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「夏空、少し話がしたいんだけどいい?」



夜、夏空の寝る準備ができたころを見計らって冬花は声をかける。




(なんて切り出せばいいんだろう。)




冬花は珍しく戸惑っていた。いつもなら問題解決に向けてガンガン行動していくが今回は問題も解決方法も分かっていない。仕事以上に緊張している。




夏空は何かを察したかのようにこくんと頷き静かに座る。



リビングがこんなにも静かになるのはいつぶりであろうか。明らかに顔色がよくない夏空をみて心が痛む。



「何かあった?」



冬花が聞くと夏空はふるふると首を横に振る。



「言いたくないことかな?私でよければ話を聞くし、

 話したくなかったら話さなくていいよ。」



(本当は話して欲しいけど。)



そういうと夏空が少し怒っているような目をした。

初めて見る表情に冬花は面食らう。




「言いたくないのは冬花さんの方じゃないの?」



(え?)



「冬花さんが私に隠してるじゃん!!なんでいってく

 れないの?」



話すと同時に夏空の目からは涙が溢れる。



「冬花さんが言わないならもういい。おやすみ。」



乱暴に涙を拭いながら夏空は部屋に行ってしまった。




(え?ええ?)




怒った夏空には悪いが状況が飲み込めない冬花はその場でポカンと座っていた。




(私が原因なの!?)





初めて夏空との喧嘩?に冬花はただただ頭を悩ませるのであった。

あと少しで完結です。最後までお付き合いしていただけると嬉しいです。

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