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僕とキミの多目的室  作者: 永井 勇樹
9/17

テスト前日(前)

休日明けの月曜日。


「明日からのテストだけど、赤点はあまり取らないように頑張れよ。」

朝のHR(HOMEルーム)で担任の村上先生がみんなのことを気にして言ってくれてるが、気にする生徒は半分程度だろう。

それは何となく点数が取れれば良いと思ってる人と最初から捨てている人が合計で半分程度いるからだ。


「なあ、和人。今日、勉強教えてくれよ。」

朝のHRが終わった直後に言ってきたのは、後ろの席の友人の須永(すなが) 椿(つばき)だ。

こいつとは1年の頃から同じクラスだ。

その上、席も近くなることが多く、よく話す友人だ。


「悪いが、今回、俺にはお前に勉強を教えてやってる余裕が無い。」

椿が尋ねてくる。


「お前も今回、ヤバい系?」


「いや、今回俺は過去最高順位が取れる自信しかない。でも、残念なことに毎回毎回テストで15位以内に入ってる天才少女に勝負を挑むことになったから、今回は自分の勉強で精一杯なんだ。」

椿が更に尋ねてくる。


「誰だよ?」


「お前みたいな情報屋なら分かると思うんだけどな。」


「俺が知ってるのは誰かの情報なだけで、どの情報が誰を示すかじゃないんだよ。」


「それって普通は=(イコール)だろ。」


「俺の中では=じゃないんだよ。」

この男、須永 椿は校内なら情報屋という異名で有名で、普通なら知り得ない情報を持っていることもあるそうだ。

情報を売って金を貰ってることもあるそうだ。

和人は呆れたように言う。


「まあ、いいや。西川だよ。西川友香。」

その名を言うと、椿の顔が固まった。

そして、10秒程度が経ち、椿が急に叫んだ。


「え~~~~!?」

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