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リアルに感じる夢 1日目 午前

こちらが初めての投稿になります。私はTSものが好きな為思いつきでこちらを書いてみました。初めての為ぐだくだになったり稚拙な文章になったりあるかもしれませんが楽しんでいただけたら幸いです。一応学園に入ったら恋愛方面に持っていきたい思ってます。なのでタグについては後々できたらという意味でついてるものもありますのでご了承下さい。

全員がそうではないと思うが人には違う性別になってみたいと思う人が中には何人かいるのではないだろうか。

最近のTS小説のテンプレよろしくある朝目が覚めたら元の性別と変わっていたなんて現実にはないし他力本願だと思う。

だけど中にはもしかしたらなんて考えている人もいると思う。

かくいう僕もその中の1人だしなってほしいと思っていた。思っていたというのは歳がすでに三十路を越えて今年34歳になるからさすがにないと思っていた。だがそれは突然訪れた。僕は朝目が覚めると体に違和感を感じた。テンプレよろしくある朝目が覚めたら性別が変わっていたということだ。

ちなみに僕は四宮咲耶。名前が女性でもありそうだが一応男だった。だったというのは今は女性になっているからだ。

だが僕は何故か冷静だった。仕事はどうすればいいか。家族にはなんて言えばいいか。自分が大変なことになっているのにそんなことを考えていた。ちなみに僕は独身で両親と暮らしている。つまりあと少ししたら親が起こしにくる。つまりタイムオーバーだ。

咲耶「これどうしたらいいんだ?あれ?声が高い?」

僕からでた声はかなり高くソプラノボイスになっていた。元々僕の声は高い方だったがそれでもテノール程度だった。だから違和感を感じた。

とりあえずじっとしていても仕方ないので現状を確認する為僕はベットから降りた。僕はベットから降りるとまた違和感を感じた。

咲耶「あれ?目線がなんか低いような…?それにバランスが取りにくい?」

そして僕は自分の部屋にある鏡を見た。そこには美少女が写っていた。どちらかというと可愛い方だ。見た目は15.6歳位でバランスこそ慣れてないからか取りにくく感じるが体の調子が元よりよくなっていて若返っている気がする。

容姿は元は黒髪で髪が短く癖っ毛だったが今は黒のロングストレートで腰まできている。顔は元の原形とはかなり変わっていて整っていた。スタイルは胸は多分大きめで腰にくびれがありお尻は若干大きくなっている気がする。これだけ体が変わってればバランスが取りにくくて当然だ。というか…

