6,嵌められた(;゜ω゜)
「いやいやいや、ちょっと待って
入るなんて一言も言ってないよ!?」
「入寮は来週の日曜の夕方六時までに済ませてね」
わあ、あと5日だ☆
……じゃなくて
「人の話、聞いて!?」
「ちゃんと親戚にも話して、安心させてあげるんだよ」
「おーい、依斗さんや
話聞いてるー?」
彼の顔の前で、手をひらひらさせる。
ついでに言うと、俺は死んだ魚の目をしていると思う。
「……珠沙君と今までより近くに居れて、もっと会えるようになるから良いかなって思ったんだけど……
嫌だったかな?」
ご主人様に構って貰えなくて悲しんでいる大型犬みたいな、そんな表情しないでよ!!
断れないじゃんっ!
「うっ…………」
怯む俺に、更なる追撃が!
依斗さん、心なしか楽しそうだね。
▼依斗さんは呪文を唱えた!
「俺様会長、腹黒副会長、寡黙わんこ書記、チャラ男会計、双子庶務、ホスト教師、硬派風紀委員長に善良風紀副委員長、一匹狼、爽やかスポーツ特待生、チワワ親衛隊っていう……」
そっ、それは……
「王道学園なんだけど、どうかな?」
……っ、だけど編入したら目立つからなぁ。
俺は傍観希望だから☆
「王道君は、俺の甥がやr……」
「宜しくお願いします」
即答↑
依斗さんは、腐の友人ですWW
珠沙「依斗さん
たまに、強引なとこあるよね……」
依斗「そんなことないよ♪」
「……………………。」
……………………。
無言の優しさ?