど俺は、今の紫条院さんの方が好きだ。

ままならさを知り、長い苦悩と自己嫌悪に浸かり、もう彼女はただ笑顔を浮かべるだけの天使ではなくなったかもしれない。


 けれど、そういった経験を経てなお浮かべる彼女の笑みは――それまで以上に美しいと、心からそう思う。


「わ、たしが笑えているのはっ……新浜君のおかげです……!」


 気持ちを爆発させるように、紫条院さんは声を大にして言った。


「きっと、他の誰でも駄目でした……! 新浜君が私に手を差し伸べてくれたから、私は自分の心の殻から抜け出せたんです! だから……っ!」


 さらに頬から滴を零しながら、紫条院さんの言葉が野山に響く。


「あの時から……私もずっと新浜君を想っていました! ど、どうかこんな私でよければよろしくお願いしま――ひゃ!?」

 

 紫条院さんがそれを言い切ることはできなかった。

 何故なら、感極まった俺が彼女を全力で抱きしめていたからだ。


 ああ、燃え上がった恋心の力って凄い。

 今までアプローチなんかとは無縁だった俺が、陰キャの極地みたいな奴だった俺が自分の限界を超えて気持ちを表せている。


「これから……色んなものを取り戻していこう()()


「……っ!」


 腕の中にいるこの世で最も愛しい女性へ、俺は万感の想いを込めて語りかけた。


「俺たちは、学校でも社会でもあんまり上手くやってこれなかったかもしれない。でもだからって、嘆いたり自分を嫌いになったりする必要なんかない。今からだって、俺たちは全部手に入れることができるんだから」


 過去はもう戻らない。後悔は後先立たない。

 なら、目指すべきは未来だ。

 俺は、これからの道を春華と一緒に歩いていきたい。


「さっき春華が言っていたこと、全部しよう。遊園地でも旅行でもどこだって行って、取りこぼしたものを埋めていこう」


 俺たちが悩み苦しんでいたこと。

 俺たちが求めていたもの。


 その全ては、手を取り合えばこれからでも全て手に入れられる。

 最も恐れていた凍えるような孤独は、もう俺たちにはないのだから。


「始めよう。俺たちの青春リベンジをさ」


「はい、はい……! 一緒に色んなことをしましょう!」


 この世全ての幸福を与えられたような笑顔で、春華は俺を抱きしめ返した。

 お互いの体温が合わさるような感覚の中で、俺たちはお互いの心を補い合って限りなく完全に近づく。


「大好きです……! ()()()()!」


 無垢に紡がれたその言葉に、俺もまた胸に溢れた多幸感に瞳が潤んでしまう。

 その言葉だけで、俺の全身が余すところなく幸せになる。


 ずっと暗闇を歩いていた俺が勝ち取った――何よりも尊い福音だった。

【作者より】

 本日「陰キャだった俺の青春リベンジ」完結巻である6巻発売です!

 WEB版にはないエピローグ「病める時も健やかなる時も」を書き下ろしておりますのでどうぞご覧になってください!

 大変厚かましいお願いで恐縮ですが、お布施と思って一冊お買い上げ頂けると幸いです! どうかよろしくお願いします……!


 なお、これまでの短編&書き下ろし短編で構成されたおまけの7巻も発売予定です。実は二人のその後を描いた番外編をいくつか執筆していたのですが、これらも7巻の書き下ろしとして収録されることになりました。

 まだ発売日は未定ですが、どうかお楽しみに!

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― 新着の感想 ―
最後まで一気に読みました 最高でした… 私も頑張っていれば、と思うようなそんな話でした これからでも少しだけ頑張って見ようと思います ありがとうございました
[良い点] あらゆる世界でお二人ともしあわせに。 [一言]  はてさて、二人の間の子にも「救い主」が現れる時がくるのでしょうか。  そんな物語を想像して愉しんでおります。
[良い点] 幸せな時間を過ごせました。 [気になる点] たった一つの問題点があります。それは、血糖値が基準値を大幅に超えてしまうことです。ええ、今ならグラブジャムンすら薄味に感じるでしょう。 [一言]…
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