咲耶「これが…僕…?」

さすがに現実を見て僕は驚いた。というか多分身長も10センチ以上低くなってると思う。

鏡で自分の姿を確認していると部屋の外から声が聞こえた。母親の四宮晴子だ。

晴子「咲耶〜いつまで寝てんの〜。そろそろ起きないと遅刻する…わ…よ…?」

いつものことなので部屋にそんなこと言いながら入ってきた。それと同時に僕を見て固まった。

晴子「あなた誰?」

そして当然のように聞かれる。

咲耶「僕だよ。咲耶だよ。」

晴子「咲耶は男よ。あなた女の子じゃない。それにどう見ても咲耶より若いわ。」

咲耶「そうだけど…朝起きたらこうなってたんだよ。どうしたら信じてくれる?」

晴子「そうね〜…。咲耶しか知らないことでもあれば証明できるでしょうけど何かないかしら?」

というか意外と冷静なのかわからないけど声を荒げることなく会話してる。僕としては大声をあげられなくて助かったけど…それよりも…

咲耶「う〜〜ん…。なら僕の携帯のパスワードを1回で解除したらとかどうかな。人に教えるようなものじゃないし…。」

晴子「確かにそうね。ならやってみて?できたら信じてあげる。」

母さんにそう言われたのですぐに僕は携帯を取り出しパスワードを解除する。

咲耶「これでどう?信じてくれる?」

晴子「確かに1回で解除したわね。まぁそれに咲耶がいつも着てるパジャマ着てるし信じるわ。それにしても…。」

そう言って母さんはこちらをじ〜っと見てくる。なんだか少し嫌な予感がする。すると

晴子「可愛い〜〜!」

そう言って母さんが抱きついてきた。

咲耶「うわっ?!ちょっと母さん?!」

晴子「ん〜…いい匂いがするわ。それに…。」

そう言って母さんはさらに胸とかお尻を触ってくる。

晴子「胸は張りがあってもちもちで柔らかいしお尻もいい感触。」

咲耶「ちょっ…どこ触って…ひゃん!やめ…あん!」

晴子「あら、いい声で鳴くわね。母さん癖になりそうだわ。」

そう言いながらまだ母さんは僕の胸とお尻を揉んでくる。というかさっきから声が勝手に出る。

咲耶「ちょっともういい加減にして!」

そう言うと母さんはようやく離してくれた。

晴子「もうちょっと楽しんでいたかったけど仕方ないわね。」

そう言った母さんはまだ名残惜しそうだ。それよりも…

咲耶「会社どうしよう?このままじゃ出られないよ。」

晴子「ん〜そうねぇ…とりあえず休むしかないんじゃない?というかずっとこのままだともう辞めるしかない気がするけど…。」

咲耶「ですよね〜…。でも大丈夫なの?」

晴子「あぁ家のことなら心配いらないわ。それに咲耶もお金結構貯めてあるんでしょ?」

咲耶「それはまぁそうなんだけどね。まぁ大丈夫ならいっか。それにしてもなんでこんなことになっちゃったのかな?母さん何か心当たりある?」

晴子「心当たりねぇ…いつも通りすごしてたしさすがにないわね。」

咲耶「そうだよね。これに関しては父さんも多分分からないだろうし…考えても分からないか。あっ何か気になることある?」

晴子「そうねぇ…強いて言えば言葉使いかな〜。今の容姿とあってないし…。」

咲耶「あ〜…やっぱそう?」

実は自分でも違和感を感じていたので改めて聞いてみた。

晴子「可愛い女の子の声で男よりの口調はちょっとギャップがあるわね。まぁそれがいいっていうのはいそうだけど…。」

咲耶「いそうだけどまぁ仕方ないのでなるべく女口調を意識して話すようにするわ。他には?」

晴子「そうねぇ…服装に関しては私から強制するものじゃないけどせっかく可愛いんだし可愛い服着てくれたら嬉しいなって思います。」

咲耶「やっぱりそこだよね…。さすがに男だったんだしそれはかなり恥ずかしいわ。」

晴子「やっぱりそうよね。まぁこれに関して私からは何も言わないわ。ただその気があるなら私が色々教えるわよ。ただ最近の子のはちょっと分からないけど…。」

咲耶「その時はお願いします。」

晴子「さて、とりあえず会社の方は私から休みの連絡をしとおくわ。今の咲耶から連絡しても分からないだろうしね。」

咲耶「悪いけどお願い。」

晴子「あ、そうそう。一応朝ご飯あるから着替えたらいらっしゃい。」

そう言われて僕は思った。確かに今のままじゃまずいと…

咲耶「わかった…。あ…でも何に着替えれば?」

晴子「そうね…ジャージとかなら縛ればいけるんじゃない?」

咲耶「じゃあそうする。」

晴子「あ、そうだ。ちょっと待っててね。」

母さんはそう言って部屋を出てった。

咲耶「あ、うん。」

聞こえてるかは分からないけど一応返事をした。それから少しして母さんあるものを持って戻ってきた。

晴子「はいこれ。」

咲耶「何これ?」

晴子「何ってスポーツブラよ。擦れると痛いから一応着けておきなさい。前に小さめのを買ったけど結局使ってなかったから新品よ。目測だけど多分今の咲耶のサイズに合ってると思うわ。」

