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風の便り  作者: 水谷一志
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彼女の夢 三

 そして宏樹の、

 「ライブの日時だけど…、俺たち西高の体育祭の方が北高より後にあるから、その体育祭が終わった後の夜、場所は俺たち2つの高校の運動場で良くねえか?

 それだったらステージとか音響とかも体育祭の時のがそのまま残ってるし使えるんじゃね?

 あと先生には事情を話して納得してもらうしかねえな…。」

という抜群の仕切りで、また、

 「とりあえず観客は西高、北高の生徒に声かけよ、な?」

との発案で、俺たちはそれぞれのクラスメイトや部活の友達に声をかけることになった。

 すると、

「面白そう!」

「たまには俺たちも気分転換しないと…。」

という反応が俺たちの高校側からあり、また、

「風花ちゃんのライブだったら、参加したい!」

と言う声が、北高の方からあったそうだ。

 (それを聞いて俺は、「風花はみんなに好かれているんだな。」と思い、1人嬉しくなった。)

 あと、問題は…、先生にどう話を通すかだ。

 「…そこは俺が責任を持って話するよ。」

と俺は宏樹たちの前で言ったのだが…、あまり自信はない。

 でも先生に話を通さない限り、このライブは計画そのものが頓挫してしまう。だから勇気を振り絞って体育祭担当の先生に話をする。


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