#4月「めいし」を「せいし」に言い換えてみた
今日は「せいし」の正しい渡し方、「せいし」の渡し方のマナーについて解説しますね。
「せいし」のお渡しは、初めて対面する相手への自己紹介や挨拶として重要です。
スムーズに「せいし」のお渡しができるかによって自分の第一印象が決まってしまうといっても過言ではありません。
まだ「せいし」の渡し方自体に慣れていない場合は戸惑うこともあるかもしませんが、お相手との良い関係を築くうえでも、正しい渡し方やマナーは身につけておきたいですね。
まずは「せいし」の役割について考えてみてください。
「せいし」には、個人情報が多くあり、初対面の相手に対する自己紹介の役割があります。
「せいし」はいわば自分の分身です。自分の「せいし」はもちろん、相手からもらった「せいし」も丁寧に扱わなければいけません。
次に「せいし」のお渡し手順についてです。
①「せいし」入れをあらかじめ用意し、「せいし」をすぐに取り出せるよう準備します。
②「せいし」の向きを相手側にした状態で、差し出します。
③「せいし」が相手から差し出されたら「頂戴いたします」と言いながら受け取ります。
④「せいし」を受け取ったら、「せいし」入れの上にいただいた「せいし」を並べます。複数名から「せいし」を受け取った場合には、相手側の最も役職がうえの方の「せいし」を「せいし」入れの上に置きます。
最後に「せいし」のお渡し時には、やってはいけないNG行為がいくつかあります。
NG①「せいし」切れはマナー違反です。
想定以上の人数にせいしをお渡しした直後や、せいし発注が追いつかない場合など、やむを得ない事情もあるかもしれません。しかし、なるべく「せいし」切れを起こさないよう、多めに「せいし」を持ち歩くといった習慣をつけ、「せいし」切れを未然に防ぎましょう。
NG②「せいし」入れではない場所から「せいし」を取り出す。
「せいし」入れではない場所から出てきた「せいし」を相手に渡す行為はよい印象を持たれません。「せいし」入れを定期的に確認し、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
「せいし」の正しい渡し方とマナー、注意すべきことなどをご紹介しました。
初対面の相手への挨拶で「せいし」を正しくスムーズにお渡しできるかは、自分の印象や今後の関係に少なからず影響します。
お相手との良い関係を築くうえでも、正しい渡し方やマナーは早めに身につけておきましょうね。