母さんの胸、僕より大きいんだよね。というか…

咲耶「えっと…着けなきゃダメ?」

晴子「さっきも言ったけど強制はしないわ。ただ女の胸というか乳首は敏感なのよ。だから着けておいた方がいいと思うわ。」

咲耶「そっか…なら仕方ないね。」

そう言って僕は母さんからスポーツブラを受け取った。

晴子「着け方はとりあえずかぶるだけでいいからわかるわね?」

咲耶「あ、それなら多分大丈夫。」

晴子「そう。なら先に戻ってるわ。」

そう言って母さんは部屋から出てった。

僕は早速着替えようと思いふと気づいた。このままだと自分の体とはいえ女の子の裸を見ることになる。僕は今まで誰かと付き合うとか考えたことがないので誰とも付き合ったことがない。つまり女の人の裸を見たことがないのだ。

咲耶「あぁ…。もしかしたらこのままかもしれないし慣れないといけなくなるかもだからしょうがないよね?」

僕は誰にたいしていいわけをしたか分からないがそう呟いた。そしてパジャマを脱いでいく。昨日まで男だったので当然上のパジャマを脱げばおっぱいが見える。

咲耶「うわぁ…。」

当然おっぱいも初めてみるのでなんだか恥ずかしい。でもガン見してしまう。悲しいかな。男の性。付き合うとかはなかったけど興味がなかったわけではないのだ。とりあえずこのままでいるわけにもいかないので先ほど母さんから受け取ったスポーツブラを被る。

咲耶「?」

何だろう…?思ったよりしっくりくるしあまり気にならない?着けたことないし締め付けられる感覚があるんだけどそれが普通に感じる。大きさに関しては母さんが言った通りちょうど良かったようでぴったりだ。

咲耶「なんでこんなに慣れた感じがするんだろう?ま、いっか。」

考えても分からないし着替えよう。次は下だ。ちなみに下はお尻で引っかかっていただけになってるので半分見えてたりする。とりあえずパジャマのズボンを下ろそうとしたら一緒にパンツも脱げてしまった。

咲耶「わっ!あぁ…トランクスじゃ大きくて履けないのか…。」

僕は普段はトランクスなのだがボクサーブリーフも使ってるのでそちらを下着入れから出した。

咲耶「こっちなら何とか履けるかな?」

というかパンツも一緒に脱げてしまったせいですぐに気づかなかったが今下半身丸出しだ。当然僕からも見えてしまう。そこには元々合ったものがなくなっている。なんとなくもの寂しく感じると共に恥ずかしくなってきた。

咲耶「ぁ…ぁぅ。」

と…とりあえず履こう。僕は取り出したボクサーブリーフを履いた。これならなんとか履けるみたいだ。次はジャージだ。ジャージのズボンを履く。だがこちらもぶかぶかで足の方も余ってしまっている。仕方ないのでまず腰の位置で縛り落ちないようにする。足の方もめくって位置を整える。次にジャージの上を羽織る。前のチャックを閉める。胸が大きめのため少し苦しく感じる。長さは問題ないが腕は長すぎるのでまくる。

咲耶「とりあえずこんなものかな。」

鏡で姿を見る。とりあえず家にいるぶんには大丈夫だと思う。だけどこの格好で外に出るのは恥ずかしいかな。とりあえず着替えたので自分の部屋から出た。出てすぐに後ろから声がかかった。父親の四宮徹だ。

