魔将貴族一章
この作品は鬼食いから千年後の話です
ですが鬼食いとは内容が大きく異なります
最初は残酷ですが
二話に入ると一気に世界観が変わります
魔将貴族一章
一話~最低~
俺は、名前なんか忘れた
俺は、偽名なら沢山ある
俺は、快楽に満ちている
〈俺〉「コレで、60人目っ」
自転車に乗って通りすがりに
人のうなじにナイフを突き刺す
〈警察〉「止まれ、撃つぞ」
バーカ、日本の警察は人を撃たない
俺はUターンして自転車から
パトカーの上に飛び移る
慣れたもんよ
そしてパトカーのフロントガラスを踵落としで
割って視界が悪くなったパトカーの警察は
パトカーを電柱にぶつける
あ、それと踵落としと同時にパトカーに爆弾設置
スイッチ押して爆発
〈俺〉「ひゃーっほう、コレで62人目」
そこにヘリコプターがやってくる
やっと軍隊さんのお出ましか
ヘリからガトリングで攻撃してくる
俺はそれを避けそこらへんの人を盾に
攻撃をガード
〈?〉「君、面白いね、こっちに来なよ」
そこには首から上がヤギの奴がいた
なんだ、彼奴、ここは三ヶ月前に
軍隊から奪った拳銃で、、、
〈?〉「こっちの世界に、、、」
ん?
目がくらんだ、
これが、、、、俺の最後か、、
まぁ、、、、悪くねぇな、、
二話~別世界~
目が覚める
〈私〉「ここは、、、、どこだ?
私は誰だ?」
記憶がない、でも喋れてる
横を向くとみた事のない
首から上がヤギの頭をした奴がいた
〈?〉「目が覚めたか、
自己紹介が遅れたね、
僕はバフォメット
君と同じ有名な悪魔さ」
〈私〉「悪魔?、、、私は悪魔なのか?」
〈バフ〉「まぁ君の体は人間だけどね」
〈私〉「なら人間か」
〈バフ〉「転移が上手く、、、行った方かな
記憶に影響が出てるが自我をちゃんと持ってる」
〈私〉「お前は私の過去を知ってるのか?」
〈バフ〉「うん、知ってるよ」
〈私〉「悪魔か、、、、バフォメット、、、、
キリスト教の悪魔だな」
知識もあるようだ、、、、
知らないのは過去だけ
しかしバフォメットは転移と言っていた
この世界も知らなさそうだ
〈私〉「記憶は戻るのか?
元の世界に戻れるのか?」
〈バフ〉「記憶は分かんないけど
君は死んだ、もう元の世界には戻れないね」
どうやら仏教はデマか?、
先ず死後の世界に悪魔が居る時点で
キリスト教にも当てはまらない
て事はイスラム教が正解?、
いやイスラム教に死後の世界はないだろう
まぁいい新しい人生の始まりだ
三話~新しい生活~
〈私〉「バフォメット、お前は
姿を変えてくれ、不気味だ」
確か悪魔なら姿を変えられる奴もいる
バフォメットにそうゆう言い伝えはないが
〈バフ〉「はーい」
どうやら感が当たっていた
バフォメットは少年の姿に変わるが
曲がった角は付いたまんまだ
服装は貴族服に変わった
服装まで変わるのか、、
〈私〉「君も着替えてきたらどうだい?」
確かにこの服はこの世界感に合ってない
しかしどこで着替えればいいんだ?
〈バフ〉「なるほど買ってきてあげるよ」
〈私〉「いや、それはわるい、私が…」
行ってしまった
〈バフ〉「買ってきたよ〜」
はや!!
なるほど、瞬間移動もできるのか
とりあえず服を持って柱の影に隠れ
着る、
青い貴族服にシルクハット
サイズはぴったり
悪くない、、、、
自分の名前は、、、、、
シェロにしよう
思い切って髪型も変えるか、、、
でもそれ程髪は長くない
さてあとは金が必要だ
あと通信手段、、、
楽しくなってきた
四話~仕事~
〈私〉「仕事を探したい」
〈バフ〉「仕事ならあるさ」
〈私〉「何だ?」
〈バフ〉「死神だよ」
〈私〉「悪魔のお前からその言葉が出てきたのは
驚きだ、それと死神はこの世界では仕事なのか」
〈バフ〉「そうだよ、君は僕と契約するんだ」
〈私〉「話についていけないな」
〈バフ〉「とにかくついて来て」
そう言うと眩しい光に囲まれ
気づけば暑い場所にいた
〈?〉「いかん、いかぁぁぁぁぁん」
そこにはバフォメットがいて
その横に巨大な人?が座ってる
〈バフ〉「約束どおり連れてきたよ〜」
〈?〉「そ奴は何人もの命を」
〈バフ〉「おっと、それ以上は言っちゃダメ
え・ん・ま・さ・ま」
どうやら仏教はデマじゃないようだ
〈閻魔〉「まあいい、主も死神として
更生したまえ」
世界が滅茶苦茶だ
五話~契約~
バフォメットはコップを取り出しその中に
自分の血を入れる
〈バフ〉「はい、これ飲んで」
〈私〉「、、、、、まぁいい」
飲みほす、、、、
すると頭痛と激しい吐き気に襲われる
気づけば髪の毛が伸びていた
そして髪が銀髪になる
前髪が邪魔だ、、、
右手で前髪を掻き上げた瞬間移動
その手はバフォメットに噛み付かれる
〈私〉「いてっ」
思わずバフォメットを蹴り離す
〈バフ〉「契約完了、」
〈閻魔〉「それでは、死神として、更生したまえ」
気づけばさっきいた場所に戻ってる
〈私〉「さっきのは見なかった事にしよう」
