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第二部☆天王星のジャグラー 第五章☆リラシナ

サーファイヤーの父親のリラシナは、予知能力に導かれて水星まで足をのばしていた。

一方、ミリー・グリーンはパイソンと一緒に火星までキオとマリラに会いに行っている。

リラシナはミリーと行動を共にすると今は危険だと感じていたし、第六感で水星に何か重要なことがあると知っていたので、敢えて単独行動だった。

(実際、土星からリラシナを殺しに黒ずくめの男たちが一足違いでやって来ていた。彼らはミリー・グリーンの身柄も確保できずにほぞを噛んで土星へ帰っていった)

リラシナは昔一度来たことのある街を歩き、どうせならマリラの父親に会って、キオとマリラが結婚したことと孫がいることを話の種に一杯酌み交わそうかと思った。

「こんにちはー」

「あれ?」

ドアを開けて顔を出したのはマリラだった。

サーファイヤーのそばにいるリラシナの話しでは両親は火星で離婚協議中だというので、ミリーとパイソンが会いに行っているはずなのに、何故彼女はここにいるのだろう?

「どうした?」

キオまでマリラの父親の家にいた。

リラシナが事情を話すと、二人は顔を見合わせた。

「離婚なんてしないよ。しょっちゅうケンカはしてるけど。それに、うちには息子はいないし、リラシナって名前をもらったりしてない」

マリラの言葉に、リラシナは、サーファイヤーのそばにいる青年は

何者だろうといぶかしんだ。

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