表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/140

依頼

2話目です。

長くない上にはじめての文章なのでとても拙いです。

楽しんで頂けたら幸いです!

何となく、理解した。


私は、理由は分からないが自殺を実行した後、この世界に転生したということ。

この世界には魔法というものが存在し、物作りや仕事や生活の大部分が魔法によって補われていて、人それぞれ固有の魔法を持っているということ。

私の固有魔法は回復系の魔法らしいということ。

そして――――


「さっきから顔色悪いけど、大丈夫かよ?」


この、ナツメという男が、私と同じ転生者であり、私の兄であるということ。


「とりあえず、今から依頼(クエスト)だから。着いてこいよ。仲間もいるし。」


「くえすと?」


「おう。ほら、あっちに街が見えるだろ。あそこがギルドの集会所街。あそこで依頼を受けて、指定の場所で依頼を達成させるんだ。」

「依頼って、どんなのがあるの?」

「まぁ大抵は魔物退治だな。」


死ぬんじゃなかろうか。

魔物?そんな呼称で言われる生物なんて恐ろしい以外にあるのか?

死ぬでしょ。我が兄よ、初対面の少女を戦地に連れ出すのは良くないと思う。


「だーんちょーさぁーーん!!」


黒い長髪の少女が駆け足で向かってきた。見た感じ、まだ中学生位の歳のようだ。そんな子供も魔物とやらと戦うのか……


「先に着いてたのか、待たせたな。」

「ぜーんぜん? 待ってないよ!」

「30分待ったよ。」

「ちょっと!!」


後ろから茶髪の少年が歩いてきた。少女と同じ位の歳に見える。……なんだかじっと見られている。


「団長、この人は?」

「あぁ、来る途中で倒れてたから助けたんだよ。名前は……」

「クロネです」

「らしい。とりあえず、依頼に着いてきてもらうことになった。まず集会所に行こう。」


集会所というのは戦う人が集まるところらしいけど、こんなに小さな子供たちが行って、歴戦の筋肉戦士達に押し潰されたりしないのだろうか……

不安はいくつもあるけど、とりあえず兄についていくしかない。

ここまで読んで頂いた方、誠にありがとうございます!

面白いなと思って頂けたら評価、ブックマークよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