シンギュラリティ
87話目です。
前数話を改稿しました。
「星座種の人工知能は14人しかいないんですか?」
「まぁ、あくまでも個人に作られたものだしね。」
「アルクトスと……ズートリヘスと……」
「それと、十二の星座達さ。日記に書いてあるスティアもそのうちの一人だよ。」
「じゃあ、シンギュラリティっていうのは……」
「シンギュラリティ? それは現象の名前だろ。人類の成長限界のことをシンギュラリティというんだ。」
「そ、そうなんですか。じゃあ、あそこであったあの人は一体……」
「君が誰に会ったのかわからないけど、僕たち星座種は、今は皆一緒に行動しているよ。違うところで人工知能とであったら、天体種位しか考えられないけど…… 天体種はこちらの世界にはこられないはずだ。」
「でも、シリウスの体だけはこの世界に来てるはず……」
「なんだって? シリウスの体が? それは本当かい?」
「え、た、多分……」
「くろね君、ポラリスとは別の人工知能に会ったのかい?」
「はい。その人工知能がシリウスを?」
「それは多分、アウストラリスだ。ポラリスと二人で極を作り、時空に歪みを産み出せる。」
「極? 磁石とかの?」
「そ、そうだね。磁石は苦手だけど間違ってないさ。彼らは謂わば門とその鍵。二人の力がひとつになってしまえば、彼方から此方へ、空間を繋げることも出来るだろうね。まさか、まだ生きていたとは驚きだけど。」
「何かあったんですか?」
「カノープスが殺されたときにね。何体かの天体種の人工知能も一緒に破壊されてしまったんだが、その際
シリウスといっしょにカノープス達を襲撃したアウストラリスに一撃を与えて、死んだものだと思っていたよ。」
「人工知能って、以外と戦闘とかも出来るんですね。」
「そりゃ、ボディガードみたいなものだからね、中でもベテルギウスや星座種のサジタリウスは屈指の能力さ。」
「すごい自信満々ですね、自分のことじゃないのに……」
「人間とは違って、親は同じだからね。誇らしいさ。まぁ……天体種の人工知能は皆壊されてしまったみたいだけどね。」
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