魔将貴族四章
魔将貴族四章
一話~帰宅~
ようやくフードコートに着いた
ワープ先が分からない場合ワープは使えない
全員そろってる
炎鬼丸はスマホをいじってる
アイフはラーメンを食べてる
バフォメットはパンフレットを見てる
私は椅子に座る
時間は午後四時
この世界の時間は午前三時
〈私〉「そろそろ切り上げよるぞ」
アイフはラーメンを食べ終わる
テーブルには
光る瓶にストローが刺さってる物が置いてあった
〈私〉「その瓶は何だ?」
〈バフ〉「魂、悪魔専用の飲み物」
バフォメットがストローを吸うと
瓶の光が徐々に消えていく
〈バフ〉「ごっそうさまー」
〈私〉「それでは帰ろう」
家にワープ
それぞれの部屋に戻り
スマホのスカイプで炎鬼丸と話す
〈私〉「お疲れだ」
〈炎鬼〉「お疲れー」
〈私〉「で、今日のディナーはどうする」
〈炎鬼〉「何カッコつけてんだよ」
〈私〉「貴族を意識しただけだ
で、どうする」
〈炎鬼〉「ピザは昨日食べたしな〜
寿司にするか」
〈私〉「分った、それでは注文しよう」
二話~アイフの武器~
私は寿司を注文して
テーブルの上に置く
食事中に話す
〈私〉「アイフ、この館の家事をしてくれないか?」
〈アイ〉「ごめん、奴隷だった時家事を任されてたから
自由になった今シェロみたいに戦いたいんだ」
〈炎鬼〉「いいぜ、先ずは武器を選ぶところからだ」
〈私〉「別に私は否定しないが責任はおえない」
〈バフ〉「安全じゃないからね」
〈私〉「スナイパーなら安全じゃないか?」
〈アイ〉「剣振り回したい」
〈私〉「そうか、死んでもしらないぞ」
〈アイ〉「覚悟ならある」
面倒くさい餓鬼を持ったもんだ
あの時殺してればよかった
〈私〉「炎鬼丸、お前の武器貸してやれないか」
〈炎鬼〉「いいけど人間じゃ絶対持てないよ」
〈私〉「どの武器もそうだ」
炎鬼丸はテーブル横にメイスブレードをワープさせた
〈私〉「アイフ、ちょっと持ってみろ」
〈アイ〉「うん」
アイフはメイスブレードを掴むがビクともしない
〈私〉「これが剣だ、家事が嫌ならスナイパーにまわれ」
〈アイ〉「・・・・また、命令に従わなきゃいけないのか
解放されたと思ったのに」
〈私〉「分った」( ^ω^ #)
〈私〉「覚悟は、あるんだな?」
〈アイ〉「、、、、、うん」
〈私〉「とっておきのを用意してやろう
後日、発注してくる」
三話~武器探し~
翌日、、、
〈私〉「て事でベルゼブブ、いい武器はないか?」
〈ベル〉「何故俺に聞く?」
〈私〉「裏社会のドンであるお前には様々な噂が
流れ込んでくるとよんだ」
〈ベル〉「もっと適正な悪魔がいたはずだ」
〈私〉「私はそこまで悪魔に着いて詳しくない」
〈ベル〉「物知りな悪魔は相当いる
例えば未来と過去を語るものなら数え切れない程
他にも歴史以外の知識も含めたら検索も役に立たないだろう
そもそもお前ら人間はスマホとゆう万能器具を持ってるだろ」
武器の輸入先から調べるのは難しいか
〈私〉「分った、別を当たる」
さて、どこから当たろう
先ず人間だと知識に限りがある
やはり悪魔か、、、
もしくは神、、、
悪魔から当たろう
頭のいい悪魔で検索
検索結果
・知識のある悪魔
とにかくサイトを開く
オロバス
ベレト
ボティス
この三体が出てきた
四話~知識を持つ悪魔オロバス~
とりあえずオロバスを探すか
召喚方法を検索
検索結果無し
出てくる訳ないか
召喚方法を聞きにもう一回ベルゼブブの所へ行くか
御見上げは、、、、
そこら辺でパンでも買お
〈私〉「て事で戻ってきた」
〈ベル〉「それはいいのだが何だそのパンは
