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エルフ転送装置

 長年にわたって時間と空間に関する研究を続けていたF博士だったが、その目的であったエルフの存在する異世界へ移動するという試みは失敗に終わった。

 だが、その傍らでエルフの生態研究を続け、ついにエルフ転送装置を完成させたのであった。


「完成おめでとうございます博士! しかし失礼ながら、どうにもロープを輪にしただけの物にしか見えないのですが……」


「何を隠そう、これは警戒心が強くとも好奇心旺盛というエルフの生態を利用した装置なのだ。これを設置しておけば興味を持ったエルフが輪の中に入り、そのまま居心地が良くなって居ついてしまうという、画期的な装置なのだよ。」


「なるほど、流石は博士! この次は巨乳サキュバス転送装置を作ってください!」


 何やかやと話をしつつ、F博士とB助手は早速エルフ転送装置を設置した。

 これで後はエルフが輪の中に入るのを待つだけである。という所で、ふとB助手が口を開いた。


「ところで博士……この世界にエルフは居るのですか?」


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