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違和感  作者: 松本ごはん


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1/8

1、最初の違和感

――この世界の真実に気づいた日――

初夏のある朝、目覚ましが鳴る。

7時ちょうど。いつもと同じ音、同じリズム。

今日もいつもと同じ一日が始まる。


俺の名前は五十嵐啓太。今年の4月にA株式会社に入ってから忙しい毎日を過ごしている。

いつものとおり洗面所で顔を洗ってリビングへ。

まだいくらか寝ぼけた頭でテレビをつけると、アナウンサーが笑顔で告げた。


「おはようございます。今日もいい天気ですね。」


ニュースはいつものように、交通情報から始まった。

「B高速道路のCインターチェンジ付近で交通事故が発生し事故箇所を先頭に10km渋滞しています」

ふと感じる違和感。

続いて天気予報。

「今年初めて猛暑日となるでしょう」

何かがおかしい。

「続いて本日のラインナップです」

このニュース――昨日とまったく同じ内容だ。


高速道路の交通事故と渋滞、猛暑日、ニュースのラインナップ、アナウンサーの服装、表情、言葉。

すべてが変わらない。昨日と同じ。

一字一句、違いがない。


「昨日のニュースなんて録画したっけ?」

テレビを確認するが、生放送の印がついている。


「これは…デジャヴか?」


コーヒーを一口すすりながら、無理やり気のせいにした。


「疲れてるのかなぁ。毎日忙しいもんなぁ」


カロリーメイトをほおばりながらニュースを見る。


「げっ!もうこんな時間だ!!急いで出発しなきゃ」


慌てて出勤の用意をする。


「いってきます!」

誰もいない家に向かって玄関から元気よくあいさつをする。

これは一人暮らしをしても変わらない習慣だ。


慌ただしい朝。些細な違和感は彼方に去って行った。


だが、妙なざらつきが胸に残った。

初めてのお話を投稿します。

全部で8話の予定です。ゆっくりお待ちいただければと思います。


それでは次のお話で…

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