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僕とキミの多目的室  作者: 永井 勇樹
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2人の関係

今日も多目的室に行くと彼女がいる。

彼女はいつも決まって前の席に座っている。

和人は右端の後ろの席に座るようにしている。


彼女と出会って一ヶ月が過ぎ、会う度に少し話すようにもなり分かったことがある。

彼女の名前は西川友香(にしかわともか)

和人と同じ2年生普通科理系、成績は優秀で定期テストではそれぞれの学科で成績上位者15人の名前が張り出されるが普通科理系約180人の中で入学してから最初のテスト以外ではその座を落ちたことがないようだ。

和人も勉強はかなり頑張っているため、成績はいつも30位以内には入っていて、一度だけ15位以内に入ったことがあったが15位以内をずっと維持し続けることは大変だ。

その他、彼女のことと言えば、身長は和人よりも約10cm低く160cmといったところで、運動は人並みで、和人と同じ部活は帰宅部、顔は和人的には可愛い方、スタイルも良さそうで、髪は染めているかと間違われるほど茶色で地毛証明書を持っているほどだ。

あと、噂では入学してから今日までで2桁に上りそうな数の生徒に告白されたそうだが、全員振ったそうだ。

性格はおとなしく優しそうだがクラスが違うこともありまだ分からない。


この時の和人は『自分には関係の無いこと』くらいにしか思っていなかった。

何故なら、この『相手のことに深入りはしない』関係がずっと続くと思っていたからだった。

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