表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BOX ー神の箱庭ー  作者: 橋姫
11/88

屈託 後編

残酷なのは、神なのかクロネコなのか

それよりも真実なのでは…なんて思ったりもします。


…なんて厨ニっぽくゆってみました!

さてさて本編へどうぞどうぞ!

海の視線はすぅっとまっすぐモニターを捉える。

モニターに映る、クロネコを。

〈あっははーそういうこと?いいね、もっとわかりやすい。あーでも根本に関わるルール改変は僕にはできないんだけどね?黒巫女次第。〉

なんの話をしている…?


ルール改変?

何やそれ。


〈承知致しました。全てを話したルームマスター様にのみ、私達が特別にルール項目を追加しましょう。私達の主は寛大な御方です。神に感謝しなさい。〉


なんの話や…?

「おおきに…神様。」

困惑する私に海は笑いかけ、そして頭を撫でた。


なんだかとても懐かしい匂いがした。


海の話してくれた話は、よくあるつまらない話だったけれど、うちはそれを聞いて涙を流した。



走馬灯のように蘇る記憶に包まれて…うちの意識はゆっくりと薄れていく。



「すまんなぁ」

そんな声がかすかに脳内に聞こえた気がした。

うちの目の前にいる海の顔は…約束をすっぽかしたときみたいに笑っていたけれど、頬を伝うなにかがきらきらと光っているように見えた。




















「…様。耐えて下さい。」

黒巫女の無機質な声。

痛い…。手の指先の方からじわじわと壊死していく…そんな痛み。

こんな痛みに耐えられるわけ無いだろうと黒巫女に訴えると、黒巫女はかすかに笑う。

「…様とクロネコ様が始めたことですから。それに我らが主に逆らった罰です。後数日は持ち堪えて下さいね?主様は見ておられます。」

クロネコは…関係ないからと言うと黒巫女はあっさりと認め私に謝罪する。

「そうでしたね、彼はあなたに利用されただけ…でしたね。申し訳ありません。」

彼は私を知らない。

いや、覚えていない。

これは罰。

でも仕方ない…か。

でも、終わるまでは…死ねない。

そう答えると、黒巫女はその言葉に満足したのか、別の部屋に行ってしまった。





             ー第Ⅲ章 Endー









海とⅢ。どちらも似たような訛りでしたね。

わかりづらかったかも?

もし、そんな方がいればごめんなさい。

関西人ではないので関西人の方言には疎いのです。

…つまりあの二人は似非関西z((

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