魔将貴族六章
魔将貴族六章
一話~視点戻り~
〈ター〉「二人掛り勝てなかった相手を
一人でどうするんだ」
〈私〉「アイフと炎鬼丸も入れてほしいな」
〈ター〉「どの武器もかすりでもしたら死ぬ
僕も武器を使うか」
タールは凶々しい武器を取り出す
その武器は巨大でパープルピンクに輝いてる
〈ター〉「あぁ、いつ見ても美しい」
〈私〉「悪趣味だな」
タールは接近し同時にデカイ武器を縦に振る
私は左に避ける
タールは武器を持ち上げ左に振るが攻撃が遅い
重くて使いこなせてない様だが威力は
どの武器よりも強い
当たった時点で真っ二つの上
接した面が複雑骨折
タールが私を見た瞬間後ろから
アイフがタイラントブレードを縦に振る
が尻尾で弾かれる
〈ター〉「イライラしてきたな〜
帰るなら今の内だよ」
〈私〉「そっちが遅い理由でこっちは余裕だ」
〈アイ〉「挑発してないで早くこの子を連れて」
〈ター〉「無理だよ、その子には何処にも行けないよう
ワープ防止魔法がかかってる」
〈私〉「そんな者解く方法はいくらでもある」
〈アイ〉「タール、貴様を殺す」
〈ター〉「僕を殺したら咲のワープ防止魔法の
解き方が解らず仕舞いだよ」
〈私〉「残念だがお前より頭のいい奴は五万といる」
〈ター〉「時間切れだここで死ね、
、、、、、、、、、パージ、、、、、、、、」
タールがそう叫ぶと巨大な剣のパーツらしき者が
とれていき中から機械染みた刀が出てくる
その刀は黒いうえ紫色に輝いてる
二話~本領発揮~
タールは動かない
相手の出方を待ってるのか?
付け入る隙が無い
私はデカイ剣のパーツを自分の手元にワープさせ
それをタール目掛けて投げる
そうするとタールは消えた
その時殺気を感じて
反射で後ろに避けた
するとさっきまで立ってた場所にタールがいて
刀を地面に突き刺してる
そのままいたら串刺しにされてただろう
私は地面に刀が刺さってる事を確認し
レイピアで突く
がタールは避け背後を取られる
振り向きざまにレイピアを横に振るう
タールは刀でガード
タールはそのまま刀で切り上げる
私は後ろに避けてしゃがみ
その時に炎鬼丸がメイスブレードが私の上を
通過して攻撃タールは重いメイスブレードを刀で
軽々と弾く
〈私〉「炎鬼丸、連続攻撃だ」
〈炎鬼〉「おう」
私はレイピアで薙ぎ払う
タールは跳んで避ける
そこで炎鬼丸が斜めに斬り下ろす
メイスブレードはリーチが長いから余裕で届くが
刀で弾き返される
弾き返した瞬間レイピアで突くが
尻尾で軌道をそらされる
アイフの姿が見当たらない
どうやら炎鬼丸がアイフはあの子を連れて逃げろと
命令したのだろう
命令嫌いのアイフもここは同意したのだろう
その時炎鬼丸に蹴り飛ばされる
さっきまでいた場所には刀が刺さってる
〈炎鬼〉「なにぼさっとしてる
死にてぇのか」
そうだ、気を抜くと殺される
レイピアで攻撃
タールは回し蹴りで弾く
〈ター〉「咲は何処だ」
ック、バレたか
三話~滅茶苦茶~
〈ター〉「あの餓鬼も見当たらない
貴様らはお取りって訳か」
〈炎鬼〉「行かせるかっつうの」
炎鬼丸はメイスブレードを振る
〈私〉「炎鬼丸、時間をかせいでくれ」
私はある人に電話をする
〈私〉「シェロだ、今すぐ来てくれないか」
〈?〉「たかくつくぞ」
〈私〉「私から貴様に頼んでる
察しろ、」
〈?〉「分かった今ワープする」
〈炎鬼〉「シェロ、限界だ」
〈私〉「3秒待て」
その時彼奴が剣でタールに攻撃
タールは咄嗟に刀でガード
〈?〉「私の攻撃を受け止めたか」
炎鬼丸はあまりの出来事に驚く
〈ター〉「貴様は誰だ」
〈ルシ〉「私はルシフェルだ」
〈炎鬼〉「マジ、、かよ」
〈私〉「炎鬼丸、アイフの元へ行くぞ」
〈炎鬼〉「お、おう」
〈私〉「ルシフェル、後は頼んだ」
〈ルシ〉「いいさ」
アイフの元に着く
どうやら考え通りアイフはあの子を連れている
〈炎鬼〉「おいシェロ、どうゆう事か説明しろ」
