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タイトルとあらすじって大事。

大抵の読者が小説を新しい小説を探すとき、「ランキング」か「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」を利用します。

つまり、未読者の目に一番触れる機会のあるのもが「タイトル」と「あらすじ」です。

 ※キーワードという可能性もありますが、後述するので、今は省きます。


自慢じゃないですが、私のなろうブックマーク数は582件。

このほとんどが「ランキング」か「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」で探しました。


最初は「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」で探していたのですが、ある時を境に、既読小説しか検索されなくなってしまいました。

 ※できればログインしているユーザのブックマークに連動して、ブックマーク済みの小説は非表示にしてくれると嬉しいです。>運営


最近は専ら「ランキング」を駆使して小説を探しているわけですが、意外と「タイトル詐欺」が多い。

もっと正確に言うと、「タイトル」と小説の内容に乖離があり読んでみた結果「これ、タイトルが内容と違うじゃん」となる。


せっかく面白い小説でも、メインに据えているテーマと「タイトル」が違うことで、読者に対し悪感情をもたらしてしまう。

これは勿体無い。

内容にあった「タイトル」ならその後も読み続けてくれる優良読者となる可能性を潰してしまうことになる。

また、内容通りの「タイトル」なら読んでくれたはずの読者が読む機会が失われる。

=評価がもらえず伸び悩む。


もし、評価などで伸び悩むなろう作家の方がいましたら、タイトルの見直しを行ってみるといいかもしれません。

 ※「タイトル」を変更したとき、できればタイトル内に旧「タイトル」を入れるのはやめたほうがいいと思います。

  読みづらいので。

  「あらすじ」の先頭か最後に「(YYYY/MM/DD)タイトルを「○○」から「○○」に変更」みたいな更新履歴のようにするとわかりやすいかと思います。


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PC版では全文表示されるが、モバイル版(スマフォ版)の「ランキング」では、タイトルと作者、ジャンル、話数、文字数が表示され、「あらすじ」とキーワード、小説の詳細情報は「あらすじ等」をタップすると表示されます。

つまり「タイトル」の次に重要なものが「あらすじ」です。(※1)

 ※「小説を読もう」の「ランキング」ページが読者をそう誘導しているように思えます。


自分の好みの「タイトル」を見つけた読者は、「あらすじ」を見ます。

ですが、ここでも「あらすじ詐欺」が多いように思います。

ある程度読んだ後、「あれ?あらすじと全然違うじゃん」となる。


「タイトル」の時と同じく、内容にあった「あらすじ」ならその後も読み続けてくれる優良読者となる可能性を潰してしまうことになる。

また、内容通りの「あらすじ」なら読んでくれたはずの読者が読む機会が失われる。

=評価がもらえず伸び悩む。


確かに「あらすじ」を書くのは難しい。

書きすぎても本編を読む意味がなくなり、書かなさすぎると本編とかけ離れる可能性が高い。

世に出回っているライトノベルの「あらすじ」とかを読んでも、本編と全然かけ離れていることが少なくない。

キャラクター性を前面に押し出した「あらすじ」なのに本編では重要な役どころではなかったなど枚挙に暇がない。

本職の人ができないことを、アマチュアのなろう小説家ができるのか。

 ※大部分の人の話。本職が投稿している場合もあるが。


難しいのは判っているが、だからと言って諦めてよいものでもない。

なぜなら執筆を続ける上で重要な、評価やPVといった意欲に直結する部分だからだ。

 ※「あらすじ」が読者の興味を引かないと読んでもらえない、評価してもらえないから。


いっそのこと、一度自分で「あらすじ」を書いてみた後、読者に感想を聞いてみるのも手かもしれない。

読者視点で「あらすじ」を書いてもらえば、自分の執筆している小説がどのように受け取られているかわかるし、新しい「あらすじ」の草稿にもなる。

そこまでしてくれる読者がいるか、判断はつかないが、「あらすじ」の最後に一言「あらすじを書くのは苦手です。感想で最適なあらすじを募集します」とでも書いておけば投稿してもらえる可能性もある。


また、小説を書き続けている間に、「あらすじ」とかけ離れていくこともある。

最初は「あらすじ」通りだったが、新章ではだいぶ毛色が変わった、というのは多分にある。


その場合、「あらすじ」はそのままでも問題はないかもしれない。

だが、未読者が読み進めていくと違和感が出てくる。

「あれ?あらすじを読んで期待したストーリーとかけ離れてきたぞ」と。

それもまた、途中で読むのをやめてしまうパターンの1つだと思われる。


ライトノベルが巻毎に「あらすじ」を書くように、小説を読もうも、章毎に「あらすじ」を書くべきなのかもしれない。

「あらすじ」を書くのは難しい、といったが、それは小説全体の「あらすじ」を書くのが難しいのであって、章毎、ある程度の分量毎なら、それほど難しくはないのかもしれない。


色々工夫のやり方があるだろう「あらすじ」について、なろう小説家の皆様には是非検討(健闘?)してほしい次第である。


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結論。


本編も重要だが、「タイトル」と「あらすじ」は一定期間毎(章や分量、話数)に見直しを行うと評価やPVに繋がると思われる。


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(※1)ポイントやランキング順位で決めるという人もいるかと思いますが、最近は「相互ポイント」みたいなある意味不正が流行っているので、当てにならないと私は判断しています。

  「10話50,000文字も投稿してないのに、評価が5,000ptとかほぼありえない」と思います。

  1人最大12ptまでしか付けられないので、5,000ptだとすると416人が最大の評価をし、ブックマークしていることになります。

  読むのが早い人の場合、10分で読み終わってしまう分量の小説になぜ最大評価が行えるのか。

  たったそれだけの内容で作品全体の面白さの評価ができるのか?

  別作品で面白かったから今後に期待とか理由がある人もいるかもしれません。

  が、その小説が初投稿の場合が少なくないです。

  評価の理由が全く理解できないため「これは不正なのではないか」と考えています。

(2016/10/15 21:05)公式にはタグではなく、キーワードらしいので、修正しました。

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