徹「お、咲耶…で合ってるか?さっき母さんから女になったって聞いたぞ。」

うちは3人家族で兄弟はいない。なので必然的に母さんか僕になる。なので先に事情を聞いたのだろう。確信がなかった為一応確認してきたみたいだ。

咲耶「あ、うん。そうだよ。父さんおはよう。」

徹「あぁ、おはよう。それにしても随分変わったな。背も縮んでるし可愛くなってる。それに若くなってるとは聞いていたがさすがに最初わからなかったよ。」

どうやら父さんも驚きはするけど女になっても冷静なようだ。というか…

咲耶「か…可愛いって…まぁ…うん。そ…それにしても父さんも母さんもよく冷静に対応するね。息子が娘になったっていうのに…。」

徹「まぁ戸惑いはしてるよ。ただ母さんもだと思うけど自分の子供だからな。息子だろうが娘だろうがそれは変わらんよ。死んだわけじゃあるまいし。それにお前はもう小さな子供じゃない。咲耶がそれを受け入れるなら手伝うし受け入れられないっていうなら元に戻れるように色々調べるさ。」

咲耶「父さん…。」

僕はその話を聞いてうるっとしてしまった。

徹「お前がどうなっても親である俺達はお前の味方だ。だから泣くな。」

咲耶「え?あれ?僕…泣いてた?」

晴子「どうにも遅いと思ったら何咲耶泣かせてるの?徹さん。」

あ、あれ?いつの間に母さんが?ていうか涙…止まんない。

徹「ハ…ハル?これはちが…?!」

晴子「言い訳は聞かないわよ?」

母さんの後ろに般若が見える…。ていうか止めなきゃ。

咲耶「か…すん…母さん…すん…父さん…すん…何も…すん…悪くない…すん…」

晴子「あら、そうなの?咲耶。」

咲耶「うん…。」

徹「ほ、ほら。咲耶もこう言ってるし…な?」

晴子「咲耶に聞いてるんだから徹さんは黙ってて!」

徹「はい…。」

咲耶「ちょっと…すん…待って…すん…涙止めてから…すん…話すから…。」

ようやく落ち着いてきたのでさっき言われたことを母さんに説明する。

咲耶「えっとね。父さんがね。いつでも味方してくれるし助けてくれるっていうからね。嬉しくて泣いちゃったみたい。というか涙腺がなんか緩くなってるみたいで…。」

晴子「あら、そうだったの。まぁそんなの当然のことね。っとそれより徹さん。誤解してごめんなさい。」

徹「いや、分かってもらえたならいいさ。」

咲耶「それよりも2人とも急がなくていいの?仕事は大丈夫?」

両親は2人ともまだ働いてるのでもし仕事なら聞いておかないとね。そう思って聞いた。

徹「あぁそのことならお前がこんな状態だからな。仕事どころじゃないからさっき休みの連絡を入れたところだ。」

晴子「私も徹さんと同じね。咲耶の方も会社に休みの連絡入れておいたわ。」

咲耶「あ、なんかごめんなさい。それと2人ともありがとう!」

徹「どっちに動くにしても俺らがすぐ動けた方が早いだろ?それに心配だしな。」

晴子「そうね。それに徹さんも私もある程度融通がきくから大丈夫よ。それより朝ご飯にしましょ?」

徹「そうだな。」

咲耶「うん。」

朝食を取る為リビングに行くとすでに朝食の準備は出来ていた。だけど僕の朝食はいつもより少なめになっていた。

咲耶「あれ?少なくしてある?」

晴子「あぁあなた体小さくなってるんだから多分あまり食べれなくなってると思ってね。足りなかったら足せばいいんだし…。」

咲耶「あ、そっか。ありがと、母さん。じゃあいただくます。」

徹「いただきます。」

晴子「はい、召し上がれ。」

うちは朝は和食と洋食。つまりご飯もパンも普通にあるのだが今日は和食、ご飯だった。いつも通り食べたのだが結局朝食は用意された量でちょうどよかった。

その後僕は自分の部屋に戻ってこれからどうするか考えた。あまり長く考えても仕方ないし戻れるか分からないことなので結局僕は女として生きることを選んだのだった。

まずは夢の話の午前中の話でした。次回は午後の話になります。なお、1日分を一気に書いている為更新については前後半に分れた場合は早いですが基本的には不定期更新になると思います。なお、夢→現実→夢の順に投稿する予定です。

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