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CDI  作者: 釁清宥撕
3/7

 毎日の夕食は自分が作らないといけないから、母親の帰りを待ちながら作っていたが、碧ちゃんの素振りのことで一杯だった。

 作り終えた頃、

「ただいま。はぁ、もう嫌になっちゃう。」

と言いながら、母親が帰ってきた。

 思い切って、自分の過去について聞いてみた。

 過去についての質問は私は幼き時、何故此処にいるのかなどについて考えていたが、親はこの人たちということ以外はどうでも良いやと思い始めてから考えなくなった。

 又自分にとってどうでも良いことは、ほっとくようになり、自分の幼いとき以前(0~3歳ぐらい)の記憶を覚えていないことをどうでも良いと考え、ほっていた。しかし、この覚えていないことを重要だと考え、出たことだ。

「0~3歳頃の私について教えて。」

すると、母親は

「どうしたの急に。」

「最近、なんか0~3歳頃の自分について知りたくて。」

「ふーん。葉瑠、もしかして記憶が戻ってきた?」

「えっ、記憶が戻ってきたってどういうこと?」

「いや、いいのよ。何でもないわ。」

「何でもなくない。どういうことか説明して。」

と言った途端、母親は逃げるように自分の部屋に入っていった。

 私は0~3歳頃に何かあったと確信したが、その何かは、まだ分からない。

 が、とりあえず母親に夕食はどうするかと聞いたら、後で食べるから先に食べていてと言った。私は食べながら、考えていた。

 今日の、母親の言ったことから、多分0~3歳頃の記憶は何かあって、忘れてしまった。しかも、逃げるように部屋に入っていった様子から、相当言いたくないことかもしれない。

 そして、碧ちゃんのあの様子から夢は現実で起きた事件に似ている、若しくは本当にあったのかもしれないからあんな素振りをしたのかといろいろと考えているうちに食べ終えていた。

 私は風呂に入っても、ベットに入っても頭はそのことで一杯だった。下では母親が食器を片付けている音がするが、今日は、聞くのは止めようと決め、考えるのを止め、寝た。

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