町を滅ぼす龍
妖刀の真の恐ろしさが今明かされる
俺が前に受けた依頼を軽々達成したので最近は、モンスター討伐の依頼が増えてきました。
「しっかしこの妖刀よく切れるよなー。」
俺は刀の手入れをしながら話している。
「最近はモンスター討伐の依頼が多いですね、戦うのはあまり得意ではないので他の依頼ならお任せ下さい!」
「おう、任せた」
「てんちょーはギルドの登録とかしないんですか?」
「ギルドかーま、一応登録しとくか。」
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「よーし、登録してきたぞー、ミカドはもう登録してるんだろ」
「はい、一応ギルドの上級クラスなんですけどね。」
「ふーん、そっちでも良かったんじゃないか?」
「そうなんですけどねー」
なんか理由とかあるのかな?まぁ聞かないでおくか
「じゃあ畑耕す依頼があるからすぐ終わらすぞー。」
「はい最近は暇じゃなくていいですねー。」
「広い畑だなー、時間かかりそう。」
「まぁ頑張りましょう。」
もう、1時間くらい経ったかな?相当広い、やっと半分くらい。
はっ、遠くから気配を感じた、なんだか普通じゃない。
「おいミカド、遠くから何かが来てる、警戒しとけ。」
「ちょっと待って下さい、私千里眼使えるんで」
なにそれかっこいい、ミカドは目を閉じた。
「もう終わりです。終末の龍が近づいてきています、覚悟を決めましょう。」
「なんだそのラグナロクなんちゃらってやばいのか?」
「やばいなんてものじゃありません、ラグナロクドラゴンが来た町は必ず滅びます、倒せても幼体に戻るので。」
ヤヴァイことになった。
「よし、倒そう。」俺は妖刀を取り出した。
「無茶ですよ!諦めましょう·······」
「回復魔法と強化魔法なら使えんだよな、援助頼むよ。」
「でも!」
「諦めるな、俺にはこの妖刀と、お前がいる。」
俺はそのラグナロクなんちゃらが来るまでじっと待っていた。
バサッバサッ······来た!
「ミカド!攻撃上昇と跳躍上昇、浮遊魔法をかけてくれ!」
「はい、てんちょー!」
おお!力がみなぎる!今なら魔王でも倒せそうだ
俺は飛び立った、軽く地面から20メートルくらい離れた上空に浮遊。
するとドラゴンが近づいてきた、高く刀を振り上げ、そいつの脳みそにグサッ、やはり血は妖刀に吸われているようだ。
この一撃でかなりダメージを与えたようで、もう弱ってきている。
刀を引き抜きさらに斬りつける、すると突然高度が下がっていき、ドラゴンは墜落した。
「なんだい終末の龍てこんなものか。」
ミカドは声を出せていない、ずっと口をぱくぱくさせていた。
ドラゴンが小さくなっていき卵になった。
「よし、持って帰って育てるか。」
「バカですか!?」
まぁかるーく無視して、畑を耕し報酬をもらって店に戻った。
卵は籠に入れておいた。魔法使ってみたいな。
「なぁミカド、魔法ってどうやったら習得できるの?」
「ギルドでカード貰ったでしょそれで···」
まぁとゆーことで俺はドラゴンをたおした経験値で水系の魔法1式を習得したがまだ大量に残っている。
ぼふん!
何がなんだか一瞬わからなかったが悟った、スライムになってる
「てんちょーどうしたんですか!?」
俺は大急ぎで井戸に行き飛び込んだ、もとに戻った。
ふぅー危ねえ、なんでまたスライムに戻ったんだ?俺は妖刀を見る、あ!そういえば血を吸いすぎると保持者がスライムになるって言ってたな聞いときゃ良かった、俺は水浸しのまま店に戻った
「あ、てんちょーさっきの何なんですか?」
「あーこの妖刀血を吸いすぎると保持者がスライムになるんだよ、水をかければ治るから今度こうなったら、ぶっかけてくれ」
「はい······」
怖かった怖かった怖かった怖かった怖かった怖かった
調子乗ってドラゴン出しました感想とかよろしくです