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3/3

その閑話、必要?

この回は、愚痴が多いかもしれません。

個人的な嗜好なので、気にしないでもいいと思います。

新規投稿された小説を読んでいて思ったことを1つ。


まだ始めて30話も経っていない小説で、ところどころ閑話が入っているものがある。

閑話って、物語を補強するためか、お遊び要素としてあるものだと考えている。

始めたばかりなので、世界観を理解してもらうために閑話を入れているのだと思う。


だけど、世界観の説明から入って、物語まで読み進められることができるだろうか。

有名な「指輪物語」も初めに文庫1冊分近い量の世界観の説明がある。

私はホビットの説明の部分で挫折した。

結果、本編は読んでいない。

 ※私は本は1巻から順に読むタイプ。途中からとか意味わからん。


あれは無理。

理由は世界観の説明は物語内で行うべきであり、それが作中で説明できないのは、作者の力量不足だからだと思う。


せっかく「タイトル」や「あらすじ」で興味を持って読んでくれた、なのにストーリーは一向に進まない。

読むのをやめる原因になりかねない。

世界観の説明が終わるまで読者は待っていてくれるだろうか?

たぶん、待っていてくれないだろう。

なぜなら他に沢山小説があるからだ。

他の小説を読んでいるうちに忘れ去られてしまうか、切り捨てられてしまう。


「指輪物語」が大Hitした理由の一つに、同じようなファンタジー小説が多くなかった、というのがあると思う。

現代日本で、同じように世界観の説明から入る壮大なファンタジーがあったとして、どれだけ売れるだろうか。

私見だが、ニッチな需要しかないと思われる。

アニメ化、ドラマ化、映画化はするかもしれない。

だけど、本はあまり売れないだろう。

売れても読み切らずに諦めて中古書店に売られるだになるだろう。

ブームになっているなら高く売れるのだからなおさら。


それは作家として本望だろうか?

結果的にお金は入ってくるかもしれない。

けど、自分が直接手掛けた小説は売れない。

小説家といえるだろうか?

言えないと思う。

小説家ではなく、脚本家の領分だろう。


では、なろう小説家として、どうするべきだろうか。

いくつか方法があると思う。

・作中に少しずつ混ぜる。

・少しずつあとがき風に末尾に記載する。

・世界観の説明が必要のない作風にする。


小説家としての力量を問われる部分だろうと思う。

だが、是非頑張ってほしいものである。


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結論。


世界観の説明は程々に。

作中に混ぜるか、少しずつ末尾に記載する。

 ※本編が減っては本末転倒なので、その分増量する必要があるかもしれない。


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