これまでのあらすじ
遠い昔、はるか彼方の太陽系で…。
─ Tactics Testicles ─
Chapter-2 『Would you smooch a corrupt politician.』
第2章 『誰も私を責めることはできない』
クローン戦争勃発!
摂津から山陽に移り、大和軍の指導者として夷軍と戦う久能兵庫頭は、古代の魔術で仮面兵と呼ばれる人造人間を培養し、戦力差を補っていた。
仮面兵を作っているのは、東北の滅びた国から亡命して来た東日流王・雪姫。
彼女はアラハバキ神の巫女であり、津保化族の呪術を使えば、戦局を変えられると兵庫頭に提案。
瞬く間に強力な軍隊を作り上げてみせるのだった。
しかし仮面兵を作る雪姫の立場は戦略上、重要性を増し、軍内で危険な位置に立っていた。
一方、大和国葛城の将軍・北条九厳を頼りなしと見た諸侯は兵庫頭に信頼を寄せていた。
だが、彼らの希望もやはり仮面兵であり、この戦争は仮面兵というキーワードが鍵を握っていた。
しかし、仮面兵の製造方法は秘密にされたままだった。
何故なら仮面兵は、無から人間を製造している訳ではなく、女たちの身体を利用する、倫理に触れた禁術だったのだ。
兵庫頭は、その秘密を隠し通し、できれば女たちを苦しめたくないと考えていたが…。




