もっと盛るモルモット
今回は閲覧注意ね。(`・ω・´)
モルモット! その無力な可愛い外見にだまされる人間は多い。困ったことにこの小動物は、なんでもたくさん盛ってしまうのだ! とくに話題を。
モルモットの語ることは、たいてい三味線である。法螺である。
ゆえにウサギと仲良く、知り合った人間はこの齧歯類らに、「う、詐欺」とばかりにだまされる。
これに対しては、『鵜と鷺は鳥である。ゆえに四足の獣ではないから、食べて良い』
との発言をした坊主がいたそうだが、こうした故事の異変性からすると、事実は混沌として来る。あるいはモルモットが盛った話かもしれないし、ウサギの詐欺かもしれないのだ!
そんなモルモットはその生態からして、孤独を好む。縄張り意識が強く、群生には向かないのだ。同族としても追い払う。
酒が大好きで、夜な夜な人間の街をうろついては、居酒屋でひとり……ひとモル酒を楽しむ。料理についてはそれほどグルメではなく、グルマンとも呼べる。
そのモルモットライフは過半を文芸創作に費やし、世界でいちばん自分が幸せと信じている。
度を超えた自己愛性パーソナリティ障害で、自分自身が大好きだ。
齧歯類らはこれで、ハムスター、ウサギ、リス、そしてモルモットの四種族となった。探せばもっとかれらの同類はいるだろうが、いまはこんなところだ。
ひとを騙す点においては、狸と狐が有名だったが、それは過去の話。
タヌキとキツネは海外で軍隊に入隊し、別の惑星で機動歩兵として戦った。もはや遠い前世紀50年代の話であるが。これは記録に残っている。
狸狐愚連隊と原作に明記してあることからして明らかだ。
なにやら三味線のあとが見えるが、愚かな私などには、訂正しようがない。というか筆者たる私ではない、なんらかの干渉を受けてこのシリーズは続いている。その黒幕がモルモットなのか?
……ハインライン万歳。
感想待ってま~す。(*’▽’)