〈私〉「後でな」
〈アイ〉「そもそも何で生きてるの」
〈私〉「後でと言ったはずだ」
出口に向かう
四話~っで、どうする~
〈私〉「っで、どうする」
〈炎鬼〉「先になにがあったか説明してくれよ」
〈私〉「家に帰ったら説明する」
私はベルゼブブに電話する
〈私〉「ベルゼブブ、私だ
魔法を解ける奴はお前の身内で居ないか?」
〈ベル〉「だからなぜ俺に聞く」
〈私〉「情報某だからだ」
〈ベル〉「オロバスに聞け」
電話を切られる
しかしオロバスの電話番号は知らない
オロバス自体も何処に居るから知らないし
姿が馬で馬は沢山居るからワープ出来ない
そもそもここは腐敗都市
家は腐敗都市に無い
別の世界だ、だからワープしないと帰れない
〈アイ〉「世界が違うからワープしないと帰れないじゃん」
〈炎鬼〉「今更かよ
今まで黙ってたがここは俺の地元だ
友達の家の泊まるか」
〈私〉「こんな大人数で泊まって大丈夫か?」
〈炎鬼〉「・・・・別れるか」
〈私〉「炎鬼丸はスマホを持ってるから
アイフと連絡を取れるはず
アイフは私の前のスマホを持ってるはずだ
私はスマホを変えたがいざとなればワープを使える
問題はその子だ」
〈炎鬼〉「俺とシェロがペアになろう」
〈私〉「友達の家まで連れていってやれ
私は後でワープする」
五話~表~
〈アイ〉「君、名前は」
〈女子〉「あたしは咲、貴方は?」
〈アイ〉「僕はアイフだよ
タールは何故君を狙ってるの?」
〈咲〉「好かれたみたい、
でも異常にあたしに執着してるの
それでずっと研究室に閉じ込められていた」
〈アイ〉「なるほど、でももう大丈夫
流石にここまで逃げたら追ってこないよ」
〈咲〉「あの眼つきの恐い人誰?」
〈アイ〉「あの人はシェロ、
もう一人の角の生えた人が炎鬼丸」
〈咲〉「角が生えてる時点で人じゃないよね」
〈アイ〉「あーごめんごめん、鬼だった
でもいい鬼だよ」
〈咲〉「その剣何?」
〈アイ〉「これはタイラントブレード、
ちょっと機械仕掛けの剣だよ」
その様な会話が続く
一方その頃私は
六話~裏~
私はルシフェルの元にワープ
タールは逃げた様だ
〈ルシ〉「愛が故に起きた独占、か」
〈私〉「ご苦労だ」
〈ルシ〉「報酬を頂こう」
〈私〉「パーソンタウンの毒針だ」
〈ルシ〉「まぁそれでいい」
〈私〉「同盟がお前の口を動かしてるのか」
〈ルシ〉「同盟とやらは、愚かで儚い結末を導く」
〈私〉「いつかまた、殺し合う時が来ると言いたい
のだな」
〈ルシ〉「お前の前世を聞いてきた、
お前は争いが苦手なのかもな」
〈私〉「殺人鬼が争い苦手か、
ひっかかるな」
〈ルシ〉「一方的な殺し、
その記憶も心のかなた」
〈私〉「この傷が治る頃には
、、、、言わないでおこう
聞かれてる」
〈?〉「よく気づいたなシェロ、ルシフェル」
〈ルシ〉「君か、何のようかね」
〈?〉「ベルゼブブを潰そうと思う」
〈私〉「お断りだ」
〈?〉「我輩は命の恩人だぞ」
〈私〉「詳しくは貴様の部下が恩人だ」
〈?〉「まぁいい、お前に使用人をやろう」
〈私〉「わかった」
明らかにスパイだ
上手くいけばこいつの情報を聞き出せる
〈?〉「気が向いたら協力を願う」
七話~執事~
〈?〉「こいつをやろう」
〈執事〉「初めまして、ワタクシはポカー
ポカー・レグラムと申します
旦那様の執事です」
〈私〉「ポカー付いて来い。
最後に貴様に言う
、、、、、なるべく戦闘は避けた方がいい、、、、」
〈ルシ〉「なるほど」
炎鬼丸のところにワープする
〈私〉「炎鬼丸、執事を連れてきた」
〈炎鬼〉「マジかよ」
〈執事〉「これから、よろしくお願いします」
〈私〉「アイフに連絡しといてくれ
私はワープ防止魔法の解けそうな者をさがす」
唯一の情報某であるベルゼブブがへそを曲げた
次に色々知ってる奴は、、、、、
ネットで検索するか
多分出ないと思うがダメ元で
魔法 解く で調べた
検索結果 ワープ防止ってどうやって解ける?
