学園生活2
「あの…ラートちゃんは…どうしてこの学校に…きた…の?………すみま…いえ…なんでも」
ものわかりいい子だね。助かるよ
「適当に任せたらこの学校になった」
そうだよね。あってるよね
「そうなの…僕はね…」
僕っ子かーーーい!!!
「お父様が…いい男を探してこい…って…結局…学校で探す事に…なったんだ…」
「わかるよ。こっちの意見は通らないし何かと条件をつけてくるし自分の時はこうだったってめっちゃ言うし」
「そうそう…それに…暴力を…振るって…くるし…」
「うん。しょっちゅうあった。ねぇ。よかったら友達にならない?」
「え?…僕…と…?」
「お互い似てるしさ。ね?」
「う…うん!僕…初め…て…友達出来たんだ…よ」
いい子だなぁ。コイツを嫁に貰いたいわ
「そういや名前は?」
「ウィンカー…です」
「よろしく。ところでさ。急がなくていいの?そろそろ時間じゃない?」
「は!急ご…う…」
時間ないのね
~どことは言わないが外~
「はい。全員揃いましたね。では授業を始めます。起立!気を付け!礼!」
軍の挨拶を取り入れててビクッた。まぁ俺は伊達でも軍人だから簡単よ
「「「「「「「おぉ…!」」」」」」」
え?なんか注目を浴びてんだけど…
「ラートさん凄いです。マルデ本物ノ軍人サンミタイデス」
最後、棒読みじゃん
「では始めに皆、自分の武器を持ってきてますね?」
え?いきなり武器とかハード過ぎない?つか俺、銃しかないし死人出るよ?
「先生。私、銃しかないんですけどどうすればいいですか?」
「大丈夫ですよ。部位再生が可能なので『基本』死なないですよ」
伏線を張ったな
「じゃあまずは珍しい武器を持っているラートさんとコルスロットさんでやって見ましょう」
オイ!さっそく人が死ぬぞ
「ラートちゃんよろしくね」
「う、うん。よろしく」
~位置についてます~
『よーい!始め!』
「ラートちゃん。言っとくけど私のお父さんは軍人だから私も習ってたりするのよ?」
あっそう。俺、頂点だから。はい。すいません。調子にはもう乗りません
「ラートちゃん!覚悟!」
ボォン! バキッ!
「え?」
俺も『え?』なんだけど。音が銃じゃないね。これ。しかも反動が想像以上に強いし。そのせいで逸れたし。次はもっと体で支えて…
ボォン!
「ウワァァァアアア!!!」
『試合終了!衛生兵!』
どこの兵士だよ!
「次!」
あ!ヤベ。癖で『次!』って言っちゃったよ
「じゃあ次は男子あら行きましょう。ではオーロン君。お願いね」
「泣かせて見せましょう!簡単ですとも!」
(ラートちゃん終わったな)
(あの天才と戦うなんて…)
(魔力量500だってさ)
少な!俺はもう1万超えたよ。あ!俺ってもしかしてバグかな?まぁいいや
「へい譲ちゃん。泣きたくなければ降参しな」
チッ!殺してやるわボケ!軍人舐めんな!
『よーい!始め!』
「譲ちゃんからどうぞ」
言ったな?後悔すんなよ?
「ありがとうございます。死ね」
「え?」
ボォン!
「『ダブルシールド』」
二枚重ねのシールドだな。魔法には強いが兵器には通用せん!(前に限界のトリプルシールドで実験した結果、余裕で貫通した)例え銃弾を防ごうともまだ子弾がある!
パリン!パリン!
からの拡散!
「グワーーー!!!」
勝った!あれ?まだ生きてる。残りの魔力で再生したんね
「なかなかやるな。だがその武器!近距離を苦手とすると見た!『ショートテレポート』」
後ろに来るパターンだね。あとその推理は大外れ
サッ
「何!?」
ボォン!
「ウワァァァアアア!!!」
はい。天才沈黙!
『試合終了!衛生兵』
もうツッコまん!
学園生活中は次回予告なしでお願いします。T200強イデスネ(棒)