俺に袋に入ったパンを差し出すとは侮辱に値するぞ
まぁ無いよりましか」
〈私〉「オロバスの召喚方法知りたい」
〈ベル〉「俺がLINEで呼ぶ、
72柱の連中とは全員交換してる」
流石だ、それと悪魔もLINEするのか、、、
そこに馬がやって来る
〈ベル〉「呼んだぞ」
〈私〉「これは私に対する侮辱かね」
馬はこっちを見た瞬間
自分の姿に変わる
〈ベル〉「見ての通りこいつがオロバスだ」
もう一人の自分は近ずいて
いきなり抱きついてくる
〈オロ〉「やったー君が私を呼んでくれたのかね
否、君の時代に合わせると
君が呼んでくれたっすか、あざーっすマジ卍」
〈私〉「これは新手の精神攻撃かね」
私の前世はこんなチャラい世界に住んでたのか
少し萎えるな、、、
〈私〉「とりあえず離れてくれ
今事情を話す」
五話~兵器~
〈オロ〉「なるほど、君の友達はどうしても
剣を振り回したい様だね」
〈私〉「過去最強の武器が欲しい」
しかし目の前に自分がいてそれと話してる
違和感しかない
〈オロ〉「武器ね〜、伝説の武器なら知ってるよ」
〈私〉「詳しく教えてくれないか」
〈オロ〉「その武器は今現在、腐敗都市が風化する前
普通の都市だった頃の話しだが
当時悪魔と死神が対立して
悪魔が死神を皆殺しにする為に開発された
武器がある
それは武器とゆうより兵器
核とは比べものにならない兵器
その武器は死神を追い出し悪魔達に勝利を与えた
しかしその武器はあまりにも危険な為
戦後直ぐに取り扱い不可能になった
当時その武器は大量生産されてたが
その武器は全て撤去されたが
その見た目なら本屋に行き
腐敗都市の歴史を調べればのってる
確か、、、、
タイラントブレードって名前だった
それを再現するには高度な魔術と技術が必要だ
その上ほぼ全ての世界で持ち運びは禁止されている
見つかったらアウト
死神に見つかったら関係者全員処刑
まぁこの時点で戦闘には使えない」
〈私〉「他者の目を欺くのは非常に簡単だ
形を変えてしまえばいい」
〈オロ〉「どうかな、
タイラントブレードには大きな負の感情が必要だ
その剣自体から殺気が漏れてバレると思うけどね〜」
〈私〉「私は死神だ、同じ死神はある程度誤魔化せる」
〈オロ〉「私が言えるのはここまで
また会おうね」
武器は決まった
それをどう作るかだ
六話~羅刹が、、~
あれから数日後
私は何時も通り会社に向かう
タイラントブレードの事はまだアイフには言ってない
今日は腐敗都市の違法契約者抹殺
人間はまたやらかしたのか
ただ今日は六人らしい
密林地帯制圧よりはマシか
それと他になんかあるらしい
そして腐敗都市に着き抹殺開始
敵の二人は簡単に倒せたが
残りの一人が予想外の生き物だった
他の死神から連絡が来る
〈死神〉「応援をよぶ緊急事態だ今直ぐ来てくれ」
私はその死神の元へワープする
知ってる人の所なら場所が知らなくてもワープできる
直ぐにワープしたら信じられない自体が起きていた
羅刹が悪魔との違法契約者だ
羅刹は大剣を使ってる
クローザが攻撃するが大剣で弾かれる
〈私〉「行くぞバフォメット」
レイピアを構え突然、そして通りすがりに斬る
しかしビクともしないそのまま前の壁を蹴り
その反動で猛スピードで羅刹に接近して
首を貫こうとするが羅刹は避ける
空中で地面をレイピアで突き体制を立て直すと
奥の壁を右に走り蹴ってもう一度突撃し
今度はこめかみを狙い斬るが大剣で防がれた瞬間
クローザが円月輪を掴み突撃で羅刹の首を刎ねようとするが
クローザは羅刹に蹴り上げられる
