表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/512

021 ガッコウは弱肉強食のリング 3

 児島、お前の負けだ。ワン・ツー・スリー。

 3つ数えても児島は動けなかった。この時点でおれの勝ちが確定する。

 これは不良どもが作った天頂テッペンルールだ。倒したほうが勝ちを宣言して3秒以内に反撃できなければ、敗者はこの日から3日間リベンジすることができない。


 おれは壊れた机と椅子を除けて児島の机と椅子を自分の場所に据えた。

 床に座りこんだままそれを見ていた児島が苦々しく口を開く。

「てめえ、正気か? 今から天頂テッペン獲りに参加するつもりかよ」

 そんな気はないがケンカなら買ってやるぞ。ただしお前は今日から3日間外野で見学だ。せいぜい笑われろ。

「うるせえ! クソ雑魚オタクがいきがってんじゃねえ! あとで後悔すんなよ」

 後で悔やむから後悔だ。二重表現ってやつだ。習わなかったか?

 「き、強調してんだよ!」こんなときだけ詩人か?



 児島が机を交換しに教室を出ていくと、クラスの遊茶公大ゆさきみひろが話しかけてきた。でかい体を揺らしながら空いている前の席に座る。

「おいおい、派手にやらかしたじゃねえか。花札トリオが出てくるぜ」

 知ったことか。公大もおれの近くにいると的にされるぞ。

「今さらクソ雑魚オタクがキモ豚オタクに何の遠慮だよ。しかしおれ(・・)ねえ……どんな風の吹き回しだ?」

 まあ色々だよ。それにもう誰に遠慮もしないと決めたからな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