設定集1
登場人物の紹介です
陸軍関係者
宮本大佐(47歳)
第2戦車師団第1大隊長、陸軍の家系に生まれたエリートで、国防大学では海軍の西村大佐と同室で、彼とは親しい仲である。
マニラ奪還戦後半で中国軍のエリート戦車部隊を壊滅させている。
喜田中佐(41歳)
第1攻撃ヘリ飛行隊、通称”ジャガー”隊長、本来は空軍戦闘機乗りを志望していたが、何かに目覚めたのか陸軍の対地攻撃ヘリ部隊に乗り換えた。
那覇市街戦では海軍の空母瑞鳳から地上攻撃に参加し、中国軍フィリピン占領軍司令官が搭乗するZ-9輸送ヘリを撃墜する戦果を挙げる。
西川少尉(25歳)
ジャガー隊のガンナーの一人、去年、陸軍航空士官学校を卒業したばかり。
彼自身は非常に優秀なポテンシャルの持ち主である事が喜多中佐に見抜かれると、彼の専属ガンナーに指名され、たぐい稀な才能を発揮している。
中国フィリピン占領軍指揮官搭乗のヘリを喜田中佐の操縦の元、機銃掃射で撃墜する戦果を残し、26歳にして大尉に進級している。
海軍関係者
西村大佐(46歳)
佐世保生まれの扶桑4代目艦長、海軍の家系に生まれたエリート。
副長の猪口中佐とは海軍兵学校の同期で親友で飲み友達だったりもする。
家系故に彼の2人の弟はそれぞれ空母と潜水艦でそれぞれ副長ないし艦長を務めているが、末弟は潜水艦黒龍艦長として空母広東を仕留めた。
猪口少将(49歳)
翔鶴艦長で、扶桑副長の兄でもある。
元戦闘機乗りと言う事もあって頭の回転が速く、決断力に長け、指揮官適正も優れいている事もある為、次期国防艦隊司令長官候補とも言われている。
猪口中佐(46歳)
扶桑3代目副長兼砲雷長、父が元US-1操縦士、弟が潜水艦雲龍艦長で、兄が空母翔鶴艦長、曽祖父は戦艦陸奥退役時の艦長で、祖父は誘導弾駆逐艦太刀風初代艦長と西村並みのエリートであるが、彼にその自覚はない。
西村中佐(44歳)
西村大佐の弟で、空母翔鶴副長で元F/A-18パイロット。
マニラ市奪還作戦において自らもF-18へ搭乗し中国軍を迎え撃つ。
相当な年の筈だが、3日で7機の中国軍機を撃墜する戦果を上げた。
猪口少佐(43歳)
猪口中佐の弟で、潜水艦雲龍艦長として中国軍戦略原潜3隻を撃沈した。
西村少佐(42歳)
西村大佐と中佐の弟、海軍潜水艦学校首席卒業のエリート。
潜水艦黒龍を指揮し、空母広東を撃沈、中国艦隊の士気を打ち砕いた。
橋立少佐(38歳)
潜水艦黒潮艦長、日中通じての潜水艦トップエースの1人。
決断力が強く、敵艦5隻と潜水艦2隻を沈めており、45歳で少将に進級。
2027年に発生した日韓戦争では第1打撃艦隊を指揮し、佐渡島奪還を成功させる功績で、少将に進級し、最年少国防艦隊司令長官に任命される。
坂田三郎大尉(34歳)
瑞鶴飛行隊の事実上の副隊長だが、信任は隊長より厚い。
撃墜数は19で日中を通じて2位の実力を持つ。
天才的な実力の持ち主で海軍で最も優秀な戦闘機乗りと言われる。
岩田徹也大尉(35歳)
坂田の親友で、撃墜数は19と彼と並ぶ。(3位は中国軍)
こちらは実力より努力の人で、操縦士学校での成績は中の中であった。
武原大尉(31歳)
海に対する憧れが強く、高校卒業後に海軍入隊を決意するが、当時、新設されたばかりの航空学校のチラシを見て航空学校へ入校し、海軍へ入隊。
主席卒業と指揮官適正があった事も幸いして翔鶴飛行隊長に抜擢された。
撃墜数は11と栗本より少ないが、彼女は信頼できる部下の模様。
栗本順子大尉(31歳)
武原の同期生、兄が空軍に入隊した事を受け、彼女も入隊を決心した。
訓練生時代から武原とは競いあい、互いを上司と部下として信頼している。
撃墜数は12と8位になる実力を有している翔鶴飛行副隊長。
新島大尉(28歳)
F-35操縦士、日向戦闘機小隊長で刑務官の息子。
空軍関係者
原田中佐(41歳)
小美玉出身で空への憧れは強い、熱くなりやすい熱血漢でもある。
撃墜数は9と少ないが、その実力は杉野に匹敵しており彼の信頼も厚い。
栗本総一少佐(31歳)
海軍の栗本順子の双子の兄でF-15”イーグル”を駆るエースの1人。
撃墜数は12と彼女を同等で、実務にも座学にも強い優秀な男。
杉野直也大尉(31歳)
空港が身近な千歳市で生まれ育ち、都内の大学でグライダー部に入部、帝国航空の旅客機パイロットにでもなるつもりだったが、大3の時に冗談で受けた国防軍統合航空学校に合格、戦闘機パイロットになる決意をする。
F-2を駆って戦争を生き延び、計21機撃墜し、日中通じてトップ。
また2027年にはF-3配備の最初の部隊の副司令として日韓戦争にも参加、生涯撃墜スコアは周の25を5上回り30とジェットエースとしては最高で、2018年の第2次朝鮮戦争のトップエースを撃墜している。
周義男大尉(30歳)
杉野の親友で、撃墜数は劣るが、実力は彼に匹敵する。
長崎で生まれ育った台湾系日本人で、航空高校を卒業し、帝国貨物航空のパイロットになる為に杉野と同じ都内の大学に入学、グライダー部に入部、そこで知り合い意気投合した杉野と大2の時にエアショーに行って国防空軍の戦闘機パイロットになる事を決意。撃墜数は15.5。
撃墜した敵機の中には中国軍のエース瀋明軍搭乗機が含まれる。
戦後はF-3飛燕Ⅱを駆って日韓戦争に参加、9.5機撃墜。