やっと王城?いえ、豪邸です。
あれっ!?
すごい勢いで【4000pt】と【5000pt】【6000pt】と上がりました!
ありがとう! 皆様!
しばらくは更新を続けるので、毎週よろしくお願いします!
やっとね、着きましたよ。
王城の、いや豪邸の貴族宅へ。
農地の広大さに遠近感が狂ってね?ものすっごく!遠かったですわ。
王城を見た事は無いけどね?
きっとね、きっと、負けてないと思うのよ。
大きさ。
いえいえ、ドワフ族が作ったと言う5階建じゃなく、3階建てなんだけどね?
もう、ね?
敷地が大きくて、豪邸が遠いので、この貴族のお宅の中だけで暮らせると思うのですよ。
それと、家は3階建てで充分です。
あんまり階層が高いと足が疲れるので。
ん?
いやいや、嫌な妄想をしてしまいました。
今からこの豪邸に2月間、住むのですよね?
子供の足には辛いです。
是非ともミニマムに過ごしたいです。
貧民街の推定7畳の部屋が懐かしくなってくるじゃないですか。
それよりも、この豪邸に日常的に住んでいたお母さんが、よく貧民街の推定7畳の部屋で我慢できましたね?
環境適応能力が凄すぎです。
何だかお父さんの『秘密基地』にも住んでいたとか言ってましたよね?
『秘密基地』って、小さいと相場が決まっています。
あ、どでかい門が開きました。
きっと普段は小さな門から出入りするのですよ。
これは、お母さんが帰って来たのを大歓迎!していますよね?
見てください。
こちらにビシッと格好を決めた騎士様がキラキラした目で馬車を見ております。
あ、目が合って驚かれた……。
私程度で驚くなんて門番失格ですね!
とかなんとか言っちゃいます。
まー! 門の中に入ると、そこは管理された森か林のようではありませんか!
小動物でも出てきそうですね。
いえ、畑の肥料を作る為の落ち葉なのかもしれません。
と、言う事は、何処かに家畜がいるはずです。
豪邸から見えない場所で肥料を作っていると見ました。
「チヤちゃんの目がキラキラと輝いてるねぇ。広いだけが取り柄の屋敷なんだけどねぇ」
「何?! 私の位置からは可愛い顔が見えんぞ! 見たい!」
おばあちゃんとおじいちゃんが少し狂った発言をしていますが、今の私は景色を見るのに忙しいんです。
これは、城下町に行く時は時間がかかるのを覚悟した方がいいですね。
それとも、馬車では無く、馬に乗りますか?
馬。
の、乗れませんね。
私は少女(幼女)6歳(4歳に見える)ですからね!
ふふふふふふふ。
だんだんと木が消えて明るい日差しが射してきましたね。
おおっ! 庭園アートです! 素晴らしい! ビューティフォー! きっと、散歩が飽きません。
おお! 作業しているおっちゃんが見えますが、ヨレた服を着ていませんよ!
貴族家に仕えるに相応しい格好をしています!
きゃあ! 格好良い!(日に焼けた男性って素敵ですよね?)
あ、こちらが見ている見ていないに関わらずにお辞儀しました! 素敵!(チヤは色黒男子が好き)
メタクソイケオジをガン見してから、見えなくなったら、また景色を楽しむ。
ふむ、長い道のりですな。
こういう所に有るだろうと思っていた噴水を発見できずに、ガゼボを複数発見して「外で優雅にお茶会。いいなぁ」と眺めて、豪邸の玄関前に横付けされました。
おじいちゃんが何故か私を抱っこして一緒に降ります。
そして、いつのまにか開かれていた玄関扉から中に入り、開放感のある吹き抜けに「ふぁー」と馬鹿面を晒します。
お母さんも伯父さん達と一緒に豪邸の中に入って来ましたが、なんだかおめめがうるうるとしています。
15歳の少女時代を思い出しているのでしょうか?
別に使用人さん達に『お帰りなさいませ!』と迎えられることも無く、おじいちゃんは一つの部屋に吸い込まれていきました。
もちろん抱っこされている私も一緒です。
部屋の中はすごく日当たりが良くて、若い女性が好き勝手に遊んでいる子供達を優しい目で見つめていましたが、おじいちゃんを見て驚いたように立ち上がり礼をしました。
「無事のお帰りに心からの喜びを捧げます。お義父様、お義母様、お帰りなさいませ」
ちょっと独特の言い回しだが、きっとこの女性が伯父さんの奥さんだろう。
「うむ。私達が留守の間は変わり無かったか?」
おじいちゃんが家の様子を尋ねると、女性は速やかに答えた。
「ジョエルが少し熱を出しましたが、いつものように対処しまして今は元気でおります」
「そうか、ジョエルが……後からジョエルの顔を見に行こう。
そなたと、孫達に紹介したい者たちがいる。
ソフィアが見つかったので紹介をしたい。孫達を集めてくれるか」
「はい。承知しました」
女性は近くに控えていたメイドに子供達を集めるように言うと、室内で好き勝手に動いていた子供達が集まり、まるで並び方が決まっているかのように豪華な服を着た子を1番前にしてその後ろに、やっぱり私には豪華に見えるけども飾り気の無い服を着た子が3人並んだ。
何故だか子供達みんながおじいちゃんに抱っこされた私に視線が釘付けだ。
見られている私も遠慮なく子供達を観察すると、1番前にいる豪華な服を着た女の子が綺麗な桃色の髪を結んでキラキラと私を見つめている。
ん?
私、何もしてないぞ?
おじいちゃんがお母さんを呼んで、さあ、紹介タイムだ。
誤字脱字報告をしてくださる皆様、本当にありがとうございます。
これからも、お助けくださると嬉しいです。




