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夜ご飯を食べ終え、お風呂にも入り寝る準備を2人はしていた。


「一応、夏空の部屋作ってある!狭いかもしれないけど。ごめんね。」



もともと物置としていた部屋を夏空の部屋にしたのだ。



「ありがとうございます。」



「夏空今日はもう寝る?疲れた?」


時刻は21時を回ったところだ。


「あ、まだ眠くないよ。今日買った物の値札取ろうかな。」



夏空は買った物を整頓し始める。




冬花は作業する夏空の背中を見る。



そして少し躊躇いながら、ずっと考えてたことを夏空に伝えようと決める。



「夏空、私ね、考えたんだけどさ、そろそろ学校いく準備しようか。」



夏空の手が止まる。



「でも、もちろんすぐ行けってことじゃないの。準備をするの。」



「・・・。準備って?」



冬花は夏空の隣に座る。



「この1週間で準備して、来週から学校行こう。作戦もちゃんと考えたし、これから二人でもっと練っていこう。」



夏空は不安げに冬花を見る。



「作戦①!夏空をめっちゃ可愛くして自信をつけよー!」



急に冬花が大きな声を出したため、夏空が驚く。



「今も充分かわいいけど、もっと可愛くして自分にもっともっと自信をもとう!」


「可愛くってどうするの?」


「明日美容院予約してある!それで前髪を短くしよう!今は少し長すぎ!あと、制服のスカートも長いからすこーーし短くしよう!」



「そんなんで可愛くならないよ。」


夏空は不満げにいう。


「作戦②!いじめっ子に言い返すデモンストレーションを1週間頑張ろう!!」



またもや大きな声で冬花がいう。



「デモン??なにそれ??」



「夏空!人間ね、練習すれば結構できるようになるもんなの。発表するときや何かの試合でも、練習すれば本番できる!!」


冬花は笑顔で続ける。



「だ・か・ら!そのいじめっ子の役を私がやるから、夏空は私をそいつらだと思って言い返す練習をするの。」



「・・・。」



「明日、予定が終わったら少しずつ一緒にやっていこう。」



「勉強ちゃんとやるから、学校に行かないのはだめ?」



夏空は代案を出す。



「それは最終手段。ダメじゃないけど、まずはトライしよう!」



冬花は今日買った筆箱を剣のように握る。



「夏空!前と違って私が絶対的な味方だから!本当に信じられる味方が一人いるだけで、人はすごく強くなれるんだよ。」



冬花が筆箱剣で誰かと戦う。



「強くなれるかなぁ・・・。」



あまり乗り気ではない夏空だが、しぶしぶやることを決めた。




筆箱剣を振りながら、愛姫達に反撃の狼煙をあげることを決意する冬花とそれをみながらしょうがなく決意する夏空であった。


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