30.ラシアのお使い3
~夕暮れ~
「でえぇぇぇぇぇぇぇんんんんんん!!!!!!さーゆーすしーれじーれろーすてーらふぉーすとらしーさえいすてーす………」
こんにちは。ラシアです。今、私はトワドラが出現するまで歌を歌っています。例えばカチューシャとかとかタチャンカとかを歌っていました。先程まではソビエト社会主義共和国連邦国歌を歌っていました。そろそろ日がくれるのでさっき、作った料理を食べます。献立はボルシチ、ウォッカ(モドキ)、パンです。まさに最後の晩餐ですね
~そして待ちに待った夜~
「おぉ!」
死骸が光った。それはそれは見事なドス黒い赤。例えるならば血の色。そして死骸がドンドン立ち上がってだいたい200m付近で止まった。この大きさは勝てない。そうだ。遺言を言っておこう
「あぁ。偉大なるヨークお兄様!こんな無力な妹を許して下さい!キョウさん!いえ…今日助様!色々と無茶苦茶な依頼を受けないで欲しかったです!今後は私の様な人?を作らない事を祈ります!さようなら…」
あぁ。死ぬのだな。最後は目を瞑って死のう
「…………………………」
………………………………
「…………………………」
死なないのだが?ま、まさか!ボルシチパワー(絶対違います。あとボルシチパワーってなんですか?ソビエトバイアスじゃないんですか?)。もしかしたらウォッカパワーかもしれない!(絶対違います。あとウォッカパワーって以下略)左目を開け…右目を半分開ける
「えぇ…」
トワドラが…ボルシチを地面ごと食ってる…
「えーと…。トワドラさん?」
(何?)
「喋るんかい!」
って声が聞こえたいから喋ってはいないな
(喋ってはない。貴方の頭に考えてることを送ってるのだよ)
「へぇ。ところで何してるの?」
(この肉や我が嫌いな野菜が入ってる赤くて暖かい水を飲んでいるのだ)
一人称が『我』なんだ…
「ボルシチって言うの。美味しい?」
(不味かったら地面ごと食っておらん)
デスヨネー
「もっといる?」
(あるのか?)
「家に行けば」
(撃ちに行けば!?)
「違う違う。訂正。家に行けば」
(では今から行くぞ!背中に乗れ!案内しろ!)
「待って待って!トワドラさん!自分の身分とサイズを分かってます?」
(身分は知ってる。神からは『神殺し』と呼ばれておる。…がサイズはこれではダメなのか?)
「身長は?」
(218m)
「体重は?」
(3.5000t)
「今から出そうとしている飛行速度の最高速度は?」
(マッハ2億)
「ダメに決まってるでしょ!」
桁違いだよ!
「まず小さくなれる?」
(どのくらい?)
「1m」
(これでいいか?)
あら仕事が早いこと
「次に体重なんだけど20kgに出来る?」
(やったから持ち上げてみろ)
少し重い…けど…
「3.50000000/20と考えるとかなり軽い。気持ちしだいだね。次。移動は歩きで帰る。疲れると思うけどよろしく」
(あぁ。分かった。早く食いたいものだな。そうだ!移動しながら自己紹介をしよう!)
「あ!じゃあ私から。私はラシア。転生者で元はロシアと言う国の女性兵だよ。よろしくね」
一応事実
(次は我だな。我は名前がない。年齢は今年で5億2301歳。元は神殺しとして生まれた生物だ)
凄い自己紹介だな…
「なら私が付けてあげるね。えーと…。流石にポチとかタマとかはダメだよね…」
(ポチ!いい名前だな!ぜひこれからはポチと読んでくれ!)
えぇ…
[次回]31.¥☆△@$★▲©¢○▽®
昨日は投稿できなくてすいません。インフルエンザに感染してました。ちなみに学校のクラスが学級閉鎖になったそうです。すいませんでした




