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雪の国の奇跡

作者: ワール

大晦日投稿第二段です。

「起き***起きな**」

誰?声が聞こえる…

「起きなさい!!」

「うわぁ!」

真っ白な空間に女性がいた真っ白なドレスを纏った白銀の髪に赤い目をした綺麗な女性。

なんだろう初めて会ったはず…なんとなく

「お母さん?」

女性に聞いてみた。

「当たりよ。あなたは私が生み出したのだから私はあなたのお母さん」

「僕は誰?」

僕は自分が誰か分からなかったお母さんが言うには生み出しただから僕はお母さんの子供なんだと思う。

「あなたは賢いわね。そうよあなたは私の子供私は雪の女王と呼ばれているわ。あなたは雪の精霊なの」

「僕が?」

「そうよ、そして私に仕える存在でも雪の精霊はここまで自我を本来持たないのどうしたらいいかしら?」

お母さんは困ったように顎に手を当てた。お母さんを困らせているそう思うと悲しくて体がべちゃべちゃしてきた。

「あぁ、ダメよ暗いことを考えないであなたは雪だるまなの。暗いことをを考えると体が溶けてしまうわ。楽しいことを考えましょう。」

楽しいこと…そう聞いて僕が思い浮かべたのは見たこともない光景だった見たことが無いのに何故か懐かしかった。 笑ってる…これは…

「人の子?」

それを聞いたお母さんはとても驚いた顔をした。でもそのあと花がほころぶような笑みで

「あなたの願いは人と接することのようね。いいわ、お勉強として100年人間界に行ってらっしゃい。大丈夫私達の命は永遠100年なんてあっという間よ。」

こうして僕は人間界へ旅に出ることが決まった。

僕の名前は△△△というそうだ。僕は精霊で魔法が使える。気に入った人間と契約して僕の魔法を使わせる時にしかこの名前は明かせないそうだ。

僕はワクワクが止まらなかった。

まだ生まれたばかりでお母さんのこともよく分からなかったけど、これから始まる旅は楽しいことがわかった。

ほら外は僕の旅を祝福するように綺麗な雪の結晶が踊ってる。

皆さん良いお年を

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