取り合えず慣れる為に番外編
帰ってきました。詳しくは後書きで
素晴らしい朝だ。6時起床。朝御飯は好きなメニュー。それに今日は正式に国王をやめられる。こんなに素晴らしい朝はない。…筈がなぜか嫌な予感がする。ほら。廊下を力強く走る音が聞こえる。まぁ、隣の部屋だろう
ガチャ
「ツイ!!!」
え?私?
「あ、ヒューラー。どうしました?」
「ヒューラーって言うな!お前やったな!」
「え?何をですか?」
「説明してやる!」
今日は素晴らしい朝だと思う。まぁ、今日に限ってマトモな事がないだろう
「ご主人」
ほら。ヨークが来た
「どうした?」
「ツイに配属希望をとったのですが…」
絶対悪いニュースだ
「海軍を選択しました」
は?
「わんもーたん」
「本当に英検1級持ってます?ツイが海軍を選択しました」
ちょっと待って。確か海軍は今、大演習に備えて訓練中。つまり兵力が要らない状態。空軍はヨークがいるからいいとして…
「ツイの前世の所属は?」
「陸軍の技術部でした」
あ~~~。つまり陸軍の連中がこの事を知ったら…あ!フラグだこれ。
「失礼します!イエラスです!」
あー…言わんこっちゃない
「入れ」
「今日助殿!なぜ元陸軍技術部のツサイさんが海軍なんですか!?」
「いや、あのな?配属はアイツの希望を取ったから…」
「で す が !今の陸軍は人員不足です!前にもそう仰いましたよね!?にも関わらずツサイさんを海軍へ配属させるんですか!?先の大戦で勝利を掴んだ切っ掛けは我ら陸軍兵!確かに報酬も貰いました。確かに休暇も貰いました。しかし!人員不足は解決してないのですよ!」
「オ、オウ」
気迫がすげぇ…
「失礼します!イムです!」
またか!
「入れ」
「今日助さん!なぜツサイさんを海軍配属にしたんですか!」
「別にお前はいいだろ!!!」
「よくありません!ツサイさんは陸軍の技術者でも優秀な部類に入ります!海軍にはもうやる事がないんですよ!」
「オ、オウ。だがな、配属希望はツサイが決める事だし…」
それに面倒くせぇ…
「「それをなんとかするのが今日助さん(今日助殿)じゃないですか!」」
「オ、オウ。ちょっと言ってくる」
下剋上とはこう言う事か
「…って事があった。この紅茶美味しいな」
「では陸軍に変えますね。入れたてですので」
「んじゃ!宜しくぅぅぅううう!!!ばいばーい!!!」
元気だな…。よし!配属届けを変えて来よう
「ヒューラーって呼ぶな。今日助君と呼べ」
まだいたんですね
家の事情であと3ヶ月空ける予定でしたが早めに終わった為、再開します。これからも宜しくお願い致します




