開花
夜が明け、私は疲労困憊で倒れそうだったが、下に下りた。
下に下りると何事も起きていなかった。私はほっとした。
残っていたパンを一つ食べて、学校に行った。今日はあの二人の先生が授業するのだ。
学校に着き、教室に行くと普通なら碧ちゃんが近くに来るのだが、彼女は椅子に座り、虚空を見つめていた。私は鞄を下ろし、彼女の近くに行った。しかし、彼女は相変わらず虚空を見つめていた。
私は、おはようと言ったが彼女は相変わらずだった。
SHR後、私は倒れそうになりながらも授業を受けていた。
3限に古典担当の溝野千崎の授業があった。先生の滑舌の悪さと早口が、疲れている頭に追い打ちをかけた。
5限は体育担当の瓶太空丹森の授業があった。先生の大きな声といつもより多く走らされたこと、時折外にいるから残り少ない髪が風でそよぐのが、さらに追い打ちをかけた。
学校が終わり、碧ちゃんの席を見ると、もう碧ちゃんは帰っていた。私は一人帰った。
家に着き、中に入ると、見知らぬ人が椅子に座っていた。後、自分の両親も。
私は誰かと思ったら、両親が
「あら、お帰り。こちらはあなたの実の両親なのよ」
私は倒れそうになった。私の両親は死んだと聞いていた。何故生きているのかと思った。
そこにいる両親は私を見て、
「大きくなったな。」
しかし、ここにいる全員の大人の目は深海のように暗く深かった。
私はふと気づいた。4人はナイフを何故か私に向け、立っていた。私は分からなかった。
「さよなら。」
の感情の籠っていない一言が言われると同時に、4人が襲ってきた。
私の頭は目の前で起きた事に対応しきれず、私は発狂した。
私は、目を剥いて倒れた。
4人はナイフを刺さず、仕舞った。
「実験終了。」
と言うと4人は座って何か書類を書き始めた。
4人は気づいていなかった。私がもう一人いたことを。
「フフフフフフフフフフ…」
部屋に不気味な笑い声がした。
4人は私を見たが、実際は私は私でも2人目の私だった。
4人はたじろいた。私は近くにある工具箱から金槌を取り出した。
4人はナイフで本当に私を殺しに来た。私は攻撃をかわすと西陽啓をまず殴って気絶させた。
次に又攻撃をしてきたので、ぎりぎりで回避し羽馬那柚井を気絶させた。羽馬那弌司と西陽那弥は逃げようとした。私は 2つの落ちていたナイフを投げ、二人を止め、その後4人を最初ナイフでズタズタにし、次に内蔵などを引っ張り出し、細かく刻んだ。体を傷付ける度に悲鳴をあげ、その度に私は笑った。そう、赤ん坊のように無邪気に。最後に四肢を家にあった鋸などで雑作もなくバラバラにして、殺した。私は血塗れで立っていた。
殺した後、私はふと書類が気になった。書類を見ると、色々と項目があり、封筒の宛先は町長宛てだった。
その後彼女がどうなったか誰も知らない。
これで終わりです。読んでくださった方々ありがとうございます。




