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未来予想図  作者: 星田実の里
第一章
9/10

先に号俸制になった同僚の話

私よりも先に号俸制になっていた同僚。

なったはいいけど、いいことがなかった。

私よりも、経歴が少ない同僚が号俸制になり、本当にショックを受けた。

何故なら、その彼女は、仕事も真面目にしなければ、サボってばかりだったからだ。


ただ、課長に目をかけられてはいた。

人に取り入るのが上手だ。


なので、号俸制になれっこないと、太鼓判を押されていた私達の職種が、あの彼女のおかげでなれたというのは勿論ありがたいと思う。

その一歩がなければ、今の私達も無いのだから。


開拓してくれたも同然の彼女なのだが、何かと不運に見舞われている。

号俸制になってから、半年した頃。

急にご主人さんが、病院に救急搬送された。

病名は、「大動脈解離」という、大病だった。

普通の場合は亡くなっていただろうと言われた。


8時間に渡る大手術の末、ペースメーカーを入れて生活している。

彼女が、家の大黒柱である。



先行きが心配です。

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