表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/512

02D 青春金網デスマッチ VS.「荒れ狂うダンプカー」井ノ上琢郎 1

「逃げずによく来たな。度胸だけは認めてやるぜ」

 次の日の放課後、おれは柔道着を着た井ノ上琢郎と対峙していた。畳と汗の入り混じった独特の匂いが第2体育館に充満している。


鹿目シカがクソ雑魚にやられたとはまだ信じられねえが、どうせ何か卑怯な手を使ったんだろう? ここでそれは許さねえぞ」

 卑怯な手を使ったのは鹿目のほうだ。それにこの状況・・はそれとどう違うんだ?

 おれと井ノ上の周りを10人ほどの柔道部員が囲んでいる。場外に逃げることを許さないランバージャックデスマッチということか。休もうとしてもこいつらが数で追い打ちをかけてくるのだろう。

 囲んでいる中には竹刀を持った奴もいる。児島草平も竹刀を持っておれをいたぶる気満々だ。だがニヤニヤ笑っていられるのも今のうちだぞ。


 井之上のあだ名(リングネーム)は「荒れ狂うダンプカー」だ。フランケンシュタインを思わせる怪力で相手を崩し、四角い巨体で強引に押さえ込む。試合でなければ絞め技や関節技も使ってくる。部活なら事故だからな。そのためおれも上だけ柔道着を着せられている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