〈バフ〉「そうもいかないよ」
〈私〉「時給何円だ?」
〈バフ〉「その前に会社探さないと」
〈私〉「訳がわからん」
〈バフ〉「付いて来たよイエスと言ってれば大丈夫だよ」
とりあえず髪を結ぶ
〈私〉「不安だ」
六話~会社~
気づけば会議室らしき場所にいた
〈死神A〉「おい、バフォメットだぞ」
〈死神B〉「た、倒すぞ」
3人が武器を構え襲ってくる
先ず死後Aの顔面に飛び蹴りして気絶させ
着地と同時に地面を蹴り
回転蹴りで残りの死神を気絶させる
〈私〉「すまないが正当防衛だ」
〈?〉「正当防衛ねぇ
いきなり狂犬見て混乱するのは
当たり前だと思うけどねぇ」
〈私〉「私はシェロ、入社したいのだが」
〈?〉「俺はクローザだ、歓迎する
そこの悪魔が鎌となる者だろ」
〈私〉「おそらくそうだ、
ここに来てまもない、
疑問点は様々だ」
〈クロ〉「そうか、
まぁゆっくり覚えな」
〈私〉「分かった」
〈クロ〉「先ず死神必須の死神の書と
通信手段のスマートフォン」
私は物を受け取る
〈私〉「時給は何円だ?」
〈クロ〉「活躍した分だけ持ってけばいい」
〈私〉「分かった」
あとは家だな
七話~廃墟探し~
ある程度話が済んだらまた
玉座の前にワープする
ここは家になりそうにないな
廃墟を探すか、、、
・・・・・流石にスマホで検索しても出ないな
この神殿から出て街の住民に聞くしかないようだな
〈私〉「すまない、この近くに廃墟はないか?」
〈民A〉「ひ、ひぃ、あ、あああっちです」
〈私〉「バフォメット、何故怖がってる?」
〈バフ〉「目つきかな」
ニコ(^_^)
〈私〉「廃墟はどこかな?」
〈民B〉「あっちかな」
さっきの人と同じ方向を指してる
その調子でどんどん道を聞いてく
最終的に人けのない別荘に着く
掃除から始めるか
しかしこれを一人で掃除するのは骨が折れる
人を雇いたいな、、、
その時スマホが鳴る
電話に出る、、、
〈クロ〉「手強い鬼が出た
パーソンタウンに今すぐ迎え」
〈私〉「分かった、バフォメット、頼む」
〈バフ〉「はいはい、」
パーソンタウンにワープする
死神多数で鬼退治か、
目の前で死神が、どんどん殺されていく
鎌の扱いは慣れてない
さてと
、、、、、、暴れるか、、、、
八話~鬼~
〈鬼〉「死神はこの程度か」
私はゆっくり近ずく
〈私〉「随分と派手にやったな」
〈鬼〉「お前、おもしれぇ目つきしてるなぁ」
〈私〉「生憎鏡を覗いた事がない」
〈鬼〉「お前は素手で戦うのか」
〈私〉「ナイフの一本は欲しいとこだ」
〈鬼〉「そんなもんねぇよ」
なら
私は気配を消し流れる様に後ろに回り
首を絞める
そして膝ともう一つの手を使い
てこの原理で首をへし折る
そのまま手を離し上に蹴り上げる
しかし
〈鬼〉「そんなもん通じねぇよ」
鬼は再生した
鬼は着地と同時に炎の玉を飛ばす
私はそれを交わして回し蹴りで攻撃
それは鬼の頭部に直撃し鬼は気絶する
トドメを刺すか、、、
その時、何かを失うと同時に何かを取り戻す気がした
過去に関わってるかもしれない
生かしておこう
とりあえず廃墟に移動するか
〈私〉「バフォメット、
鬼も連れて廃墟に行かせろ」
〈バフ〉「はいはい」
九話~炎鬼丸~
廃墟に到着
廃墟に入り部屋に鬼を置く
私は鬼が目を覚ますのを待つ
〈鬼〉「ここは、、、」
〈私〉「目が覚めた様だな」
〈鬼〉「これは慈悲ってやつか」
〈私〉「いや、貴様が人材のある者と判断したからだ」
〈バフ〉「素直に仲間にしたかったって言えばいいのに」
〈私〉「余計な事を言うな」
〈鬼〉「オーケー、状況を理解した
俺は炎鬼丸だ
この角を見て鬼だと察してくれ」
〈私〉「私はシェロ、死神だ」
〈バフ〉「僕はバフォメット、有名な悪魔だよ」
、、、、鬼、、、、
殺人鬼?、、、、
何がだ?、、、、、
〈炎鬼〉「どうした?」
〈私〉「いや、なんでもない」
とりあえずクローザに連絡しよう
スマホを取り出しクローザに状況報告
一通り話した
〈クロ〉「っでそいつを管理出来るのか?」
〈私〉「まぁやるだけやるさ」
〈クロ〉「それで金の方だがお前、銀行行ってないだろ」
〈私〉「直接受け取りにいく」
〈クロ〉「まだあまり自分でワープとかしてないだろ」
〈私〉「やり方が分からん」
〈クロ〉「教えてやる」
十話~リフォーム~
ある程度教わった
金も少し手に入った
掃除屋に連絡して館の掃除を済ませたら
ベットとテーブルは元からある
次に取り掛かるのは割れた窓ガラスだ
スマホで買い物サイトを探す
ヤタガラスという買い物サイトがヒットした
しかしどれも値段が高い
レンガと粘土を大量に買って
壁を作る
この二つは値段が安かった
なんとか窓だった部分をレンガで覆う事ができた
扉の部分は布で隠した
とりあえず今日は寝よう
ロウソクも買い炎鬼丸が火を付けて
テーブルに置いた
明日から本格的に
家に取り掛かろう
二章に続く