過去の夢
初めましてjokerです。
今回で4作品目?ぐらいになります。
この小説を気に入ってくれたら嬉しいです。
それでは、暁の空をご覧ください
暗い闇の中スポットライトが私を照らす。
自分の両手を見てみると赤く血まみれた手で
右手には、赤い血が乾ききり黒く輝くナイフを持っていた。
少し先でまたスポットライトが何かの山を照らしていた。よく見るとスポットライトが照らしたのは、山ではなく死体の山だった。
これは、いつもの夢であり、私の過去の記憶だ。
私は、幸せになっては、いけない。何故なら私は、
「人殺し」だからだ。初めて人を殺したのは、
5歳の時だった。
私は、血の繋がらない親の研究の実験体…モルモットになっていた。私の本当の両親は、赤ん坊だった私を捨てたらしい。
実験体のせいなのか…幼い時から与えられていた
痛み、悲しみ、苦しみ、絶望の毎日が私の感情を
壊していき感情も無い人形のようになってしまった。
3歳の頃には、人間のはずなのに化け物みたいになっていた。だけれど感情がなくなった私は、泣くことも出来ずに狂っていった。5歳の時、私以外の子供が来た。12歳前後くらいだった。
「君達なぜここに来たの?」
私は、連れてこられた子供の1人に聞いてみた。
「僕ねぇ、ビョーキなんだって。パパとママにうつっちゃだめだからって、それに直してやるって先生が言ったからここに来たんだ〜。此処に入る皆んなビョーキなんだって」
つまり、モルモットって意味か…
実験体になるとも知らずにこういう人を「哀れ」と
言うのだろうか?
それから新しいモルモットでの実験が始まったが実験中に暴れ出した奴がいた。暴走をし我を失っている。
実験が出来る状態では、無かった。親は、私に
「NO.0、こいつを殺せ。」
この時初めて人を殺した。でも、殺した時少し微笑んでいた。何故だろう?
この実験では、多くの子供が死んでいった。実験で死んでいったのは、50人。暴走し私に殺されたのが900人。今、生き残っているのは、50人くらいだろう。
つまり約1000人中約50人が生き残ったと言うことだ
少々記憶が曖昧なので詳し事は、知らないが
私が10歳の時、親を殺したらしい。何故かは、ガンバ分からない。夢の中でも途切れ途切れの過去。起きるまで無限ループするこの夢は、何時になったら終わりを迎えれるだろうか?
おっと、もうすぐ朝が来る。
現実に戻る時間だ。
ではまた、現実でお会いしましょう。
さようなら……………………
いかがだったでしょうか?
お気に召しましたか?
気に入っていただけたなら光栄です。
また次回を楽しみにしてて下さい。