ヒットした
解き方がずらっと出てきた
一番有効なのは
そうゆう職種の人に任せる
どうゆう職種だ?
魔法に詳しい職種か
真っ先に思い浮かんだのが
魔法使い、
一言に魔法使いと言っても
様々な者が当てはまる
黒魔術
白魔術
研究部
創作部
所有者
これを直すのだから黒魔術が知ってる
いや、直すなら白魔術?
研究部してれば、、、、、研究部しても
使えない可能性が
残りの二つは関係無い
魔法使いで検索するか
八話~リッチ~
検索結果 リッチ
検索内容
主にリッチは密林地帯の
毒の砦にいる
そこには貨物トロッコが頻繁に
出入りしてる
それ以外は主に都市伝説だ
これを一人で探すのは骨が折れる
貨物トロッコが頻繁に、、、、、、
輸入もしくは輸出してるのか?
交易関係はベルゼブブが適任だ
〈私〉「て事で電話した
密林地帯に何が輸送されてるのだ?」
〈ベル〉「この前死体が売れてる的な事言っただろ
その死体の輸入先がその密林地帯毒の砦だ」
〈私〉「ワープさせれば良いものの何故トロッコを使う?」
〈ベル〉「密林地帯だから見やすい場所まで
トロッコを行き来させてるらし、
それと毒の砦には誰も入ってない上に
輸入主の姿も分からないから直接送る事は
不可能だ」
矛盾してる、
何故輸入主がリッチだと書かれてるのだ?
輸入主は姿が分からないはず、
まぁ行くか
〈私〉「密林地帯のトロッコまでワープさしてくれ」
〈ベル〉「分った」
密林地帯に到着する
丁度トロッコがやって来る
トロッコは数分止まりそして
死体が入るとまた動き出す
それに飛び乗る
九話~ネクロフィリア~
トロッコは毒の砦に到着する
〈?〉「ようこそ僕の砦へ」
〈私〉「何故ばれた、
気配を消してたはず」
〈?〉「結界魔法だよ
まぁ一言に結界魔法と言っても様々あるが」
私は貨物トロッコから降りる
そこには血相の悪い青年が立っていた
髪は白色口が裂けて、裂けてる部分は
赤い糸で縫ってある
〈?〉「要件は何だい?」
〈私〉「リッチとゆう魔法使いを探してる」
〈?〉「僕を探してたのか」
〈私〉「お前か、要件は
ワープ防止魔法の解き方が知りたい」
〈リッ〉「この札を貼れば解けるさ
それにしても綺麗な瞳だ
僕は君が欲しい」
〈私〉「生憎そうゆう趣味は持ち合わせて無いんでね」
〈リッ〉「まぁいい、この札を渡すよ」
札を手に入れた
〈私〉「ありがとな」
私は金をはらってアイフの元へワープする
アイフの元に着く
女の子に札を貼る
〈私〉「これでワープできるはずだ
早速家に帰るぞ」
十話~我が家~
家(館)に着き合流する
〈アイ〉「そこの黒い服の人は?」
〈ポカ〉「ワタクシはポカー・レグラム
このシェロ家の執事です
今後よろしくお願いします」
〈女子〉「あたしは咲、
よろしく」
〈咲〉「僕はアイフ、
よろしくね」
〈炎鬼〉「俺は炎鬼丸、
見ても通り鬼だ、よろしく」
〈私〉「私はシェロ、
死神だ、そしてその契約者が」
〈バフ〉「僕だよ、僕はバフォメット」
〈?〉「そして僕は咲の所有者のタールだ」
振り返るとタールがいた
やはり咲目掛けてワープしたのか
薄々感付いてたが
やはり咲のワープ防止魔法を除去しても
咲の顔を知ってるからワープしたか
〈ポカ〉「この方は?」
〈炎鬼〉「離れろっ、敵だ」
〈アイ〉「咲に近づくな」
アイフはタイラントブレードを取り出した
〈ポカ〉「ここは執事であるワタクシが」
ポカーは大鎌を取り出す
その鎌の刃は錆びている
〈ター〉「僕に勝てるかな」
タールはあの時と同じ巨大な剣を取り出した
七章に続く