七話~まさかの展開~
〈ター〉「フッ」
いきなりタールが現れ
踵落としで羅刹の頭を砕く
其処らじゅうに鮮血が飛び散る
私達はその返り血で血塗れになる
〈ター〉「ざまぁないね」
タールは消える
〈クロ〉「・・・・とにかく勝った
午後七時に会社に集合だ
解散」
不甲斐ないがしょうがない
そして七時
会社に着くと
会議室に様々な飲み物があった
それにたくさんの食べ物も
〈クロ〉「全員揃ったか
会社設立10周年
打上だぁぁぁぁぁぁ」
〈死神〉「イェーイ」
〈私〉「打ち上げか、なるほど」
ここでタイラントブレードの事を知ってるかどうか
調べよう
数時間たちほぼ皆んな酔ってきた頃
クローザはまだ酔ってない
私も酔ってない
その後も様子をうかがうが
酔う様子ない
そのまま打ち上げが終わる
八話~クローザの過去~
〈私〉「クローザ、二次会行こうか」
〈クロ〉「いいぞ」
酔ってないのは私とクローザだけだ
その他は全員酔い潰れてる
居酒屋へワープする
カウンターで酒を飲む
ほてってきた
〈私〉「タイラントブレードって知ってる?」
〈クロ〉「ノーコメントだ」
どうやら私の方が先に酔ったようだ
〈クロ〉「いや、少し話すか」
クローザも酔った様子
このまま聞き出そう
私はスマホをポケットの中で録画する
〈クロ〉「俺は、嫌いだった、
科学が嫌いだった
人間は理性を忘れ科学に没頭する
そうして狂った世界が出来上がった
そこでは武器開発がされていた
親は武器開発をしていたが
タイラントブレードの存在に気づく
それを作ろうとしてタイラントブレードの機械パーツを
完成させたがタイラントブレードは機械だけでは動かない
タイラントブレードに必要なのは器とゆう名の機械と
水とゆう名の魂
そして母は父を殺しその魂をタイラントブレードに入れて
父はタイラントブレード作成の為自ら名乗り出た
完成したがそれが死神にバレ母はそのタイラントブレードで
自らの命を絶った
その復讐のため死神になって中から潰そうとした
悪いのは死神じゃなくて両親なのに
ちょっと話しすぎたな
酔いもまわってきた
ここで俺は帰る」
九話~タイラントブレード~
クローザは帰った
私は会計を済まし
帰宅する
タイラントブレードは無かった事にしよう
録画データも消す
翌日昨晩飲みすぎで頭が痛い
今日も会社に向かうが
クローザの姿が無い
酔い潰れてるのか
今日は朝礼無しで現場に向かい
そして仕事を済ませる
そして帰宅
そして次の日
死神の書を開くと
今日の違法契約者は一人
そして会社に向かうが
今日もクローザはいない
今日の違法契約者一人、、、、、
嫌な予感がした
場所は腐敗都市地下
〈私〉「今日は俺一人で行く」
〈死神〉「や、ダメだろ」
〈私〉「すまなが行かせてくれ」
俺は一人向かう
十話~闇~
私はクローザの所にワープした
そこにはクローザが居た
タイラントブレードを持っている
〈クロ〉「これが両親を死の運命に導いた
兵器、タイラントブレードだ
俺はタイラントブレードで死神に復讐する
今日がこの日だ」
〈私〉「いつもの円月輪はどうした」
〈クロ〉「この剣の中だ」
悪魔の魂をタイラントブレードに食わせたか
〈私〉「お前は誰が悪いのか知ってるだろ」
〈クロ〉「そうだ、狂った両親が悪い、でも
でも死神のせいにするしかねぇんだよ
そうしたら両親は狂った事にならない
最初から死神を殺すために作った
事にすれば科学に狂った両親は
狂ってない事になる」
〈私〉「そうか、ゆっくり話そうじゃないか」
バフォメットのレイピアを出す
五章に続く